• 3011月

    今日は、インターカルトの学生と教職員が選ぶ、
    「私の今年の漢字」の校内応募の最終日。

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    一昨年は、大阿久さんと一緒に発表会をしました。
    2016年の今年の漢字は「変」でしたよねー。

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    日本漢字能力検定協会が清水寺で発表する、
    本物の「今年の漢字」にも、もちろん団体応募します。

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    私も今日、一文字書いて応募箱に。
    残すところあと一ヶ月となった2018年。
    「色々ありました」と100回言っても言い足りないくらい
    新しいことが色々あって、ばたばた過ぎた一年でした。

    皆、どんな漢字を選んだのでしょうねー。乞うご期待です。

  • 2711月
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    海外のホテルに泊まると、
    「この水は飲料水ではありません」というような意味の英語が
    浴室の蛇口の傍に書いてある、ということがよくあるのですが、
    今日、新宿で入ったトイレの蛇口のところにはこれが…。
    写真、ぼけぼけですが、「この水は水道水です」。

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    だから?
    水道水だから飲めますよ!という意味でしょうかね、やっぱり。
    でも、蛇口から飲みたくなるような感じのトイレではなく。

    さっきから、「入管法改正案、衆院本会議で可決」という
    ニュース着信のお知らせが、スマホの画面にちょこちょこと。

    これから外国の方たちが、もっともっと入ってくるなら、
    こういう、まわりくどい書き方は避けた方がいいと思う。
    いやいや、それより、日本語だけの表記って…ないでしょ?

    トイレの話続きで言うと、日本人の私でも、
    どこを押したら水を流せるの? と迷うことしばしば、
    大あり小あり、その他、水流音、ウォシュレットの機能あまた。
    私の知る限り、こんなに複雑なトイレ、日本だけです。

    外国人人材受け入れのためのシステムの整備は、
    こういうことも含めて、ですよね。
    オリンピックも近い、万博も控えることと相成った ~_~;

  • 2311月
    Categories: 雑感 Comments: 0

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    (「傘」で検索したら出てきたmyアルバムの写真)

    井上陽水の「傘がない」。
    ♪——-
    テレビでは 我が国の将来の問題を
    誰かが深刻な顔をして しゃべってる
    だけども 問題は今日の雨 傘がない
    ♪——-

    数日続いた喉の痛みと咳が収まったと思ったら、
    今度は、右手の小指と薬指の側面と、
    右腕の側面が痛い。傷がないのに水がしみる感じ。

    神経痛かなとか、リウマチかなとか、
    もしかしたら帯状疱疹かなとか。
    これ以上痛くなるようだったら病院に行こう。

    なんて思って寝る支度しながらテレビを見たら、
    「2025年万博開催地、大阪に決定」という速報が。
    あら、オリンピックに続いて万博まで!
    その準備のためにさらにまた人材の不足。
    日本、大丈夫だろうか。

    だけども、問題は右手の指と腕の側面が痛い。

  • 1811月

    立教大学の中原淳研究室のブログに、
    「なぜ、ひとは、年をとると「話が長くなってしまう」のか?」
    その理由として掲げられたうちの2つ、
    1.年をとって「知識」が増えた分だけ、知っている知識を「てんこもり」にしたくなる
    2.年をとって「経験」が増えた分だけ、もりこむ「小話」が増えた

    ・・・。警鐘! 警鐘! 警鐘! ←もちろん自分に。

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    昨日は、福島県国際交流協会との共催で行った文化庁委託講座の第2回。
    県内各地の教室で活躍するたくさんの方々が集まってくださいました。

    担当する講座での自分もそう、日頃の自分はもっとそう、
    外国人学習者の言いたいことを引き出す役割の皆さんもそう、
    「そう」とは、
    冒頭の知識と経験の「てんこもり」と「小話」が発する警鐘です。
    自分の伝えたいことはわかりやすく、要領よく、短く、
    そして何より相手の話に耳を傾ける、年をとったら心がけるべきこと。

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    福島の美味しいものに舌鼓を打ち、夜の新幹線で帰ってきました。
    縁あって、何だかんだで毎年行っている福島。来年もぜひまた。

  • 1611月

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    齋藤先生、椿先生と一緒に、夕方の新幹線で福島に来ました。
    文化庁委託事業「生活者としての外国人」のための日本語教師初任者研修、
    第2回は福島県国際交流協会との共催で、一同、参りました!
    通学コースの方も、今回だけはWEBコースの皆さんと一緒に、
    ライブ配信の授業に、画面の向こうから参加していただきます。

    さっき、ホテルの近くのお店で、三人でお夕飯を食べての帰り道、
    台湾での同窓会に一緒に行ったの、もう5年前!と言われて、そうなのかと。
    日本から教職員16名で行き、120数名の卒業生が集まってくれたのでした。

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    懐かしく思い出したので、あの時の写真を一枚にまとめてみました^^
    齋藤先生、椿先生、明日もふぁいと!で。

  • 1611月
    Categories: 雑感 Comments: 0

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    2週間くらい間に、
    年賀状のプリントのチラシと、友達からの喪中のハガキが
    一緒に届きました。街はイルミネーション。もう年末。

    カゼはふくもので、ひくものではない。
    プロの落語家は絶対に風邪をひかない。
    喋って唾液がたくさん出るから、その免疫力のおかげで。
    ふーーーーっと、息を細く長く、吐いて吐いて吸って吸って、
    …これ、長寿につながる。長息は長生きだから^^

    昨日の夕方から西新宿であった会議のスピーチで、
    A社の社長がおっしゃっていたことです。

    こちらは不覚にも風邪をひいてしまいました。
    喋りまくっているくせに、唾液はどうした。免疫力は。

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    昨日は、2019年後期のインターカルト奨学金の授賞式でした。
    ご本人もですが、親御さんたちが喜んでくれるそうで、
    それもとても嬉しいです。

  • 1311月

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    後ろを見るより前を見る方が好きなのだけれど、
    最近、過去をたどる機会がよくあります。
    昨日は、創立15年目から30年目まで校舎があった信濃町の明治記念館で。

    あまたの紆余曲折を経て今に至るインターカルトが、今在る所以の皆様。
    経営の継続を可能にしてくださった弁護士、公認会計士の先生方、
    教育の基盤を築いてくださった、恩師であり、上司であった先生方、
    創立18年目から35年目までのインターカルトの元株主の皆さんで、
    明治記念館は、毎年、株主総会をした思い出の場所です。
    またしても大きな転機に遭遇した2018年の締めくくりに、
    旧交を温める会を。

    創立何年目になになに、と語れる人、もうほぼいません。
    いつか私もお呼ばれしたいなと思いながら、あとしばらく前向きに、
    いつか来し方となる行く末づくりをしようと思った、
    創立41年目の昨日でした。

  • 1211月
    Categories: ことば Comments: 0

    この間の金沢で、いずれ恩師となる先生に紹介していただいた本。
    『翻訳できない世界のことば』エラ・フランシス・サンダース著。
    以下は、訳者の前田まゆみさんによる「はじめに」の一部です。
    ……………
    いま、わたしたちの世界は緊密につながり合っていて、
    じぶんの気持ちや、毎日がすばらしかったりつまらなかったり、
    といったことを伝える手段をいろいろ持っています。
    でも、コミュニケーションのスピードや頻度の高さは
    つねに誤解をうむ余地にもなり、
    わたしたちは今までになく、翻訳のなかで迷子になっています。
    頻繁にすばやくコミュニケーションをすることはできても、
    言葉の解釈や、そこにこめられた感情や要望などの
    理解のギャップをうめることは、そう簡単にはできないのです。
    ……………

    “ひとことでは訳せない、世界のユニークな単語たち”が計51個。
    たとえば「ポーレッグpalegg(aの上に⚪︎あり)」ノルウェー語。
    「パンにのせて食べるもの、何でも全部」を意味するそうです。
    じゃあ、同じくこの間の金沢で会ったご夫妻からいただいた、
    能登半島大脇昆布製の「トーストにかけて食べるこんぶ」も
    ノルウェーではポーレッグなのだなと。

    インドの西南部地方の言語、トゥル語の「カレル」は、
    「肌についた、締めつけるもののあと」、
    たとえば、ちょっときつい腕時計とか小さめの靴下のあとなど。

    これを読んで、我が故郷で言う「たごまる」を思い出しました。
    セーターの下に着ているシャツがずり上がって、腕のところで
    ぐしゃぐしゃっとまとまっている状態、「たごまってる」。

    一昨日の文化庁の委託事業、
    「「生活者としての外国人」のため日本語教師初任者研修」の
    初日の第一発目の私の講座中にこれを突然思い出して緊急脱線、
    この「たごまる」の話を“私の故郷 足利”の言葉としてしたら、
    「私のとこ岩手でも言いますよ!」と目の前の受講生の一人が。

    実家の家族や地元の友だちにしか通じないと思っていた感覚を、
    この岩手の人と共有できた!という感動。
    急いで調べたら、北海道弁、仙台弁、茨城弁と、出てくる出てくる。
    そうなのだぁ。日々是発見。

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    というように、土曜日の午前中は文化庁の講座(写真左下)を、
    目の前の受講生とWEBで参加している受講生両方に向けて。
    午後は香港に向けてのオンライン説明会を若者たちと(写真右上)。
    便利な世の中になりましたね。と書きながら、
    冒頭に引用した前田まゆみさんのことばがチラリと頭をよぎる。

    さらに、日曜日はAEONでのボランティア通訳ガイド養成講座で、
    十八番の異文化理解講座「外国人の「なぜ?」」。
    駅でユンケル黄帝液をぐびぐび飲んで臨みましたが^^
    反応のいい皆さんと、楽しく元気になれたひと時でした。

    ことばのあれこれを考えること、とても好きなので、
    この仕事やめられないなと思います。
    翻訳できない日本語を伝え、理解してもらうのも先生の仕事ですね。
    私はといえば、最近はもっぱら、
    日本を背負って「べき論」言うのが仕事のようになってますけど^^;

  • 0611月
    Categories: 海外, 雑感 Comments: 0

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    8年前の今頃の Lucca Comics & Games。
    トラの柄の着物着て、イタリアでこんなことしてたんですよね。

    これだ!と思ったら、迷わず突進。
    Luccaという街にイタリア中から30万人も集まる、
    50年以上続くヨーロッパ最古のイベント(…だそうです)に。
    日本のアニメの登場人物姿で闊歩する皆々皆々に、
    日本のサブカルチャーの威力を見た、最初の経験でした。

    これだ!と思ったら、迷わず突進。…の態勢は基本、今もですが、
    若干の思慮を持ち合わせた分、若干動きが鈍いかなと思う、
    平成最後の秋です。天高く馬肥えたくない秋。

    追記:
    着物の柄、トラではなくヒョウです、
    というご指摘をいただきました。失礼しました^^

  • 0311月

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    金沢から思い先行の加藤です。
    最近、そんな自分に辟易することしばしばだったのですが、
    一昨日の11月1日は溢れるほどの熱き思いを持つご夫妻と会って、
    喋って呑んで食べて、そんな溜飲が下がるようなひと時でした。

    思いは、熱いだけでなく、重いことが大事なんだとも。
    私たちを繋ぐ目に見える線は日本語教育なのだけれど、
    白石さん松田さんお二人がそれぞれ有するさらに広く深い世界と、
    日本語教育を含むそれらに寄り添いながら展開する生き方と
    重い思いが、私たちを繋ぐ、より太い線なんだろうなと思いました。

    ああ、いつから私はこんな思い持ちになったのでしょうね。
    この間、ひょんなことから、
    幼稚園時代の芋掘りの集合写真を見る機会があったのですが、
    みんな、にっこにっこ笑って写っている中で私だけ無表情。
    あの頃の私は、人前で笑わない、喋らないという典型的な内弁慶で、
    小学3年生のクラス替えを機に意を決して本来の私に変身した、
    というあたりから今の自分なんだと思います。

    金沢から東京に戻る北陸新幹線に乗っています。
    本来の金沢の目的でのあれこれはまた後で、改めて振り返ります。