• 132月

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    昨日書いた第一弾に続く、セミナー第二弾は、
    「会話力を評価する」、講師は伊東祐郎先生です。

    1.客観的な評価基準の設定が難しい
    2.評価の主観性が高くなりやすい
    3.コミュニケーション能力と語学力の区別は?

    学生たちが上手になりたい「話すこと」。
    先生たちが伸ばしたい「会話力」。
    どれだけ伸びたか伸ばせたか、目に見えない、
    点数がつけられないから難しいのですよね。

    こんな調査結果があるのを聞いたことがあります。
    クラスにアメリカ人とイギリス人がいた時、
    得てしてアメリカ人の方が会話力の得点が高くなる。
    どうしてか。
    アメリカ人は、まずとにかくたくさん話す。
    イギリス人は、まず考えてから話す。
    そうすると、前者の方が「話せる人」になりがちだから。

    ステレオタイプの例示ではありますが、
    でも、言っていることはわかりますよね。

    連携校の先生たちと、日頃から抱えてきた課題を出し合い、
    これ!と思って、伊東先生に相談しました。
    会話力をどう評価するか、考えなくちゃという方はぜひ。
    フルオンライン開催です。日本国内外どちらからでも。
    お申込みは、上のチラシ内のQRコード、またはこちらから。

    ところで、今日と明日は、日振協のトップセミナーで、
    今晩は、代々木のオリンピック記念青少年センター泊です。

    第24回トップセミナーのテーマは、
    「トップに求められる認定日本語教育機関審査への対応」。
    東京オリンピック(1964)の旧選手村跡地で、
    評価を含む色々色々色々を、聞いて考えて話し合う二日間。

2 Comments to 会話力を評価する

  • 少し遅レスで恐縮です。「会話力評価」でサーチしたらヒットしました。
    丁度5月の日本語教育学会の賛助出展で以下のような発信をしました。
    https://www.global8.or.jp/posts/opic_j1.html
    その際、伊東先生にもコメント頂戴しました。
    その後、伊東先生も委員を務められている
    「日本語教育推進関係者会議(第10回)」でも
    JLPTで測れない書く、話す評価の必要性を訴えられてました。
    国とのやりとりなので公認のJLPT強化を訴える流れでしたが
    まだまだACTFLや当法人のサービス認知が届いておらず、限られた
    機会・目的で良いから「つながり」を作れるよう努力すべきと
    思った次第です。
    加藤先生の名前は存じ上げてましたが、ブログに発信する形で
    ご挨拶させて頂きます。

    • 八木智裕様
      ご丁寧にご挨拶をありがとうございました。
      リンク先で活動のご様子を拝見いたしました。
      読み書きと同時に、アウトプット(特に話す)の能力を測ることは当たり前のことなのに、今まだそのテストもサービスも世の中に定着していないのが現状だと思っています。留学でも就労でも生活でも、コミュニケーション能力が最も重要なはずなのに。私たちも今、少しずつ動き始めています。
      どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

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