• 3112月
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    「新しい元号は平成であります」という、
    小渕元官房長官による発表は、1989年1月7日14時36分。
    私は、インターカルトのまだ非常勤教師で、
    冬学期が始まる直前のこの日、飯田橋か市ヶ谷かの駅のホームで、
    それを聞いた気がしているのだけれど、
    当時、スマホでそれを見たり聞いたりできたわけではないので、
    ただの思い違いかもしれません。

    なんであれ、まもなく終わる私の平成30年間は、
    最初、日本語教師の駆け出しだったということを考えただけでも
    なんとまあの連続で今日に至る、です。

    そして今年、2018年もまた、なんとまあの一年。
    岐路に立った時、いつもほぼ迷わず右とか左とか選んできたけれど、
    こうなりますと、人から決められるということもあるのですよね。
    その中で過ごした一年。次から次へと大忙しの日々でしたが、
    あちこちで喋った私の思いを、ちゃんと受け止めてくださった、
    ウチ、ソト、すべての皆さんに感謝です。

    戌年(いぬどし)の終わりに、彼らにも心からありがとう。
    本当にありがとう。

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    そして、いよいよくるか、亥年!
    引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

  • 2612月

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    日本語教育推進法案の早期成立を求める署名の呼びかけです。
    私も呼びかけ人の一人です。
    なぜ早期成立が必要なのか、この呼びかけの文章をご覧ください。

    外国人が住みやすい国、住みたい国であるための人と社会の共創、
    外国人人材育成における日本語教育機関の新たな価値創造が、
    今の私のテーマです。

    今日は、インターカルト日本語学校の教師会、
    長期コースとウィークリーコースの教師55人が一堂に会しました。
    私からは、昨日政府が決定した、
    外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」と
    この「日本語教育推進法案」について話しました。

    教師会の後はスタッフも加わって、1階のラウンジで忘年会。

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    ここにいる日本語の先生たち、留学生のサポートをするスタッフたちが
    自信と誇りを持って仕事を続けられる未来のためにも、
    私たちが国の定める日本語教育の法律の下に存在し、その法律によって、
    今進められている外国人人材受け入れの基盤が築かれることが必要なのです。

    署名はこちらから。日本語教育関係者以外の方もぜひ。

  • 2512月

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    今年のクリスマス・イブはお勉強。
    明るい時間帯は「未来の教育コンテンツEXPO」。
    EdTechセンター矢口さん登壇のパネルセッション、
    「外国語教育へのAI活用の現場から
    ~サービス開発者とユーザーが語る活用実践報告~」。
    そして、暗くなってからは品川でナレッジマネジメント。

    切磋琢磨(せっさたくま)は、学問・道徳に、励みに励むこと。
    また、仲間同士互いに励まし合って向上することです。

    本日25日確定した、
    外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策のことと、
    日本語教育推進基本法早期成立を求める署名については
    明日ちゃんと文章練って書きますね。
    今はとにかく眠い。

  • 2312月
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    年の瀬ですねぇ。
    新宿駅の花屋さんのお正月飾り(上段右)、
    学校の前の道で毎年商売する’ しめ縄’ 屋さん準備中(その左)、
    新宿駅西口広場階段のメリークリスマス(その下)、
    京王線新宿駅ホーム壁の有馬記念の宣伝(その右)、
    大國魂神社境内の大晦日と初詣の屋台準備中(下段)。
    これらまとめて年の瀬の風景。

    今日は、岡山/愛媛で疲れた体に鞭打って、
    朝一で用事をしてから午後学校へ。
    何しに行ったかというと、机の上と周りの片付けをしに。
    ある事情があって、三連休明けに机の周りを見られてしまうのです。
    普段からきれいにしておけば、なーんてことないことなのに。
    三つ子の魂百まで。とほほです。

    ああ、「ある事情」っていう歌がありましたね。小林麻美の。
    さすがの私も疲れました。今まだ帰りの電車の中 ~_~;

  • 2212月

    初四国は愛媛県、縁は日本語教師養成講座の修了生。
    私が30代半ばのうら若き‘先生’だった頃の教え子、
    まなみさんが副主任を務める日本語学校を訪ねました。

    初めてお目にかかった理事長先生の一貫した溢れる思いが、
    すうっと染み込む水のように
    多忙を理由に乾かし切った我が脳みそのスポンジに染み渡り、
    ああ、ここがまなみさんの活躍する場、来た甲斐あったなと。
    大歓迎の眼差しで乗り出して私の挨拶に応えてくれた、
    教室で学ぶ学生さんたちの様子にも、ああ来てよかったと。

    新居浜市の歴史も初めて知りました。
    (すみません、地理歴史に疎いままの我が人生ゆえ…)
    以下、伺った話をうまく要約できないためWikipediaより。

    江戸時代に開坑された別子銅山で繁栄の足がかりを築き、
    その後非鉄金属・産業機械・化学工業など住友グループと
    その協力企業群により発展を遂げた。瀬戸内有数の工業都市。

    へえへえへえを100回くらい押したかった。
    (古いですね、この感想^^; )

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    ところで、googleカレンダーで母と予定を共有しています。
    それによると、本日、
    「 13:00 – 15:30 慰問 太田 黒Tシャツ スパンコール」。
    太田は群馬県(うちは栃木県、でも隣の市)の老人ホームに、
    仲間と共にスパンコール付きの黒Tシャツを着て大正琴演奏の慰問
    …の模様。聞くところによると、
    慰問される側には母よりはるかに年下の人がいるのだとか。
    そりゃあそうでしょう、母83歳。
    明日は、32年前に亡くなった父との結婚記念日ですよねー。

    訪ねた日本語学校の母体は社会福祉法人。
    今、外国人人材に関わる様々な話題の中に在る私にとって
    とても貴重な機会に。ありがとうございました!

  • 2112月
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    岡山、晴れの国なのだそうです。
    全国で一番「晴れ」の日にちが多いのだとか。
    昨日は仕事のお仲間勢揃いで、
    来年に向けての晴れの日作りのミーティングと忘年会。

    今まで何度も何度もここに書いたことがある話ですが、
    ジョージ秋山『浮浪雲』(はぐれぐも)辺の巻、
    第七章「彼岸の人」の中での渋沢先生の言葉。

    「自分の意にそわぬという時に苦となります。
    求めても得られざるところに苦がございます。
    人の世は思うようにはならないもの。
    それを思うようにしようとするから苦になります。
    思うようにならないものを思うようにしないこと。
    お天気の日はお天気の日のように。
    雨の日には雨の日のように。
    天地の通りにおやりになったらよろしい。
    そのほうが道は開けましょうなあ。」

    大地のためには雨も必要。いや、雨が必要。
    でも、気分的には晴れてる方が断然いいんですけどね。

    さてさて。
    写真は「ようこそ」ですが、昨日来て、
    今日はこれから瀬戸大橋を渡って、初四国です。
    縁をたどってまいります。

  • 2012月
    Categories: 雑感 Comments: 0

    このブログを始めて15年と10ヶ月。
    毎日書いてて偉いねえとよく言われますが、
    最近の更新率、高くありません。
    あれこれすることを自分で増やしているものだから、
    ブログを書くところまで追いつかず。
    だからといって、1日が24時間以上あったり、
    自分がもう一人なんていうのは全く望まないので、
    こちらはぼちぼちいきます。

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    東海道新幹線で岡山に向かっています。
    老朋友tamakiさんを真似て、
    あさりの旨味たっぷりの深川めしを買いました。
    岡山まで3時間20分、お昼近くになったら開けて食べます。
    中身はこんな感じ(老朋友のお写真拝借^^)。

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    一つおいた席でPCパチパチ打ってる知らない人を横目に、
    こんなことを書いている今を「忙中閑あり」と言う。おそらく。
    しかし私もPC持参。深川めしの前にやり残しの宿題します。

    今朝ダウンロードした、クイーンの♪ボヘミアンラプソディー♪
    等々懐かしい曲を聴きながら。十代の頃が蘇ります。
    今イヤホンから聴こえているのは、♪キラークイーン♪。
    「次の停車駅は名古屋です。」

  • 1512月

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    足利大学2018日本留学アワーズ大賞殿堂入り記念祝賀会。
    アファンの森主宰、C.W.ニコルさん講演のタイトル、
    「心に木を植える」。

    森は光が通らないと、下で花が咲かない。
    木のことを考えたら水が良くなる。森は水の母。
    いい木を育てるために森は健康的でなくてはならない。
    間伐は森を生かすために必要なこと。
    SHINRINYOKU(森林浴)は今、外国で通じる言葉だそうです。

    足利大学が貢献してきた地球温暖化防止と通じる、
    人生論とも、はたまた組織論とも思えるお話でした。

    風力発電エネルギーの大家、牛山理事長、
    そして今日の、いや、殿堂入りの立役者、佐々木さん。

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    東京から大使館関係者、日本語学校の人たちもたくさん来て、
    足利で学ぶ数十ヵ国の元気で明るい留学生たちの姿を見て、
    思わずうるっときた留学生代表のスピーチを聞いて、
    我が故郷、足利を誇らしく思えたひと時でした。

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    足利よいとこ、一度はおいで。本日、神本先生と。

  • 1412月

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    みんなね、ほんと明るいですよね。
    こういうことも語学留学の大きな意味だと思うのです。
    JLPTの得点上げるだけが彼らにとっての価値じゃない。
    そもそも「語学学校」とは?ということを一度ちゃんと定義して
    世の中のきまりを作っていかないと、取り返しのつかないことになる。
    たとえば、拙速に事を進めようとしているというこんな報道に、
    非常に危惧を…。

  • 1312月

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    2018年のインターカルト日本語学校が選んだ
    今年の漢字は「変」でした。
    変なの〜、変じゃな〜い?…の変ではなく、
    変化の変、変わる・変えるの、前向きの変です。

    清水寺の和尚さんの真似をして練習したにもかかわらず、
    私が書いた変は変ですが、一つ発見したこと。
    良い筆は良い。良くない筆は良くない。
    「弘法筆を選ばず」って言いますけど、筆は良い方がいい。
    前回、団体応募した時にいただいた筆で書いたのですが、
    学校の置き筆⁉︎とは、書き味まるで違いました。

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    で、学校は千客万来。私もその中の何組かをお迎えし、
    明日はクリスマス・パーティ。
    学生たちが帰った後、スタッフの皆はその準備を。偉い!

    そういう私は今日も忘年会。銀座のあたり。
    天井からぶら下がったシャネルの5番の看板が眩しかったです。
    若い頃の忘年会は飲み会。
    でも、年を重ね、今私がしている忘年会は、飲みながらする、
    一年の振り返りと新年に向けての計画立案の会なのだ!
    と、これも今日の発見でした。
    日々是発見、日々是変化、日々是進化、2018年あと18日。