目がまわるような一日でした。
その中間地点のお昼に食べたニラレバ炒め定食。
午前中で精力使い果たしたため。
午後からは途切れなくzoom、zoom、zoom…でした。
留学生の入国、ゆっくりだけれど、前には進んでいると思います。
でももう少し早く、たくさん入れるように。
学校たちは力を合わせて、そのために動いています。
学生の皆さん、どうかあと少し。
今まだ帰りの電車です。コロナ前だったら当たり前の9時台、
でも今、遅いな…と思うのは、いいことですよね。働き方として。
今、撮りました。東京駅の写真。
神田での仕事を終え、東京駅から中央特快に乗りました。
次世代のリーダーを考えるセミナーでした。
スピーカー3人の中ではもとより、対面でのオフライン参加の方、
ウェビナーの向こうの方々、合わせて80数名と聞きましたが、
その視聴者情報でも、私は完全に高齢者でした。
これ即ち、日本語学校業界の縮図。
これまで業界を引っ張ってきたリーダーたち、でもその数はごく一部、
私もその中では少し若手ながら、でもやっぱり決して主流ではない。
ああ、もうこの人たちの時代なのだなと思いました。
コロナを経て、IT化も進み、マーケティング手法もさらに磨かれ、
はてさて、日本語学校の地図はどう変化していくのでしょう。
今回、スピーカーを引き受け、何を話そうと考える中で、
色々思うことがありました。
その中の大きな一つが世代交代。「引き際」が大事だということ。
自分の首には自分で鈴をつけたいと思いました。
組織牽引のためには、知力、体力、気力のどれが欠けてもいけない。
それが衰えてきたら、それは身を引くとき。
今日、会った若い方たちの中に、かつてその人のお父さん、お母さんと
共に業界活動をしてきたという人が何人もいました。嗚呼。
引き際。そうなのです。後の人たちにそれを望まれる前にだなと、
彼らと話して改めてとっても思いました。
次世代がテーマでしたが、古めの現世代がテーマの今日でした。
私にとっては。
「現地語と継承語:複数言語環境で育つ子どもへの指導ストラテジー」。
今日は、バイリンガル・マルチリンガル子どもネット(BMCN)の大会に、
オンライン参加。トロント大学のカミンズ先生のお話を聞きました。
これまでの自分の固定観念と無知を思い知る貴重な機会で、
何らかの形で自分たちも関わるべき大きな課題と再認識しました。
私たちの関わり、
文化庁の生活者事業で、地域の子供たちの日本語教室をしたこと。
今年、海外での継承日本語のセミナーをしたこと。
まだまだ浅いです。
明日の夜は、そのセミナーでとってもお世話になった、
カルダー淑子先生が総合司会をされるセッション、
「海外で育つ子どもの継承日本語教師・親の立場から」に参加します。
写真は全然関係ないです。
お気に入りの写真フォルダに入っていた着物の写真。
子どものとき、大人になったら着物に割烹着姿…と思っていました。
その後、ウェイトレス、スチュワーデス、薬剤師を経て、結局…今のこれ。
ああ、急がないと日付が変わってしまう。あと10分。
今日は、日振協の主任研修のため品川。
ここ数年、私の十八番(おはこ)になりつつある第三者評価の話。
今日のタイトルは「日本語教育機関の質保証」。
久しぶりの品川駅。
改札を出て右に行くと港南口、東京入管がある方の口ですが、
私にとっては、去年の3月まで2年半籍を置いた大学院がある、
夜と週末に通った懐かしいところ。
でも、今日行った会場は高輪口。
去年同様、研修は全面オンラインで受講生は自宅から。
協会事務局と運営委員の皆さんと、講師をする人は、
東京と大阪の会場に集まって、そこからの配信でした。
本日初日、私の次は入管庁で、次は文化庁、そして日振協。
画面越しの全国の日本語学校の受講生、主任教員の皆さんは、
集まって繋がることができないのがお気の毒でしたが、
心持ち次第で、どんな状況でも何か掴む人は掴む。…ですね。
明日の2日目もふぁいと!で。
ああ、タイムオーバー。
日付を少し戻して9月3日分でアップします。ふう、疲れた。
昨日の夕方からのセミナー、
それを主催した会社のスタッフの女性がとことこ、にこにこしながら
私のところにやってきて、「私の父はインターカルトの卒業生です」と。
38年前に当時の高円寺校、進学課程で学んだそうです。
18歳のときに台湾から来日、見せてくれた写真に写るお父さんは今55歳。
娘さんによく、母校インターカルトのことを語ってくださってるそうです。
そのセミナーに行く途中で受け取ったメッセージの主は5年前の卒業生。
大学に進学し、今は大学院に進んだ彼が書いたという自身のIdentityに
ついての長い文章が、メッセージに貼られたリンクの先にありました。
Identityについて、私自身はこの仕事を得て、様々な国の学生たちとの
時間を過ごさなかったら、もしかしたらこの年までほとんど何も考えずに
きたかもしれないとも思い、元日本語学校の学生だった彼の作品は、
それを深く強く考えるきっかけを作ってくれたと、素直に思いました。
書かれた日本語はほぼ完璧、もちろんそれも素晴らしいのだけれど、
そうではなく、「書く」という行為の真髄を見た思いで、打ちのめされた
ような思いに襲われました。
そして、卒業生たちは日本人も。
日本語教師養成講座で教えた学生たちが、どんどんどんどん私を追い抜いて、
あちこちで活躍しています。今日、外国人向けに行った国際交流協会での
講座が新聞の記事になっていた修了生Mさんについて、
「青は藍より出でて藍より青し」と言ったら、Mさんの養成講座の教え子が、
自分もいつかM先生の口からその言葉をいただけるように頑張ります!と。
彼にとって私は師匠の師匠だそうなので、つまり私はおばあちゃんらしい^^;
冒頭に書いた昨日のセミナーは、今、究極の状況にある日本語教育業界を、
マクロの視点、ミクロの視点から見て、分析して、
5年後に生き残っていられるためにはどうあらねばならないかということを
考えるというのが趣旨の会だったのですが、頭を整理する良い機会でした。
卒業生のことを書こうとして探した写真、創立40周年の時のボールペン。
過去40年の先には新たな40年、と口で言うのは容易いけれど、
創立80周年が無条件にやってくるわけではない。
しかししかし、いつもふっと現れては驚かせてくれる卒業生たちがいたら、
気づいたら80年なんてこともあるんじゃないかなとも思います。
創立80周年は2057年。人生100年だとしたら、36年後、私、います。
朝7時。多摩地方は大雨去って晴れです。
気温も高くじめじめ。夏が帰ってきた感じ。
日差しがどんどん強くなっています。
着々とセカンドライフへのソフトランディングを想定した
生活にシフトしている、同じ多摩エリアに住む中学の同級生に、
成毛眞の『2040年未来予想』という本に影響を受けたと
聞いたので、私もKindleで買って、今読んでいます。
発想の転換しなくちゃだめ!と元気に皆に言っているけれど、
あと10年、20年の間にこんなに世の中変わるのだ、
そしたら今を守ることにまったく意味はないのだと、
今まだ読んだの半分までなのだけれど、すでにかなり感化。
※漢方の先生曰く「脳みそが素直」な私としては当然の展開。
現代社会の変化の最大の要因はスマホの普及。
日本でiPhoneが売り出されたのは2008年7月。たった13年前。
13年前の自分が◯◯歳だったとき、スマホはなかったのです。
そうしたら、もっともっと技術の進化が速い今だったら、
13年後どうなっているか。
19のときからペーパードライバーの私は自動車、そうまさに
「自動」車で普通に移動している、など。高齢者だけれど。
発想の転換とは、自分の扉を開くことだと思います。
扉は自分で開けなかったら開きません。
・・・と、また偉そうに^^;
ところで、扉。
去年の4月以降、日本政府からの入国許可を得ていながら、
今なお、コロナによる入国制限のために海外で待ち続けている
学生たちが、世界中にたくさんいることをご存知でしょうか。
彼らの声を届けるためのイベントが今日あります。
「コロナ禍の日本留学の扉を開く会」
関心を持ってくださる方、こちらから登録を。
イベントは今晩、8月18日(水)18:00からオンライン開催です。
なかなか覚えられない外来語、エバンジェリスト。
エバンゲリオンじゃなくて何だったけと散々考えてやっと。
エバンジェリストは伝道師、他人にその魅力を伝える人。
先月からの私の場合の「その」は、日本語教師ということに。
8月の活動。
今日の午前中は久留米ゼミナールの皆さんと。
午後からは、沖縄のICLCの皆さんと。
福島サテライトとは、再来週21日の土曜日です。
7月から8回の予定で、日本語教師の仕事とその資格制度について。
今日、7回目まで終了。もう目をつぶってでも語れる感じ^^
で、なんであれ、日本語教師の魅力、
国家資格という耳障りのいい言葉で満足しちゃだめです。
ずっと手に入れることを願ってきた社会的地位や待遇を、
ちゃんと連動させなくちゃ。自然に連動は・・・しません。
世の中、社会、組織、常識、そういうのを変えるの、
簡単じゃないこと、年を重ねるたびにいやでもわかってきます。
でも、ひるんじゃだめ。思いは熱く、ただし行動は冷静に。
日本語教師の語り尽くせぬ魅力、揺るがぬ事実と信じて。
待ちの一年余り。
待ってるだけじゃだめだと思って一年。
待っている間に何をするかが勝負なんだろうと思います。
…が、そう思いながら、日々スケジュールに追われる毎日。
>クモは、糸張力を調整することにより
>異なる巣の部分における獲物検知能力を制御する
これ「辛抱強く餌を待つことにおける留意点」だそうです。
(出典:こちら) ※餌という言葉はここには適さずです。
待ちは、待機学生も然り。
日本に来日できない外国人 オンライン交流会で切実な声。