電話と日本語の話

こんにちは。インターカルトの米山です。

最近の電話と日本語についていくつか考えてみました。

 

 ①ストラップは死語? 

 

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少し前、カタカナの授業で、教科書に「ストラップ」が出てきた。

「皆さんが携帯につけているのが、ストラップです」と意味を説明したが、学生は「?」

学生の携帯はみんなスマホで、誰もストラップをつけていない。

時代の変化に今さら気づき、しばし呆然。

確かに電車の中でもスマホにストラップをつけている人は見かけない。

気になってネットで検索してみると、こんな書き込みがあった。

「ストラップを付ける事自体が慎重な日本人特有な文化ですから、海外スマホだと付けいてる=ダサいというイメージがあるので、あまり付けている方は居ませんよ。」

なるほど。だとすると日本文化としての「ストラップ」のルーツを考えると根付に遡ることになり、土産物屋でストラップが定番なのも納得がいく。

 

②敬語が使えなくなっているのは携帯電話のせい?

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 こんな記事を見かけた。

「固定電話の時代は、電話に出た友人の家族など一度は誰か別の人を通さないと友人と話すことができませんでした。相手によって言葉遣いを変え、敬語を使う機会が多かったのです。しかし、現代では携帯電話で話したい友人と直接話すことができるため、敬語を使う必要がありません。」(筑紫女学園大学 日本文学科 中村萬里教授)

確かに昔は女の子に電話するとお父さんが出てきて、緊張しながら敬語を使わざるを得なかった。そして電話口の声は威厳のある昭和の父親だった。

 

③「友達」の意味も変わる?

 

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 今の電話の使用方法は通話より、メールやSNSでのコミュニケーションのほうが多いかもしれない。

でもFacebookで会ったことのない人から突然リクエストが来る。「はじめまして」も「よろしくお願いします」の挨拶もなく、「友達」になる。

「友達というのは実際に会って話したり、けんかしたり、仲直りしたりして相手の気持ちを考える関係だと思う。」(NHKテレビ「今夜も生でさだまさし」)

 時代によって「いいね!」の評価も変わるのかもしれませんね。

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