Archive for 2017年6月26日

いらくんとすとちゃん

日本で一番有名な男の子といえば、フリー素材集「いらすとや」に出てくる、この子ではないかと思います。嫌味がなくて、明るくて、かわいいですよね。

たぶん日本語教師の間でも、最も有名人。配布教材を作っている方でこの子を見たことがない方は皆無でしょう。365日連日連夜、いささか酷使気味ではないかと思うほどの活躍ぶり。最近は、公共団体の配布物やポスター等で彼の雄姿を頻繁に見かけるようになりました。

 

そこで、私は彼に名前をつけることにします。

その名は「いらくん」。

もちろん、「いらすとや」の男の子だから。

命名したのは私。

ここに宣言します。

かたや女の子は、もちろん「すとちゃん」。

これからも、よろしく。

仲良くしてね。

 

忘れていました。

作者の方への感謝を忘れてはなりません。

いつもいつもかわいいイラスト、ありがとうございます。

これからも作ってください。

以上です。

関東のおすすめスポット

こんにちは、3階スタッフの大阿久です。

先週末で春学期が終わりました。みなさんは、この学期休みにどこへ行きますか?以前、東京タワーにあるマニアックな水族館を紹介しましたが、今回は足を延ばして、関東のおすすめスポットを紹介します。暑くなるこれからの時期にピッタリです。休みを利用して行ってみてはいかがでしょうか。

 

1. 大谷資料館(おおや しりょうかん)・大谷石地下採掘場跡(おおやいしちかさいく        つじょうあと)・・・栃木県(とちぎけん)

1919年から1986年までの約70年間、大谷石を採掘していた地下空間です。大谷石とは、建築に利用される石です。一歩入ると、まさにそこは「ドラクエ」のような世界が広がり、冒険気分を味わえます。また、色々なドラマやミュージックビデオの撮影に使用されています。暑い夏でも中はひんやりしているので、長袖のシャツを持って行ったほうがいいでしょう。ちなみに、私が行った5月28日は8℃!Tシャツ一枚で頑張りました(笑)。

交通:JR宇都宮線(うつのみやせん)宇都宮駅からバスに乗り、大谷・立岩バス停まで約30分。

切り立った崖は見る者を圧倒します!

「ドラクエ」のBGMが聞こえてきそうです。

すぐ近くには大仏が立っています。

 

2.勝浦海中公園(かつうらかいちゅうこうえん)・・・千葉県(ちばけん)

日本にはたくさんの水族館がありますが、全国でも珍しい、海の中にある水族館です。水槽ではない、自然の海で泳ぐ魚の姿を間近に見ることができます。荒波に流されている魚もいて楽しいです。

交通:JR東京駅から特急わかしお号で勝浦駅まで約90分。勝浦駅からタクシーで約7分。

あれが水族館!?

 

この荒波の中、どんな魚がいるのでしょうか。

 

3.武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)・・・東京都(とうきょうと)

東京都西部にある「御嶽山(みたけざん)」。高さは929mあります。
その頂上にあるのが、武蔵御嶽神社。神話の時代に建てられたと言われている神社です。ケーブルカーに乗ってふもとの御岳山駅に行き、そこからただひたすら山道を歩きます。

はっきり言って、全然涼しくないです!日差しが痛いくらいです。しかし、静かな山道もあれば、「どうやって建てたんだろう?」と思わせる商店や宿もあり、景色の変化を楽しめます。

そして、「まだあんのかあ~~(゜△゜;)」と思わず言ってしまうくらい、容赦(ようしゃ)ない階段を上った先には神社が! 何とも言えない達成感がこみ上げてきます。ちなみに、縁結びの神社のようなので、デートにぴったりです!?

交通:JR青梅線(おうめせん) 御嶽駅(みたけえき)からバスで約10分(終点下車)。

名物のお団子。

いく段もの階段を上った先にある神社。「お犬さま」を祭っています。

 

以上、関東のおすすめスポット紹介でした。行くときは、必ずホームページで確認してくださいね。くれぐれも、怪我や事故のないように。それでは、夏学期、元気な姿でお会いしましょう!

多国籍という環境

はじめまして、岡田と申します。

ベトナム・ホーチミンから4月に帰国し、あっという間に2か月が経ちました。

私は養成講座を修了後、ホーチミンの学校で日本語を教え始めたのですが、初めての国、経験のない仕事で、毎日必死だったのを覚えています。

もちろん学生はベトナム人ばかり。シャイな学生たちを前に、一体どんなことを言えば喜ぶか、どうすれば楽しんで勉強してもらえるか、そんなことばかり考えていました。『毎日がネタ探し』・・・試しては撃沈を繰り返し、精神的に強くなったと思います。『ネタ』と言うと、「日本語教師はお笑い芸人じゃないんだから!」という養成講座のN先生にまたお叱りを受けそうですが・・・。

 

出張授業にて。ベトナムの学生は本当に純粋でした。

インターカルトは多国籍。私が3年半の間にベトナムで身につけた(オーバーな表現ですが)ネタは一切使えません。帰国後、まずその壁にぶつかりました。もし何か言って、それが一部の学生にとってタブーだったら・・・そんなことを考えるととても怖かったです。

ですが、最近そんな環境も楽しめるようになってきました。

国別に学生に意見を聞いていくと、なるほど~と思うことがよくあります。最近の話では、スウェーデン。インドネシアや香港の学生が、「子供の頃、親に勉強しろと言われたり、叩かれたりしたことがある」と言えば、「スウェーデンではありえない!そんなこと言われたことがない」というスウェーデンの学生が4名中4名。心の中で、「なるほど、だからスウェーデンの学生はマイペースな人が多いのね」とにやけながら思いました。もちろん国籍で個人を判断するのは良くないですが、学生たちも楽しんでいる様子なので、私も一緒になって楽しんでいます。

もうすぐ春学期が終わり、来月から夏学期が始まります。新しいクラスを受け持つ度に、きっと多国籍の難しさを痛感するのでしょう・・・。ですが、気は持ちよう。ベトナムでの修行の日々を胸に、楽しんで乗り越えていきたいと思います。

 

岡田