夏の真ん中あたりから、一匹、二匹、
玄関のドアを開けたところにいます。いや、あります、か。
蝉の一生。
地中に十年、地上に出たら一週間と言われますが、
人に捕まらなければ一ヶ月くらいは生きるそうです。
いずれにしても長くはない。
表舞台の短さに、切なさを感じるけれど、
それはものすごく一面的な見方のような気が、
最近とってもするようになりました。
日本の町工場の技術を題材にした文章を書く機会があり、色々調べていたら、
誰もが知る大企業のルーツがからくり人形だということを知り、
そのことを書こうかどうしようか迷ったのですが、
企業とは生き物で、どんな一大変化が起こるかわからないと思い、
教材という普遍的なものの題材にするのをやめたということがありました。
そうしたら、ほんの数ヶ月後にその会社に決算上の問題が。
ほーっと胸をなでおろした次第です。報道によると、
元社長と現社長と、合わせて四人もの大御所が社内に存在…とか。
今、私のまわりでも世代交代を話題にする人はとても多く、
うまくいきそうな所と難儀している所と、いろいろ。
そういう現実のすべてが、自分にとっての良い教材だなと思う、
そんな年に気づいたらなっちゃってるなあと、最近つと、つくづくと。
(写真はイランのピスタチオ。)
空に浮かぶ雲の様子を見て季節の移り変わりを感じられる、
そういう四季のある国にいるのを幸せに思います。
20数年前に赤道直下の国に一年間住んでいたとき、
誰か人と会った時期を思い出そうとしても全然思い出せない。
帰国してから、はたと気づいたのは
(私だけなのか、皆さんそうなのかわかりませんが)、
その時何を着ていたかというのをまず思い出すのだということ。
あ、あれ着てたから冬だったとか夏だったとか。
そろそろツクツクボウシが鳴き出す頃ですね。鳴き声、
書いてあるものを読むと、よく「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ」
とありますが、私は「オーシンツクツク、オーシンツクツク」です。
さて、今日も代々木のオリンピック記念青少年センター。
今日は、インターカルトの人たちが、日本語学校教育研究大会の
ボスター発表とデモンストレーションに出ていたので、それで。
…代々木に住んでいたら便利です。きっととても。