• 264月

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    「春バテ」という言葉、さっきNHKニュースで初めて知りました。
    一日の寒暖差が激しいことによるバテだそうです。
    夏バテはもちろん知っている。
    じゃあ、秋バテ、冬バテは?と思って検索したら、どちらもあり。
    そしたらわざわざ季節を言わないでバテるだけでもいいんじゃないか。

    そもそもバテるって?

    ばてる(動タ下一)
    動けなくなるほど疲れる。「暑さに—てた」
    〔「果てる」の転か。もと、スポーツや競馬で用いられていた語。
    昭和30年代以降、一般にも用いられるようになった〕【大辞林】

    バテると私、それほど年が違わないことがわかりました。

    写真は、パクチーともコリアンダーとも香菜とも言う葉っぱ。
    この間、学校の近くの佐竹商店街の八百屋さんで売っていた、
    立派な根っこつきのを買ってきて、葉っぱを食べて植えました。
    せかせかした毎日だけど、こんな心の余裕もあるのですよねー。

  • 164月

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    朝イチで「病院」、その次の「美容院」までの時間を駅のPRONTで。
    (病院は、帯状疱疹のワクチンとついでに採血。)
    ところで、「びょういん」と「びよういん」、外国人の学生には難しい。

    美容院では、昨日来たという外国人のお客さんが言った、
    「カード、カード」と聞こえたのが、「カット」だったという話。
    それで思い出した昔々、35年前の超入門クラスの学生が授業中に突然、
    「先生、お金持ち!」「は?」「先生、カード」(クレジットカード?)
    「いや、私、かとう」。
    別のクラスでは、教室に行ったら教卓にバースデーケーキが。感激。
    でも、ケーキの上のチョコレートの文字が「かど先生おめでとう」。
    「いや、私はかとう」。

    山口周さんが、Twitterに「日本脱出のススメ」というのを載せていて、
    おもしろいなと思いながら読んで、もう一度読もうと見てみたら、
    なんだかいろんな意見があったとかで、一旦引っ込められていました。
    「何をするか」より「どこにいるか」が人生では大事というような話。
    市場選択の視点での。日本語を教える、その周辺の仕事、とかも多分。

  • 0812月
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    三省堂が選ぶ「今年の新語」、大賞は「タイパ」。
    「タイムパフォーマンス」の略で時間的な効率のことだそうです。
    「コスパ」(費用対効果)にならって作られたとか。
    うーむと思いつつも、なるほどねとも。
    直近で言うと、必要あって動画の倍速視聴、いや1.75倍速視聴を、
    ここ2ヶ月、日常的にしていました。

    今年、「村神様」が大賞になった「新語・流行語大賞」と違い、
    今後、辞書に載ってもおかしくない言葉を選んでいるそうです。
    そうして選ばれた「タイパ」。

    今日の会食は中華料理でした。
    最後に出てきた、お湯を注ぐと花が咲くお茶。
    花が咲くまでなんとなく待った時間のように、
    遅送り100倍くらいにセットした、何も考えない時間が必要。

    考えようで、それはものすごいパフォーマンスですよね、たぶん。

  • 0311月
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    新宿の京王デパートの前で売っていた美しい和菓子。
    もったいなくて食べられないなと思って賞味期限を見たら、
    来年の3月3日。ずいぶん先。とりあえず食べないことに。

    目の保養。
    インドネシア語では、チュチマタ(cuci mata)でした。
    cuciは洗う、mataは目。
    ジャカルタに住んでいたとき(ちょうど30年前!)、
    暇に飽かして、きれいな男の人が女装して立っている通りに、
    目の洗濯!をしに行ったものでした。もちろん見るだけ〜。

    目の保養。
    中国語では、眼福(目の幸福)、
    英語では、eye candy(目の飴)!…嗚呼、知らなかった。
    ほんと、日々是勉強だなと思います。

    ところで、文化の日の今日は、チラシを2枚作りました。
    これ、結構、かなり好きな仕事。

  • 186月
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    大阪で泊まったホテルのエレベーターにあった黙乗。
    以下、コロナ禍から生まれた黙◯。Wikipediaより抜粋。

    黙トレ、黙浴、黙煙、黙買、黙歩、黙走、黙ラン、黙式、
    黙援、黙勉、黙トレ、黙買い、黙歌、黙カラ、・・・。

    「沈黙は金、雄弁は銀」とは、
    沈黙の方が、雄弁よりもまさっているという意味。
    ですが、喋ってなんぼ、主張してなんぼで生きてきた、
    自分の結果は、まぁいろいろ^^;

    男は黙ってサッポロビール。と三船敏郎は言ってたけれど、
    男も女も、黙るか黙らないかは自分で決めればいい。
    コロナでなんでもかんでも決められちゃってるのが窮屈。
    だけど、忘れちゃいけない口は災いの元^^;^^;

    今日が土曜日でよかったです。今日は黙休、黙眠。
    三日間の立ち仕事はきつすぎ。足が痛い痛い。身体が重い重い。

  • 056月

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    日曜日の夜に、漢字のクイズを出してもなんですが、
    さっき偶然、あ、そうなんだ!と思った読み方があったのと、
    書くことないのとで、以下問題。読み方を答えてください。

    ①強い ②強いる ③強か ④強ち ⑤強い

    答えは

     ↓
     ↓
     ↓
     ↓
     ↓

    ①つよい ②しいる ③したたか ④あながち ⑤こわい

    今日の紫陽花(あじさい)は、去年の今日ここに載せた写真です。
    花言葉は?と調べたら、移り気、浮気、無情。
    そうだった、花の色が変化するから。

    そこから、「したたか」という言葉が浮かび、あれ?漢字は?
    そうしたら、③強か。あ、そうだったっけでした。
    ほかにも、あ!って読み方ないかなと調べたら、④あながち。
    ⑤強い、これは強面(こわもて)の、こわ。

    明日からまた新しい一週間、
    コロナが明けて、なんだかいきなり大混乱状態の色々色々。
    雑にならないように、一つ一つ丁寧に、と、自分に。

  • 235月
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    話の中でこれらを普通に使ったら、
    それ、久しぶりに聞いた!と言われた、
    言葉というか表現。

    ・すっとこどっこい
    ・金輪際(こんりんざい)
    ・口八丁手八丁(くちはっちょう てはっちょう)

    ・・・と、ここまで書いて爆睡。朝。

  • 025月

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    「気が置けない」(『大辞林』)
    気遣いする必要がない。遠慮がない。
    〔「気が許せない、油断できない」の意で用いるのは誤り〕

    昔々、上級のクラスで、こんなことも教えていたのですが、
    日本人でも間違えるこういうことが本当に必要だったかどうか、
    と今さらながらに思います。

    が、なんであれ、
    気遣いをする必要がない、気の置けない人というのは、
    性別、年齢、勤め先、業界、立場などは関係ないものです。

    コロナは収束していないけれど、コロナと共に暮らすことが
    日常になり、それと共に、かつての日常も戻ってきていて、
    気の置けない人と会って話すような機会も普通にあるように。

    そろそろ自由に海を越えることができるでしょうかね。
    この大型連休中に、たくさんの人が海外に飛んだようですが、
    私はまだちょっと。でもきっと、あとちょっと。

  • 164月
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    「猪突猛進」は。
    いい意味なのか、よくない意味なのか。
    向こう見ず、先のことを考えない、ではなく、
    行動力がある、実行力がある、と考えたい。

    「お節介」は。
    迷惑な、余計なお世話ではなく、
    すり鉢の内側についたものを落とす道具という語源から、
    細かいところまで気づくから、人の中に入り込んでいくのだ、
    と考えたい。

    「出る杭」は。
    出過ぎた行いをすると、頭を叩かれる。
    しかし、出る杭は打たれるが 出すぎた杭は打たれない。
    これを私に言った人、すごい!うまい!と感動したのですが、
    松下幸之助の名言だと、この間サイトで見つけてびっくり。
    出すぎた杭になってしまえば、邪魔しようにも打つことさえ
    できなくなる。

    強気だけれど、気にしいなので、自分の言動に結構疲れます。
    ま、今さら人にどう思われたいでもないんですけどね。

    写真は、本文とは関係ない名古屋の元気な人たちと。
    5年前の初春、アメリカのオースティンで^^;

  • 311月
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    なんかついてるよと言われて、見たら糸くずが。
    ああ、ちんからもん、と私。
    でも、そんなこと言わないんだそうですね。
    ちんからもん。小さなゴミみたいなもののこと。

    調べてみたら、群馬弁とか上州弁とか。
    私の故郷は、栃木弁ではなくこの言語圏です。

    ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聞きにゆく
    (石川啄木)

    見たり聞いたり話したりするのも面倒くさいくらいに
    忙しない(せわしない…と読む)。