• 273月

    F055824F-4ED4-471B-8FB1-363B79F75C53

    食べ物の中で、きゅうりが唯一苦手です。
    そのきゅうりが今よりずっと青臭かった高校時代、
    鼻で臭いを感じないように、口だけで息をしながら、
    きゅうりの薄切りの練習をしました。
    普通科と家政科がある女子校の普通科だったんですが、
    家庭科検定?を受けるのは普通科の生徒も必須でした。

    どうしてこの話題を思いついたかというと、今朝の日経、
    「4月1日 高校で新指導要領が始動」という記事を読んで。
    IT・投資、実学的学びが拡充されるそうです。
    ITは知っていたけど、投資も?? いいな今の高校生。

    自分の10代のころは、中学から男女別々の科目ができて、
    男子は柔道、木工、女子はダンス、調理実習、といった具合。
    柔道やりたい、木工やりたいと、先生に言いに行ったけれど、
    認められず。そんなことを単独でしてたのでしたよ。

    思い出すと、良妻賢母育成を目指していたのかなと思うような
    高校(地方なので選択肢が少ない)での家庭科検定でした。
    が、そんな中、倫理社会の課題で書かされた!?作文、
    「主婦について」だったか、そんな内容に対する自分の意見。
    考えに考えて、主婦は報酬はないけれど立派な仕事、みたいな
    ことを書いた私の文に、課題を出した女性の先生は、赤ペンで、
    経済的基盤のない自立はあり得ません。

    それが今の自分に繋がっているのかどうかはわかりません。
    が、事あるごとに思い出す、このO先生の文字です。

    その女子校は今年の春、男子校と統合されて校名が変わります。
    私の後、何年ごろまで、きゅうりを切る家庭科検定の受験が
    必須だったのかは知りません。

    写真は今。近未来の!?日本語教育を話し合う次世代の人たち。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

Recent Posts