片道1時間半の通勤時間。往復3時間。
1ヶ月に20日間通うとすると、月に60時間、
コロナの少し前まではぎゅうぎゅうの満員電車だったけれど、
京王線がライナーを作ってくれたおかげで指定席。
片道410円、1日往復820円。とすると、月に16,400円。
考えてもどうにもならない時間とお金だから普段は考えない
写真は、一昨年行った川越の時の鐘。
肩と頭がぴりぴりつんつん痛いので、
しなくちゃならないことあるけど、とりあえず寝ます。
作家の童門冬二さんが、一年前に亡くなっていたことを
昨日のニュースで聞いて、少なからずショックを受けました。
童門さんの小説で上杉鷹山を知ったのだったか、
上杉鷹山を知ろうと童門さんの小説を読んだのだったか、
よく覚えていないのですが、
『小説 上杉鷹山』は、何度も読みました。
元気とかパワーとかそんな派手なものではなく、
小さな火種を後に続く若い人たちの心に残せたら、
なんて上杉鷹山を真似たようなことをよく思います。
鷹山の如く火種を残したし危なき火種持つ我なれど
上杉鷹山の「してみせて言って聞かせてさせてみる」を、
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、
人は動かじ」とした山本五十六のこれもまた我が人生訓。
子に母語を継承したる親たちの一人ひとりの想いをつなぐ
夏バージョンの私たち。カルダー淑子先生と椿さんと私。
季節を超えて今日、気温零下というワシントンのカルダー先生から
この写真が送られてきたので、このお話を。
カルダー先生は、「日本語教育推進法に「海外に移住した邦人の子孫等
への日本語教育の支援」を」という世界中の関係者の声を国に届け、
2019年に実現に導いた方です。
この間、登録認定を受けた私たちの日本語教員養成課程の特徴の一つは、
「目的・対象別日本語教育」という科目の充実で、
留学、生活、就労、児童生徒、難民等、海外という6つの分野の事例が、
溢れるほどに盛り込まれていることです。
そのうちの一つ、分野「海外」の中の「継承日本語」というカテゴリーで、
カルダー先生が、アメリカ、スイス、フランス、韓国、南米で日本語を
継承する先生たちの生動画制作をコーディネートしてくださいました。
去年の夏のこの写真は、東京での、その小さな慰労会。