今回の旅行のために携帯できる車椅子を買いました。
介護用品を扱う通販サイトで、口コミ見比べながら。
フランクフルトの空港で準備してくれていた、
ドイツ製の頑丈なのに比べると小型かつ華奢ではあるけれど、
十分に活躍してくれていてありがたいです。
でもでも、本当のありがとうは彼ら。
Dankeschön, David und Tamayo san !!
スロバキアからハンガリー、ブダペストに移動しました。
ドナウ川のほとり。5月に入って、旅も終盤。
プラハ。
タラーララーラーラーラーラ ラーラーララー♬のモルダウ川。
そして改元。
オーストラリアに住む同じ年の友達akikoさんが、
「同学年の浩宮様が天皇になられるのって、
とても不思議な感覚です。
ほとんどの友がそろそろリタイアという年齢で、
フルに働かなければならないのは大変だと思うけど、・・・」
と書いているのを見て、なるほどほんとにその通りと。
(プラハで買った)赤い服着て準備万端風だけれど、
私も今しばらくフル回転可能ってことかなあと、・・・。
↑チェコ語、全然わからない。でも絵の可能性は無限ですねー。
↓こちらはスロバキアの、おそらく歴史のモニュメント。
それで、夜着いたブラチスラヴァはスロバキアの首都、
…って今回初めて知りました ^^; ^^; ^^;
機内で一生懸命寝て、さっき羽田に着きました。
成田よりはいいけれど、空港から家までが、また旅です。
今回はいつもと少し趣向の違う出張でした。
台湾事務所と共に、日々是進化。
滞在中に、某大企業の現地社長さんから、
「みんなの未来、三方良し」というお話を聞きました。
三方とは、
「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。
売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのが
よい商売であるということ。近江商人の心得をいったもの。
…と「コトバンク」に。
これ、教育にも当てはまりますよね。…が、まあ、おそらく、
あっちこっちで人と会って喋りまくってる私はまさに商人、
だから、なおさらしっくりきてしまうんでしょうね^^;
で、そんななので、咳はおさまったものの、
声はまだ完全には我が元に戻らず。どうしましょう。おーい。
本日、台北くもり、雨も少し降っています。
けれど、気温は東京よりずっと高く17℃くらい。
インターカルトの台湾事務所を出たところで、
この台北101の姿がこんな風に見えます。
今、事務所の近くの駅からMRT(地下鉄・新交通システム)に。
そこでびっくり!
車内での飲食禁止!それが完全に徹底されていて、
乗る前に「のど飴なめても水を飲んでもダメ!」と
同行の事務所の二人に強く言い渡されました!
見つかったら罰金とのこと、シンガポールより厳しい!?
「最高可罰 7,500NT$」、日本円にすると本日のレートで27,148円!
日本では、飲食OK、いやいや水やジュースはOK、でも飲酒は原則ダメ、
飴やスナック菓子はOK、でもお弁当広げるのは??
などなど考えていたら、すぐそばのおじさんが大きな声で
「ウェイ!ウェイ!(もしもー!もしもーし!)と電話開始。
台湾でこれはOK、でも日本ではこれ、厳しく制限、皆さん遵守。
のど飴なめられないのは辛いけれど、いざとなったら降りればいい。
MRT、各駅停車だから、すぐに次のが来ます。
車内美化徹底で、床がとてもきれいです。
ちなみに、普通の列車や新幹線ではもちろん飲み食いOK。
そう、新幹線ではゴミを集める仕事の人がしょっちゅう電車の中を
行ったり来たり、私たちは座ったままゴミを捨てることができます。
これ、いいなあといつも…。
で、何が言いたいかというと、
それぞれにそれぞれの考えがあって、それぞれのきまりがあり、
皆それぞれ、それを守って生活しているっていうこと。
これはどこの国も。日本国内だって地域によって習慣が違いますよね。
エレベーターの右に立つか左に立つか、お正月のお雑煮の具は何か。
今、たくさんの外国人人材の受け入れを目前に、あちこちで
グローバル化グローバル化と声高に言っているけれど、
グローバル化って何?
日本に来る外国人だけでなく、私たちもグローバル人材になって初めて
日本もグローバル化…ですよね。
まずは色々あるということを知ること、国によっても人によっても違う。
そしてそれを理解し受容すること。しかしそれは同化ではない。
なんでもかんでもすべて、郷にいれば郷に従えではないと思う。
違いを知って、いいところがあったら受け入れ、取り入れればいい。
こういう、異文化を理解し受容するということの促進を、
日本人に対しても外国人に対しても、
今までずっと、海外に出て行き、海外を知り、
日本の水際で外国の人たちを受け入れてきた日本語学校だからこそ
できる何かがあるのではないかと、
その可能性を日夜…かなり真面目に真剣に考えている今日この頃です。
本日、タイでの日本留学フェアに、坂本先生と高橋さんと、
10数年来の専属通訳トールさん、卒業生のヤヤさん、ニンさん。
香港での日本留学フェアに、ボウさんと永田さんと、
卒業生のヴィンセントさん、ゼロさん、ジャスティンさん、タイガーさん。
日本では、文化庁「日本語教育人材養成・研修カリキュラム等開発事業」、
伊東祐郎先生、齋藤先生、椿先生、谷口さん、そして私。
私の担当は最後の最後の一コマ。講座全体の振り返りでした。
声はお察しの通り~_~;
最後に通学とWEB受講の方たち、みんなで一緒に記念撮影しました。
全10回の中でのグループワーク等々を経て(※WEBの方もワーク可能!)
みなさん、とっても仲良しにもなっていらして、本当に良い講座でした。
この講座で自分がどう変わったか、明日からどんな自分になるかの発表、
…ありがとうございました!
で、さらにその後、福島からお客様。
近未来の話と、今してらっしゃる事業のお話と、そして美味しい焼き肉。
ほぼ声が出ないままの私の一週間、こうして無事終了と相成りました。
8年前の今頃の Lucca Comics & Games。
トラの柄の着物着て、イタリアでこんなことしてたんですよね。
これだ!と思ったら、迷わず突進。
Luccaという街にイタリア中から30万人も集まる、
50年以上続くヨーロッパ最古のイベント(…だそうです)に。
日本のアニメの登場人物姿で闊歩する皆々皆々に、
日本のサブカルチャーの威力を見た、最初の経験でした。
これだ!と思ったら、迷わず突進。…の態勢は基本、今もですが、
若干の思慮を持ち合わせた分、若干動きが鈍いかなと思う、
平成最後の秋です。天高く馬肥えたくない秋。
追記:
着物の柄、トラではなくヒョウです、
というご指摘をいただきました。失礼しました^^
実は今回の出張の私の大きな目的は杭州。
日本語引っさげて中国全土を舞台に、
近年は、ヨーロッパ、南米、アフリカ…と世界を股にかけ、
大活躍の笈川幸司先生と会いに。
空港着後からタクシーの中、お茶飲みながら、最後食事しながら、
9時半から3時半まで、気づけば6時間、見事に喋り通し。
笈川先生、ありがとうございました!
反対側に西湖を臨むホテルの屋上で、
風に煽られて私の髪があっちこっちに舞い上がっているのは、
いろんな可能性への想像と確信が、思わずほとばしったの図^^
紹興まで帰られる笈川先生をホテルの前で見送ってから、
崔さんと1時間歩いて西湖まで行ってみました。
その道々、昨日の深圳、今日の杭州は先端科学技術の拠点…
という崔さんから聞く今の中国の話に、なるほどなるほどと。
1980年代後半に日本語教師になった時に知った中国、
そして今の中国。その急速な発展ぶりを私なりの目で見てきました。
かつて、戦後復興の高度経済成長が他の国々にとって学びの対象で
あった日本も、一巡したら今度は学ぶ立場。
中国からも他のアジアの国々からも、謙虚に学びましょうよ。
まずは見ること、感じること。いや、その前に行ってみること。
いろんな意味であっちこっちに気持ちがほとばしる今回の出張でした。
明日の午前中、あと一仕事して、午後の便で帰ります。