• 119月
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    野生の鴨は一つの湖に住み着くことなく、
    季節ごとに餌を求めて次の湖に飛び立つ習性を持っている。
    ところが、一度餌を与えられることを覚えると、
    そこに住み着いてしまい、飛ぶこともできなくなってしまう。

    だから「野生の鴨であれ」と皆に言うんです。
    …とお夕飯をご一緒した方がおっしゃっていました。

    禿同。はげどう。激しく同意。
    今使うと恥ずかしい『死語となったネット用語』10選の一つ。

    安住は停滞、いや後退。
    ここのところ、日本列島あちこちの野生の鴨たちと
    仕事をする機会が度々あり、元気取り戻してます。

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    と明るく語りながら、自分の雑さゆえに失態を演じたり。
    日々是反省。喜怒哀楽に忙しい。

    写真は、
    お菓子の専門学校に進学した卒業生が持ってきてくれた
    和菓子です。私は不在がちなので時々ですが、
    先生スタッフ皆々はしばしばお相伴にあずかっているらしい。
    卒業生是有難し。

  • 099月
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    私の家の最寄駅から新宿まで、
    京王ライナーだったら一駅、特急だったら三駅、
    準特急だったら五駅、でも各駅停車だったら二十三駅って、
    今日初めて認識しました。

    昨日から今朝にかけての台風の影響で、朝から運休、
    動いたと思ったら各駅停車だけ。
    自分が乗ってから降りる人がいない。ただただ乗って来る。

    台風一過って無責任で嫌いです。
    大きな爪痕残して、行ったぞ、晴れたぞ、青空きたぞって。

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    これは一昨日、台風前日、
    郡山に行く新幹線待ちの東京駅のホームから見えた青空。
    青空は基本的に好きです。

    私よりもっともっと大変だった皆様、本当にお疲れ様でした。
    今まだ現在進行形で大変な方もいらっしゃるので、
    ねえ、本当にです。

  • 089月

    昨日の郡山でのシンポジウム。
    fmfふくしま多言語フォーラムの中川先生、永島さん、佐藤さん、
    クロストークでご一緒したハノイ在住、LACOの山ノ内さん、
    そしてそして、郡山市国際政策課の皆々様、お世話になりました。

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    今までに知り得たこと、自分の経験、あちこちから集めたデータ、
    そして、外国人人材を受け入れている企業の社長さんたちと、
    日本と外国人とを繋ぐ仕事をしている方々へのインタビュー、
    それらを経て、湧いて沸いた私の思いを交えながらの私の一時間。

    続いてクロストーク。技能実習を中心とした話題の中で、
    送り出し機関、受け入れ企業、実習生の日本語支援をする皆さんと
    向かい合って話しながら、ああ私、まだまだ浅いなと。

    インタビューで出会った、受け入れ企業の社員さんと和気藹々の
    底抜けに明るかった技能実習生の彼らの声も皆で聞けたら、
    さらに、こんなはずじゃなかったという逆の例、
    実習生の皆さん、受け入れ企業の皆さんにも声を出してもらって、
    何が問題なのかを明確にして、皆で次の一歩に進めたら…。
    そんなに簡単なことじゃあないけれど。でも。

    メディア、新聞社3社、テレビ局1社がいらしていたそうです。
    残暑厳しい九月の土曜日に、遠くから時間かけて来た人たち含め、
    それぞれの立場で、日本の現状に立ち向かっている皆さんの姿を
    ちゃんと正面から報道してほしいです。

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    郡山市役所の中の、広くてきれいな会場でした。
    右端に、fmfふくしま多言語フォーラム理事のお三方。
    fmfよ、大志を抱け!…というように手をかざしてますね。
    誰よりもサポーター…のつもりで応援しています♡

    …と書いていたら、今日の毎日新聞の記事
    見られる人、見てみてください。
    「外国人を支援するだけでなく、お互いに学び合い、
    共に生きていく姿勢が大事」と私が述べたと書いてあります^^

  • 069月

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    家に帰ったら、この間受けた人間ドックの結果が。
    目を引いたのは、心電図「反時計方向回転」。
    なんだこりゃ。早速検索。

    反時計方向回転とは、心臓を心尖部からみて時計方向と反対方向に
    心臓が向いている状態をいいます。
    (なるほど)
    やせていて、横隔膜が下方に下がっているときによくみられますが、
    (やせていて??…なはずない)
    電気的な現象ですので、やせていなくてもみられる場合があります。
    (ん?結局どっちだ)
    いずれもともに問題にならない心電図上の所見です。心配は無用です。
    (よくわからないけど、よかった)

    でも、お前は心臓反対回りのひねくれ者と診断された気分。

    その他。胆嚢腫大というのが初顔、たんのうひだいと読むらしい。
    胆嚢が腫れた状態。そして胆石症、これは前から。

    ほかにも色々。
    色々色々、やせてない系の皆々様も結果表に書かれる諸々。
    やせれば数値が下がるあれこれ。

    やせていたのは過去の栄光。
    向日葵(ひまわり)が目標だけれど、実はなかなかそうはいかない。
    それと同じで、なかなか難しいのだ。やせるのも、常に前向きも。

    明日は、福島の郡山でこれ。
    インターカルト日本語学校 × ふくしま多言語フォーラム、
    「共生社会と日本語教育ー令和時代の日本語教育を考えるー」

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    中川先生はじめ、皆様よろしくお願いいたします。
    心臓の回転整えて^^; 参ります。

  • 039月
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    振り込め詐欺ではなく、イカサマ営業テクニックを身につけた、
    今日は若い男性からの迷惑な電話。

    私に電話と言われ、出るといきなりハイテンションな声で、
    「○○社の××です。わー、ご無沙汰してます。」
    「??」
    「あー、覚えてらっしゃらないかもしれませんけど、
    僕がまだ新人だった頃、たまたまそばを通りかかって飛び込みで
    伺ったとき、営業、大変でしょうけど頑張ってくださいねって、
    ものすごく優しく声かけていただいて、それが忘れられなくて、
    それで今日また近くまで来たのでご挨拶だけでもと。」
    …と、こんな流れの電話が10年近く前から何度も何度も。

    初回、話に乗って学校に来てもらってしまい、
    でも、来たら挨拶だけのはずがリゾートマンションの売り込み。

    今日は、私が頑張ってねと言ったというところまで聞いて、
    「あのね、このトーク何度も何度も聞いてるの。
    私と会ったなんて嘘でしょ。訪ねてきたことなんてないでしょ?
    あなたね、こんな人を騙すような人生送ってちゃダメだと思う」
    と言ったら、「すみません」と言って切れました。
    ふーっ。

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    夜は、鶯谷の貝と日本酒のお店で、珍しいメンバーでの女子会。
    「亀の手」という名前の、ちょっとグロテスクな見た目の貝が
    お通しでした。呑んで食べて喋って笑った笑った。

  • 318月

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    一昨年のタイ/バンコクでの「JAPAN EXPO」。
    〜AKB48の姉妹グループ、BNK48のお嬢さんたちと。
    この中のお二人は日本人、一人はAKBからの移動だそうです。
    JAPAN EXPO歓迎レセプションパーティー進行中〜
    と、当時の私のキャプションに。

    今年も、昨日と今日と明日、
    「バンコク日本博」と一新された名前で開催中、
    インターカルトからはMr.高橋さんが行っています。

    そして今日は、香港でも日本留学フェアです。
    こちらはヴィンセントさん、かえでさん、タイガーさんという、
    毎年ブースを仕切ってくれている強力な卒業生軍団が学校紹介。
    実は、今の現地の状況から熟慮に熟慮を重ね、
    日本からのスタッフ出張は見送りという苦渋の選択の結果です。

    世界は遠く海の向こうにあるのに、ものすごく近くにいる私たち。
    だから感じる、だからわかることがたくさんあるのだと思う。
    だからこそ、それをちゃんと発信して、伝えていかなかったら、
    私たちの存在の意味、自らなくしていくようなもの。
    世界がこちらにやってくる時代を迎える日本だから、だからこそ。

    今日8月31日。
    今年の夏、終わりですね。奇しくも外でツクツクボウシの声。

  • 278月

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    「空と海 水平線でひとつになる」
    猫カレンダーの八月の記。

    青い空にもくもくと逞しく存在感を示す夏の雲が好きです。
    けれど気づけば、空も空気も秋の気配ですねー。

    朝の通勤電車。
    「車内でどーぉも体調が優れないなあってお客様がいらっしゃいましたら、
    どうぞご遠慮なさらずに…」
    少々ダミ声の、しかし心を感じる車内放送。
    この人は、電車の中で体調が悪くなった経験があるのだろうなと思った。

    毎日電車に乗っていると、特徴のある車掌さんの何人かは、
    会ったことないのに、あ、今日はこの人と気づくことがあります。
    学校の先生たちに、「卒業した学生に「○○先生に習いました」と、
    『名前を挙げてもらえるような先生』になってほしいと思っています」…と、
    学校のプロモーションビデオの中で私が喋っています。
    髪の長い先生とか、水曜日の先生ではなく、という意味です。

    空と海と水平線。
    いつかは水平線のようにすうっとさりげなく、
    でも、今まだもう少しもくもくしていたい夏の終わり。なーんて。

  • 258月
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    府中の伊勢丹、あと1ヶ月ちょっととなりました。
    「この街で生まれた、たくさんの出会いに、ありがとう」
    23年目にしての、さようならです。
    うちが府中に越してきたときに駅南側の開発と共にオープン、
    そうすると、私の府中歴も23年になるのだと感慨深い。

    府中に住む人はもちろん、出身の人、知り合いがいる人、
    皆の口をついて出てくる言葉は「ショック」。
    伊勢丹は街の文化と豊かさの象徴。
    伊勢丹があることは住民にとっての誇りであり自慢。

    閉店と聞いて初めて、いや改めて、皆一斉に、
    伊勢丹というブランドに気づいたのだと思います。

    だったら皆でもっと売り上げに貢献したらよかったのに、
    そうしたら閉店にはならなかっただろうに、と思うけれど、
    ブランド=買う、でないのがまた現実。
    難しい。

    ※伊勢丹閉店を知った日の記録→こちら

  • 228月

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    昨日のN局、朝のニュース「ここに注目!」というコーナー。

    「街にたくさんの日本語学校があります。
    確かにここ数年、……看板を見るようになりましたね。」
    「……7月現在で747校。ここ5年で1.5倍に急増しています。」
    「ところが入管庁によれば、……」

    ところが??

    「ところが入管庁によれば、
    中には出稼ぎ目的の外国人留学生の名目で入国し、
    その「受け皿」になっているところや、教育の質が伴わないところも
    一部あるそうです。」

    あるそうです??

    あたかも日本語学校が自然発生的に増殖したような。
    それを側から、どうしたものかと見ているような。
    でも、日本語学校設立の審査と認可の主は、
    まさにその入管庁が属するところの法務省ですー。

    誰の調査不足か認識違いか、まさか意図的にではないと思うけれど、
    しかし、天下の公共放送が発信元だということは大きい。
    言葉を発する者、伝える者の責任は大きい。

    外側から見えるものだけを伝えるなら、
    万人の目を引くだけのひどいマイナス情報だけを伝えるなら、
    ただのゴシップ記事や噂話と変わらない。

    この局に限らず、報道に携わる優秀な皆さん、
    世の中を、日本をどうしたいのか、どうならなければと考えているのか、
    そこで学ぶ外国の人たちとどう生きていこうと考えているのか。
    そういった思いや未来構想に全く立脚していないようにしか見えないのが、
    本当に、残念以上です。

    参考

  • 218月
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    二日続けて「ナラティヴ」という言葉を聞きました。
    「ものがたり」と訳すようですが、
    ストーリーを「物語」と書くなら、
    ナラティヴは「物語り」かなと思います。

    「物語り」に必要なのは語る人と聞く人。
    聞く人の「きく」は聴く?
    傾聴く(これで「きく」と読ませる←私が^^)?
    受け入れるく(同上^^)?

    でかいこと言っても、自分の価値観で生きているので、
    「受け入れるく」まで行きつかないこともしばしば。
    と同時に、私の話の上辺だけ聞いて、
    「そんな大風呂敷広げなくても」と言われることもしばしば。

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    昨日のタコに続き、15年前のイカにも再会。
    昔はこんな小難しいこと考えていなかったような。
    ただ単に石橋叩かない、ひたすら猪突猛進ってだけで。

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