やっと来ました。
コロナが明けたら、まず行くのは台湾と決めていました。
よく、年末の仕事を終えてから来ていました。
イコール台湾の、場所、人。
イコール台湾の、店。
台湾は、イコール素が出せる場。一緒に走ってきたから。
来てまだ7時間だけど、来てよかった。2022年の区切り。
今年の夏の読売書法展。知り合いの、特選の書の一部。
この方、書道歴はそんなに長くないらしいです。
これを見た瞬間、あ、私はもうないなと思いました。
何となく描いてきた夢がふうっと潔く消え、
肩も同時にふうっと軽くなった感じでした。
大学のとき、書道教員の免許を取るために、
仮名、漢字、篆書、隷書、草書、行書、楷書、
拓本から篆刻まで、広〜く、浅〜くいろいろした結果、
私の老後は、清少納言のようなこれだ!
と漠然と楽しみの一つに加えたのが、この仮名。
ちなみにこの彼は、日展にまで入選してしまいました。
まだ老後でもない、始めてもいないのだから、
勝つとか負けるとかいう話では当然ないのだけれど、
これから頑張ったところでこれ以上にはなれない、
だからこれを老後の予定から外す、という安堵の論理。
私の老後に積み上げられた、すること、したいことは、
絵とか陶芸とか、まだまだたくさんあるのです。でも、
そんなに頑張らなくてもいいじゃない?みたいな感じか。
一週間ぶりに何か書こうかなと思って書いたことが、
なんだかよくわからない屁理屈みたいな。
でも、自分の中では挫折が安堵になった理屈の記。
本当に久しぶり。
カレンダーを見たら2ヶ月半ぶりの何もすることのない日曜日。
仕事はもちろん、美容院の予約とかそういうのも、何も。
うちの自由人が旅に出ていて、習慣で流れるテレビの音もないので、
障子越しの暖かい日の中、静かに座椅子に座っています。
昨日は、朝から日本語教師養成講座の初級実習と文化庁の生活者研修、
午後はその研修の最後の最後の一コマ、私の担当でした。
本当の最後の1分に、皆さんの今の気持ちを漢字一文字でチャットにと、
一斉に書いてもらった思い。
和 喜 進 開 挑 挑 進 豊 進 挑 勇 完 挑 進 豊
挑 進 豊 挑 進 進 和 進 進 気 開 翔 進 動 豊
関 幹 跳 努 躍 幸 勇 惑 挑 楽 新 謝 挑戦・・・
同じ時間にしていた文化庁海外研修名古屋ブロック主催、
宮崎里司先生のセミナーに、最後の20分オンラインで参加し、
終わったところで学校を出て、養成修了生の浜田君と会いました。
東京駅の近く、谷口さんと二人、聞き入り、笑い、感心し。
来年のカレンダーの国内外への発送も終わったそうです。by彭さん。
人に見せる背中は、広くて厚い方が質としてはいいと思うけれど、
実としてはもう少し、いやもっとすらりと薄いのが断然いいと、
撮られた写真の後ろ姿を見ては思います。
ゴールに向かって目指すものは何か。薄い背中もその一つ^^
さだまさしの「晩鐘」という歌。
久しぶりに聴きました。
♪ 君は信号が待ち切れなかっただけ
♪ 流れに巻かれた浮浪雲 桐一葉
一昨日の朝焼け。
灰色と白の絵の具をそのまま塗りたぐったような雲の下から、
にゅらにゅらと燃える光を放つ太陽。
朝は必ずやってくると見えました。
なんだかぐずぐずした気分の日を送っています。
そこに日を差してくださった永岡文科大臣。
リフレッシュと言ったら申し訳ないけれど。
13日の大臣と政務官訪問の記事を、
今日、あちこちにアップしてくださいました。
文部科学省ホームページ
三省堂が選ぶ「今年の新語」、大賞は「タイパ」。
「タイムパフォーマンス」の略で時間的な効率のことだそうです。
「コスパ」(費用対効果)にならって作られたとか。
うーむと思いつつも、なるほどねとも。
直近で言うと、必要あって動画の倍速視聴、いや1.75倍速視聴を、
ここ2ヶ月、日常的にしていました。
今年、「村神様」が大賞になった「新語・流行語大賞」と違い、
今後、辞書に載ってもおかしくない言葉を選んでいるそうです。
そうして選ばれた「タイパ」。
今日の会食は中華料理でした。
最後に出てきた、お湯を注ぐと花が咲くお茶。
花が咲くまでなんとなく待った時間のように、
遅送り100倍くらいにセットした、何も考えない時間が必要。
考えようで、それはものすごいパフォーマンスですよね、たぶん。
ワールドカップのニュースに日本中が沸いてますね。
今ひとつ話題に乗り切れてはいないんですが。
そのワールドカップが何なのかもっとわからなかった1986年、
イギリスでホームステイしながら英語学校に通っていました。
同じ家に、イタリアとスペインとタイの男子たちがいたんですが、
イギリス人のファミリー含めヨーロッパ人たちは、よく、
◯◯年の頃、どこどこは自分の国の領土だったみたいなことを
主張しあっていました。
その家のランドレディ(お母さん)の誕生パーティーの晩のこと、
お酒が入ったイタリアとスペインの男子二人が、
ワールドカップで過去何回優勝したことがあるかで言い合いを始め、
ちょっとまずい雰囲気に。その時にタイ人と日本人(うちの夫)が、
「◯◯年はタイが勝った」「◯◯年は日本が」と口を挟んだことで
場が和んだなんてことが…。
そんな、冗談の種だった、論外の日本が勝っているのだから、
そりゃあ快挙なんですよね。
ホームステイしていたのは、ワールドカップで活躍中の、
三笘さん属するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCがある、
ブライトンでした。