• 1111月
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    11月11日午後1時から、1人で。お芝居はたいてい。
    重かったです。「ニール・サイモン作だからコメディ」ではなく、
    青春の1ページだけでもなく、戦争の1ページ。
    舞台上で起こることの一つ一つが嫌だなぁと思いました。
    でも、このお芝居が嫌いという意味では決してなく。

    嫌のすべてに共通するのは、理不尽。
    私の日常で、私が一番我慢ならないのは理不尽、と、
    つい最近も思ったばかりでした。

    でも何でも、演出のゆうなさん、淡々と。凄いなといつも。
    ビロクシー・ブルース→こちらです。
    戦争、人種、民族、宗教、今。いつもとはちょっと違う気分での帰宅。
    エプスタイン、その役を演じた宮崎秋人さん…、両方とも好きでした。

    日本列島はいきなり初冬。

  • 0711月
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    まったりとは日本語の副詞である。
    近畿方言で主に味覚を表す擬態語として用いられたが、
    1990年代後半からのんびりと落ち着いた様子・気分を表す
    若者言葉として全国的に用いられるようになった。
    (Wikipedia)

    ですよね。
    近畿以外の若者が1990年代の後半からの使用だったら、
    私がそれを理解語彙ではなく使用語彙にしたのが今日であっても
    不思議ではない。

    今晩の熟年男女たちの集まりが、この場違いな感じのお洒落なお店、
    ということを来るまでわかっていなくて、でも、仕事が早く終わり、
    一人ものすごく早く着いてしまったために、
    まったり、アイリッシュハイボール飲みながらオリーブ齧ってます。

    秋。
    もう30年前、ロバート・B・パーカーの『初秋』という本を紹介され、
    その後、この人の日本で出版されている小説を全部読みました。
    主人公の探偵、スペンサーという人がとてもとてもかっこよくて、
    その彼女、スーザンの、オリーブを少し齧ってはお酒を飲む描写が、
    これまたもうものすごくかっこよくて憧れたのだけれど、
    結局全然そうはなれなかったなーと、一人まったり人待ち時間。

  • 0411月

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    日本語の授業を委託され、教師養成でもお世話になっている、
    郡山の会社。先日、再々訪したときの写真です。
    技能実習生と、そこから特定技能に移行した人と、
    さらに社員になった人、合計7人のインドネシアから来た人たち。

    たまたま工場内にいた新人の二人も加わって。
    この間のJLPT、一人はほぼ満点で、一人は合格点プラス1点で
    N4にパスしたそうです。次はN3だかんな、と真ん中の会長さん。

    会長さんの家の空き地いっぱいに100本の唐辛子。
    あいつら、それを1年経たないうちに全部食っちゃうんだよな。
    ×××の毛がどんどん薄くなってきたから、
    うちにあるのとおんなじ毛生え薬、買ってやったんですよ。
    大洪水で彼らの寮が水浸しになったとき、右端の部長さんは、
    当時いた4人の人たちを、2ヶ月間、自宅で預かりました。

    あいつらと話す会長さんの言葉には愛情がこもっています。
    そしてそのあいつらは、全員みんな郡山弁で話します。

    技能実習と特定技能の制度が変わりますね。
    点で見ず、線でも面でもすべて、あちこちから見て聞いて俯瞰して、
    どうかどうかいい制度にしてください。…と願っています。

  • 0111月

    「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という経験、
    今でもくっきり脳裏に浮かぶのは、東日本大震災の後の冬。
    福島県の国際交流協会からのお声がけで、
    外国人に対する日本語支援者のための講座をしに東京から。
    トンネルを抜けた瞬間、そこはまさに雪国でした。

    福島駅からタクシーで協会前まで。
    道端がドカ雪のため車を寄せられず、ど真ん中で降ろされて、
    ずぶずぶずぶっと膝あたりまで雪に埋まりながら、
    協会の入口の階段までたどり着いて、中に入ったら、
    大勢の方たちがすでに集まっていて大感激しました。

    けれど私もまた、大雪の中を、そして震災直後の福島に、
    よく来てくれましたと感激してもらい、そうかそうだったと。

    昨日はその福島県国際交流協会に久しぶりに。
    そして今日は、あの大雪の日、豪雪の会津から来てくださった
    青山さんと一緒に会津の国際交流協会を訪ねました。

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    仙台、郡山、福島、会津若松の行脚を終えて、東京に帰ります。

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    福島サテライトの主柱、佐藤美華さんとの中〆。
    生ガキとあん肝とお刺身五種盛りを食べて、蟹汁吸って、
    日本酒飲みながら、あれやこれや、これからのことの語り合い。

  • 3010月

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    私の中で「仙台・郡山」という地名の並びには、
    特別の思い出があります。
    22で就職して半年くらいのときに出張で来たところ。
    直属の課長と主任と学部長と(勤務先、大学でした)。

    何度となく人に語り、ここにも書いてきた「ホッケ」、
    仕事後の食事で人数分ホッケを注文して、テーブル中、
    ホッケでいっぱいにしてしまったという、
    社会人一年生時代の思い出。詳細→こちら

    奇しくも今朝、スマホを開いたら、
    就職先・転職先として人気だった大学職員という仕事が、
    深刻な少子化で厳しい職場になるという記事が。
    人気の理由は高給で、同級生たちの初任給と比較しても、
    確かにそうだったと思います。

    4年1ヶ月で辞めた次が、それからずっと続く今です。

    昨日の仙台では名古屋のセミオシスの都築さんたちと講座。
    今日は午前中宮城県での仕事をして、
    午後、福島県郡山市に。それで「仙台・郡山」です。

    あれから四十数年。
    ホッケじゃなく、牛タンシチュー食べました。

  • 2310月
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    昨日の夕焼けが美しかったです。私の好きな感じの色です。
    こうやって、日一日、秋になり冬に近づき、
    除夜の鐘聞いて新しい年になって、五年十年とあっという間に過ぎて。
    ふう。

    日はまた昇る。
    朝日もまた、これから美しくなるのですよね。冬の朝焼け。
    人生は、はあ、ひい、ふう、へえ、ほお・・・が順繰り順繰り。

  • 2210月
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    今、とてもしたいことがあって、
    でも、それが傍から入ってきた仕事のために、後回しを余儀なく
    されそうで、週末の今日、とりあえず区切りのいいところまで、
    ちゃちゃっとしました。

    で、それをするために「年をとる」というキーワードで、
    過去に保存した資料を漁っていたら、中原淳先生のブログのこれが。
    直接の探し物ではなかったのですが、すみません、抜粋、引用します。

    「なぜ、ひとは、年をとると「話が長くなってしまう」のか?
    1.年をとって「知識」が増えた分だけ、知っている知識を「てんこもり」にしたくなる
    2.年をとって「経験」が増えた分だけ、もりこむ「小話」が増えた
    3.年をとって「頭」が「・・・」になってきたのか、たまに「繰り返している」
    4.年をとって自信が生まれてきたぶん、プレゼン自体が「パッションあふれるもの」
    5.年をとって「図々しく」なったぶん、多少時間が延びても「あとで回収できるやろ」
      という「おごり」に負けそうになるときがある

    これら、ほんとにそうです。

    昨日の晩、一緒にご飯を食べた若い人との話も、精一杯はしょった
    つもりだけれど。
    でも、その人はとても頭のいい人で、私のしたいことをズバリと。
    「新しいことですよね」。

    年をとっても、したいことを(したいことだけ)していたいです。
    それにしても、昨日の彼女の端的な物言いは気持ちよかったです。

  • 1810月
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    文化放送のセイ!ヤング、
    水曜日のオープニング曲は、アリスの青春時代でした。
    ♪美しすぎる人よ 君は 君は・・・
    何かが終わって そして何かが壊れて落ちた あー♪

    一昨日、出張先の台湾のホテルの部屋でYouTubeを流していたら、
    岬めぐり♪が。山本コウタローもういないんだな、
    そういえば谷村新司の具合はよくなったかな、と思って出かけて、
    夜、ホテルに帰ってiPadをあけたら逝去のニュース。
    鳥肌が立ちました。

    水曜日は、谷村新司とばんばん(ばんばひろふみ)のセイ!ヤング、
    金曜日は、山本コウタローのパックインミュージックを、
    中学2年3年のころ、毎週明け方まで聞いていました。

    「人生は夕方から楽しくなる」という生前の言葉が追悼記事に。
    なるほど。なんとなくわかる気がする私の黄昏どき。

  • 1410月
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    昨日、台湾に来ました。
    着いてすぐ事務所に直行、文化庁の認定日本語教育機関
    ワーキングGのYouTubeライブを視聴。
    海外にいてもリアルタイムで日本の動きがわかる時代。

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    みんなで夕飯。台湾ビールも紹興酒も飲み過ぎることなく。

    そして一夜明けて今日は、高鐵(新幹線)で高雄に。
    出張で初めて台湾に来たのは27,8年前、その時は特急で
    3時間半の長旅だったのが、今は1時間半。
    車中、先月インターカルトに来ていた東京女子大の教育実習生
    たちのオンライン報告会を視聴、台湾からコメントできる時代。
    でも、それ以上に5人の実習生たちの発表に感激でした。

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    高雄では、日本留学、ワーキングホリデー、就職のフェア。
    コロナを経て今また、日本に!という若者がたくさんいるのは
    ありがたいことです。

    1時間半かけて再び台北に。駅からホテルまでのタクシーの中で、
    スマホの写真アルバムを見ていて、あら!と。
    あの台湾での同窓会が2013年10月26日、ちょうど10年前。

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    高雄在住の同窓会副会長、鄭さんの息子さんが来年4月入学申請中。
    今日の会場に来てくれて、また同窓会したいねと話しました。
    親から子へ、子から孫へ。そりゃあみんな歳をとるはず・・・。

  • 0910月
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    髪の色は変わったけれど、
    同級生たちは15のときと変わらぬ姿でギターを弾き歌っていました。

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    かぐや姫の歌が次から次へと。私の15が最も蘇る「22才の別れ」。
    その頃の自分にとっての22才は、はるか先の大人の年だったはずなのに、
    今となっては何十年も前のものすごく若い時代。
    共演コンサートのチラシのキャッチコピーは、昭和の想い出。

    昭和、平成、令和と生きている私たち。
    赤ちょうちんの三人も、昨日会ったみんなも変わらず元気でした。
    ・・・生き続けていることが大事、ありがたいこと。

    歌は世につれ世は歌につれ。
    季節は、秋を飛ばして初冬のような陽気ですねぇ。
    着てきたのと持ってきたのと、カーディガン重ね着して帰ります。

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