
新入生を迎える準備をしていたスタッフの作業テーブルの上に、
『安全な留学生活のために』。
イラストだけでなく、デザインも、書かれた内容も、構成も、
こういうのを作ろうという企画も、思いそのものも、
昨年末に亡くなった新宿日本語学校校長の江副先生。
これは、日振協に、日本語学校に残してくださった作品で、
この冊子が初めてできた頃のいろいろを思い出しています。
やっぱり、ものすごく偉大でした。江副先生。これも足跡…。
新入生を迎える準備をしていたスタッフの作業テーブルの上に、
『安全な留学生活のために』。
イラストだけでなく、デザインも、書かれた内容も、構成も、
こういうのを作ろうという企画も、思いそのものも、
昨年末に亡くなった新宿日本語学校校長の江副先生。
これは、日振協に、日本語学校に残してくださった作品で、
この冊子が初めてできた頃のいろいろを思い出しています。
やっぱり、ものすごく偉大でした。江副先生。これも足跡…。
先日、ひつじ書房から出版された、
『外国人受け入れへの日本語教育の新しい取り組み』(田尻英三編)
という本の第8章を担当させていただきました。
「認定日本語教育機関・登録実践研修機関・登録日本語教員養成機関における
「日本語教育」と「日本語教員養成」─新たな実施申請にあたって認識して
おくべきこと─ 」という長いタイトルなんですが、
これから申請を!という機関に向けて、制度の建て付けやポイントをまとめた
パートです。
ほかにも、明治書院の『日本語学』ー「日本語教育の資格と専門性」の号に
書かせていただき、
ココ出版の『日本語学校物語』には、・・・書いていただきました。
実は、私の日本語教育人生もいよいよ集大成かと、くらっときたのですが、
まだ、あともう少し、いや、それ相応に続きそうな感じです。
まあ、マグロだから(泳ぐのをやめたら死んじゃうから)、
その日のぎりぎり前日まで泳いでいるのですよね、きっと。あと100年くらい。
2024年度、最後の最後の、熊本と(福岡と)岡山。
飛行機で行って、新幹線で帰って来ました。
10年くらい前に熊本でお世話になった森義臣先生の、
83歳記念独唱会に行くことが元々の予定だったのだけれど、
だったら、会いたい人に会おう!…と思って移動移動移動。
熊本の西谷裕子さん、森義臣先生、
福岡から熊本まで来てくれた久留米の徳安貞子さん、
そして、岡山で会ったお二人の紳士(匿名希望^^)、
ありがとうございました。
私は何でも、基本、自分で決めます。人には頼らずに。
でも、頭と心が、歳のせいで鈍ってきたからなのか、
整理がつかなくて、誰かと話したいなと思った。
具体的な何かを話すのではなく、その人の今を見てみたい、
と、そんな感じで。
森先生の独唱会、初めて見た阿蘇山、飲んだお酒のこと、
毎日、冬のように寒かったことなどは、改めてぼちぼちと。
明日から2025年度。この思いつきは成功だったと思います。
新制度の下で始まった「登録実践研修課程 45単位時間教壇実習コース」、
その記念すべき第1期生の一人は、マレーシアのAtoZ Language Centre
校長の西尾亜希子さんでした。
西尾さんは、インターカルトの教師養成修了後マレーシアへ。学校設立。
AtoZは、インターカルトの文化庁受理養成講座のマレーシアサテライト。
海外で教える教師には経過措置がないので、試験ルートでの受講でした。
去年11月の日本語教員試験の基礎試験と応用試験(合格率8.7%)に合格、
だけでも偉いのに、コースを受けるためにマレーシアから来てくれました。
でも、来なかったら国家資格取れない、登録日本語教員になれないのだから。
前にも書きましたが、お初のものは“まず私が”のマイルール。
現職日本語教師、それも20年以上の経験という人たちに向けての授業は、
担当した私たちの方こそ“勉強になりました”でした。
そういうことをしながら、祝日も土曜日も日曜日も返上して。
西尾さんたち、登録日本語教員、おめでとうございます!
お疲れ様でしたー! 受講ありがとうございました。
コースが終わったと思ったら、すぐにISOの定期審査受審。
ふう。ということで、
私は、無事駆け抜けましたでしょう!で、いろいろ振り返りながら、
いろんな人に会いにあちこちに行ってきまーす。
時は春。春は異動の季節。
慣れ親しんだ人が次のところに動いていく。
こちらから見ると、忽然と消えていく。
組織を硬直させず、組織として発展させていくためには
仕方がない、というか、当然のことなのかもしれない。
馴れ合いや癒着を起こさないためにも。
しかし、こちらから見ると、今まで築き上げてきた
共通の思いや仕事の仕方、関係が突然切れるのだから困る。
でも、そうなのだから仕方ない。
小さな組織だったら、異動だってたかが知れてるし、
大きな変化はないから、一つの思いをもって、
その役割だったり使命に向かっていける。・・・のだろうか。
硬直化は?発展は?
昨日3月25日。
何人かの仕事つながりの方たちから、
異動のお知らせメールが届きました。
そしてさっき、
新宿西口の地下道でばったり会った仕事つながりの人が、
私、異動かもしれなくてと。
おそらく、かもしれない、ではないです。
すごく仕事ができる、さらに感じのいい働き盛りの年齢の女性。
地下鉄に乗ったら(空いていたので優先席に座ったら)、
トーマスが目の前にいました。
私はどうしていくのかなと思いながら、次で降ります。
今日も一日元気に。
・・・と、今朝の地下鉄の中で書きました。今は帰りの電車の中。
日本語教育機関認定法で定められた「登録実践研修」の
第一回集中コースが進行中です。
受講生は、去年の11月に行われた、第一回の日本語教員試験、
基礎試験と応用試験に合格した、国内と海外の告示校以外での
現職教師の皆さん。
どこの何でも、初めてするプログラムやコースの第一回は、
基本、自分も担当する、というのが“私ルール”なので、
今は、中上級実習担当の先生をしています。
……おかげで、20日の祝日もこの土日も出勤^^
このコースの次の開講は、来月4月15日から、土曜日10回です。
事前の講座説明会では、
国家資格について/日本語教師の需要/就職のこと、
講座内容、受講方法のご説明/お仕事や学業のご都合にあった
受講計画のアドバイス、そして学校見学も。
以上、「旅サラダ」を見ながら紹介させていただきました。
今日の私の担当は14:10-18:15。
いよいよ、外国人学習者対象の教壇実習です。頑張れ皆さん。
今朝降りた電車が「回送」になったのを見て。
例えば、「積雪のため、列車の運行を見合わせます」と言われて、
「ん?見合わせるって何? え?運転しないってことなの?」
(じゃあ、はっきりそう言ってよ!)と、
おそらく日本語話者でない人が思うであろうことと同じように、
この「回送」というのも「何?」って思うのではないかな?と思って、
通勤の長い車中、ネット上をあっちこっち。(本日も出勤なり。)
で、そういうあっちこっちを今「ネットサーフィン」と言ったら、
古めかしい言葉、もしくは死語と言われてしまうのかもとも。
AI氏によると「今の若者は「スマホで調べる」「SNSを見る」など、
具体的な行動を表す言葉が好まれる傾向」と。
なんだか言葉の世界も、あっちに行ったりこっちに来たりですねぇ。
は、ともかくとして「回送」。
この場合の回送は、電車やバスなどを、空車で他の場所に動かすこと。
そうか、中を空にしてって、つまり一旦リセットしてってこと。
そうか、そうだなと思いながら学校に向かった今朝でした。