今、マレーシアに行っていない。
西尾さんに会っていない。
コロナ飲んでいない。…けど、この写真。
今、コロナビールだけじゃなく、アルコール全般、
帯状疱疹の薬のために、9月から飲んでいません。
日常的に晩酌していたわけではないのだけれど、
飲めないと思うと、飲みたくなるものですよねえ。
今、飲む機会がほとんどないのは、不幸中の幸い。
飲むのが習慣の人、
こんな状況になったとき、我慢できるんでしょうかね。
インターカルト日本語学校の学生たちが選んだ今年の漢字は、
「禍」でした。〈なんといってもコロナ禍の禍〉というコメント。
確かに。私もこの字、例年になく何度も書きました(打ちました)。
続いては、
「密」〈三密。オンラインミーティングで仲間と密になった〉
「乱」〈コロナで世界が乱された、学校にも登校できなかった〉
「家」〈在宅勤務、オンラインレッスン、オンライン飲み会〉
「新」〈新しい大統領、新しい総理大臣、新型コロナ、新技術5G元年〉
さらに、
変 離 病 友 止 健 死 危 粛 夢 希 苦 染 感 問 広
嵐 疫 寂 患 会 失 熊 隔 捌 恐 囚 職 金 酒 響 生
冠 絆 満 転 洗 克 命 騒 楽 厄 耐 鬼 難 望 長 菌
縛 悲 画 顕 神 試 怠 花 籠 令 待 痛 治
さっと眺めても、おめでたい字はほとんど見当たりませんね。
まさに2020年を象徴する漢字たち。
今年はクリスマスツリーになって!漢字を書いて、一年の締めくくり。
こうして今年が終わっていきます。とほほの年末。
Facebookに3階4階の皆も出てくる動画があるので、よかったらどうぞ。
ちなみにこれまでの今年の漢字と衣装と共演者。
来年は、どうかどうか幸せな漢字が集まり、選ばれますように。
去年の夏から、今年のコロナ禍の最中にも粛々と準備した、
日本語教師養成講座の通信コースがようやくできあがり、
文化庁にも届出受理され、来年1月開講となりました。
創立42年になる通学コースで授業を担当してくださっている、
今、現役で活躍中の講師の先生方が、理論講座の科目の内容を
作り、自ら画面に登場してくだっています。
それを、自宅でも電車の中でも海外でもどこでも受講できます。
集合授業が原則の実践講座(教壇実習)は、東京校だけでなく、
福島、久留米、那覇サテライトでも。
これからの日本語教師は、ただ言葉を教える先生ではない。
対象も留学生だけでなく、生活者、児童生徒、就労者等々、
そして、海外から多くの観光客が訪れ、「お隣さんが外国人」
ということも決して珍しくない時代になった今、
日本語教育人材の活動範囲は益々広がると思っています。
私たちは、そのことを強く意識して講座を作りました。
それは内容だけでなく、講座の構成もそうです。
つまり、法務省告示校(日本語学校)の教師資格として必要な
420時間を頂点として、その前にいくつかのゴールを置きました。
外国人人材受け入れ企業の方、地域で日本語支援をする方、
資格をとりたい、実践力をつけたい、理論を学び直したいといった
方たちのために、いくつかの受講パターンを設定しました。
多様化は今の時代の一つのキーワード。
この間ここで紹介した拙稿「人生を豊かにするための日本語教育」と
私たちの講座の、根底に流れる考えは同一線上にあると思っています。
日本語で、世界との、社会との、人との「懸け橋」に! ぜひ共に。
(本日、宣伝でございました)
福島の友達が送ってくれた自家製の干し柿と市販の干し芋。
昔、子どもの頃、干し芋のことは乾燥芋と呼んでいて、
色は濃い灰色で白い粉がふいていて、結構硬かったような。
長く東京に住んでいるというだけで、都会人ではないため、
私は、小洒落た洋物より、こういうのが好きです。
ところで、この「小洒落た(こじゃれた)」の「小(こ)」。
(以下、「大辞林」より)
(A)意味を和らげたり、親愛感を加えたりして、主観的な感じ、
印象を添える。どことなく…の感じだ。
「━粋」「━憎らしい」「━ざっぱり」「━しゃく」
(B)一人前ではない、大したものではないの意を表す。
また、卑しめる意を表す。
「━坊主」「━ざかしい」「━才」「━面」「━役人」
「小洒落た」はどっちでしょうね。
上に「小洒落た洋物」と書いた時の気持ちは?ですよね。
親愛の気持ちを込めてだったら(A)…、でも、
「わあ、素敵!小洒落てますねえ」とは言わないから、
(B)ですよね。ちゃらちゃらした洋菓子なんてという。
(少なくとも私の上の使い方においては)
…って、こういうこと考えることが好きな人、welcome!!
新しいコースのこと、まもなく皆様にお知らせします。
上段の真ん中あたり、私の「夢」です。
2月の中旬に行った、2020年最初にして最後の海外出張、
バンコク留学フェアの会場で、学生たちに混じって書いたお習字。
その時はもうマスク着用で、出発の羽田で携帯用の消毒液を買い、
無事帰国の翌日にタイ政府から日本渡航の注意喚起発表。
そのとき初めてコロナを本気で身近に感じました。
私たちも、その1週間後から通学時の感染を避けるため授業の時短。
そのあとはもう・・・語るまでもなく。
この間、来年度のことを考えていると書きましたが、
電卓とExcelがよく働いてくれて、一応どうにか考え終わりました。
このご時世、近未来のことは誰にもわからないのだけれど、
2021年はもうコロナを理由に「できない」は、なしだよね、に、
若干強気に、それはそうだと言ってはいるものの、うーむ。
アフターコロナって、そういうことなんですよね。
「夢」、あのとき一体、何を考えながら書いたのだったか。
学校のホームページに載っている、
単身赴任していたインドネシアから帰ってきた翌々年の写真です。
南国では、ざんばら髪にバティックワンピースの自由人姿、
日本語学校の教務に帰任すると思いきや、
海外企業からの日本研修受け入れ部門のマネージャーになってしまった頃。
少しでも大人っぽく見えるように、スーツ、パンプス、髪は一つにまとめて、
年齢も地位もバックグラウンドも、日本語以外はすべて自分よりずっと上の、
主に韓国の大企業の偉い方たち相手に、日本体験のプログラムを考えて、
教材作って、東京と大阪を行ったり来たりしながら研修をしていた、
結果的にですが、自分が一番輝いていたかもしれない30代半ばの時代です。
人とつながるための言葉。
心がつながりを求めて、言葉がついていく。
と、昨日、福島でした公開セミナー、
「外国人就労者と日本語教育〜わかりやすい日本語でコミュニケーションを〜」
で、登壇者やまぐちさんがおっしゃっていました。
関わる人たちの目に見えぬ力を感じ、
人とも、時代とも、つながっていることを思った昨日でした。
トップバッター、福島の皆さま、お疲れ様でした。
次のセミナーは来年1月17日(日)、東京ブロックの私たち担当、
「生活者としての難民の皆さんと共に〜日本語の学習が人生を豊かにする〜」
です。
あっという間の12月、いよいよトナカイの登場。
イースターのウサギと並んでしまっている、うちの下駄箱です。
イースターって、確か4月でしたよね。
ウサギもトナカイも、ヒューストンのTomokoさんからの頂き物、
とってもお気に入りで、思わず出しっ放し。…じゃないか。
で、書いてしまってからナンですが、下駄箱って今も言いますか?
下駄箱で検索したら、シューズボックスって出てきました。
確かに下駄ではなく靴を入れてるけど、シューズボックスって
とっても違和感、と思いながら、そういえば昇降口は?と。
それも調べてみたら、なんだか若い人には通じないらしい。
昇降口、校舎などの出入り口で、上履きと靴を履き替えるところと
辞書にはあったけれど、今、もしかしたら履き替えないのかな。
昔々、小学生のとき、学校の床をまず濡れ雑巾、次はから拭き、
顔が映るくらいぴかぴかに磨きなさいと言われて、
本当にそれくらい一生懸命、学校の掃除をしていました。
今、掃除って誰がするの? 子どもがするとしても雑巾で??
母校の柳原小学校、
今は史跡足利学校として整備されたところにあった東小学校と
統合されて、けやき小学校に。足利市は来年、市制100周年らしい。
明日、12月13日の「外国人就労者」を皮切りに、
来年1月は「難民」、2月は「外国人児童」と「留学生」、
3月は「日系人」と、それぞれ、「生活者」という視点での
セミナーを、全国5ブロック協働で開催します。
セミナー第一弾、「外国人就労者と日本語教育」は、
福島ブロックのふくしま多言語フォーラムが主催します。
JITCOで、技能実習生の監理団体・受入れ企業を対象とした
日本語セミナーの企画、教材開発、言語ニーズ調査などに
携わってきた山口千秋さんをゲストに迎え、一緒に考えます。
参加申し込みは、昨日の夕方時点で250名を超えました。
zoomのウェビナー開催なので、今からでも申し込みできます。
※追記:2020/12/12中で締め切りだそうです。
第5弾までの参加登録者は、今、トータル700名に迫り、
それは国内だけでなく、海外のあちこちからも。
皆さんに興味を持っていただけてとてもありがたいのと同時に、
あらゆるところにいる人が、一つの機会をごくごく自然に
共有できる時代になったのだと、改めて実感しています。
小学生のとき、習わせてもらえなかったもの。
そろばんと柔道。
前者は、これからはそろばんの時代じゃないからという理由、
後者は、女の子がするものではないという理由。
今、計算が苦手な(元)女の子が、
電卓やらExcelやらに数字を入れて来年度の計算をしています。
目標を立ててそれに向かって走るのは好きなのだけれど、
先の見通しが立たない中での計画はスリルありすぎですよね。
許されて習ったピアノもバレエも、結局中途半端だったなあと
思いながら、久しぶりの11時過ぎの電車に乗っています。
そこそこに混んでます。でも酔っ払いは皆無。
2021年、ほんとにもう、どうなるんでしょうねえ。
って、最近、こんな締めくくりばっかり・・・。