夕暮れは寂しいですね。
なので、明るい話。
ドイツにいる息子のようにしている子のお嫁さんから
届いたクリスマスカード。今年はアドベントカレンダー。
「1から24の数字が書かれた小窓を、
12月1日からクリスマスイブまで毎日、
後ろ側から押し開けながら楽しむもの」と説明を書いて
くれていたので、今日まで15の窓を開けました。
大事にしてもらってるって嬉しいなと、
今年も思ったクリスマスカードです♡
今日のセミナーは、徳山大学とインターカルト日本語学校が、
今年の9月8日に締結した研究教育活動での包括連携協定の
第一歩として開講する、山口県周南市の地域活性化を目的とした
リカレント教育講座の開講を記念して行いました。
当校の日本語教師養成講座のオンデマンドでの理論部分と、
徳山大学さんが行う教育実習を組み合わせた形で、
現時点での、告示校での日本語教師資格を取得できる講座として
文化庁に認められた講座、徳山大学内サテライトでの教育を、
リカレント教育と位置付けました。
リカレント教育は、生涯学習の一部ですが、
働くことが前提での学びで、かつ仕事のスキルアップ、
キャリアアップを目指す目的で受ける教育です。
今日のセミナーでは、
伊東祐郎先生には「地域における日本語教師の可能性」について、
立部文崇先生には「リカレント教育としての日本語教師養成の意義」
について、山口県周南市を事例としてお話しいただきました。
立部先生がお話の結びでおっしゃっていたこと。
地域の活性化は、多くの人に選ばれる街になること。
その環境づくりに寄与できるひとつのリソースが「日本語教育」。
そこに、日本語教師の可能性もあるのだと思いました。
撮影日が2015年10月11日のこの写真、
どこで撮ったのだっけ?と、2015年の手帳を見たら、
この日はミャンマーとありました。
男子はまあいいとして、この中腰の女子は?
片手上げてるけど、え?こんな格好で?(まさか)
ところで「トイレはどこですか」は、
先生をしていた頃の一芸でした。
そのクラスの学生のことばでそれを言う。
화장실은 어디입니까? …韓国語で。
卫生间在哪里? 衛生間在哪裡? …中国語で。
Di mana kamar kecil? …インドネシア語で。
Wo ist die Toilette? …ドイツ語で。
こういう小技で、初めてのクラスとか、授業にメリハリ
つけたいときとかに、真面目系、お遊び系、いろいろ
考えては、取り混ぜてやっていました。
いろんなことばで「I love you」シリーズもあります。
先生が授業を楽しんでいたら、学生も楽しいに違いない、
と信じて。先生してた良き時代。
昔々に流行った、野坂昭如の歌。
ソ・ソ・ソクラテスかプラトンか、み〜んな悩んで大きくなった♪
悩まず生きられるようになるのは不惑。四十にして迷わず。
その不惑の年から、生まれた子が成人するほどの年月が流れているのに、
人間、いくつになっても悩みは尽きないものですよねぇ。
基本、結論は自分で出す。だから、基本、人に相談しない。
だから、一人であっちに揺れこっちに揺れ、ぐるぐる考えていて、
脳みそが痺れてきました。
人に話すときは背中を押してほしいとき。つまりすでに決めている。
夕方、ベクトルが同じ人たちに話して、少しほっとしました。
あっち向いてる写真の人形は、香港の教え子たちの留学30周年記念の
会でプレゼントしてもらった私です。
19時ごろ、皆がほとんど帰ってから学校の全館が停電しました。
10分ほどで電気はついたのですが、その後のあれこれで、
今まだ帰宅途中です。
数年前から出番のある異文化理解の講座。
そこで「転校したことがありますか」とよく聞きます。
つまり、転校生の経験がある人は、日本に来たばかりの
外国人の気持ち、理解できますよね?という流れです。
けれど、そういう自分に転校の経験はありません。
ただ、転校生の気持ちがわかったからか何だったのか、
転校生が来ると色々教えてあげたり、世話をしたりと、
率先してお節介を焼いていた記憶がずっとありました。
数年前に中学の同級会が突然開かれ、数十年ぶりの再会。
その会場で、何人かの転校生だった人たちから、
私のお節介に対するお礼を言われ、びっくりしました。
私は、男女問わず転校生の世話を焼いていたのでした。
今日、真鯒(まごち)の煮付けなどなどを食べながら、
一回りくらい下の他所の偉い方の話に、あれやこれやと、
頼まれもしていないアドバイスをしたのは、習性。
三つ子の魂百までも。