久しぶりに家でのんびり過ごす土曜日の朝。 前から買ってあったテンペ(大豆をテンペ菌で発酵させた食品。 インドネシア発祥。臭いのない納豆みたいな塊)と、 冷蔵庫にあった残りの野菜いろいろを炒めて、 塩麹で味付けしたのを、「旅サラダ」見ながら食べてます。
今朝の日経新聞。これも久しぶりにゆっくり全面眺めました。 じっくり読んだ記事、二つ。
その1: 社説「外国人と共生する社会へ骨太の論戦を 」 参院選挙戦真っ只中の今、 (要約)有権者の物価高などの不満のはけ口を外国人に 向けようとしている動きがあること。排外主義につながる 危うい傾向。 有権者には、世の中を自分自身で理解して、自分の脳みそで しっかり考えてほしいです。
(結びの文)移民に苦しむ欧米の教訓を踏まえ、人口減少時代に 必要な外国人政策を、正面から冷静に考える機会にすべきである。 本当にそうです。 ・・・基本、政治的な話題は書かないことにしているのですが、 これは、そんな私ルールを破るべきことゆえ、敢えて。
その2:(漢字そぞろ歩き) 筆順とは何か 「「右」を「一」から書いてもよい」という、阿辻哲次さん (漢字学者)の文章です。
「右」は「ノ」を書いてから「一」を、 「左」は「一」を書いてから「ノ」と、私も習いました。 「飛」や「必」という漢字を、“正しく“書けることは、 小学生の時から、今もずっと私の自慢です。
でも、読んで、なるほどでした。 (結びの文)では筆順とは何か? それは各人が漢字を書く時に もっとも合理的で書きやすく感じる順序、としか私には答えられない。
・・・と、日本を代表する漢字学者の先生が言っているとは! 阿辻先生は、「だから左利きの人用の筆順もあるべきだと思うが、 そのことは学校では不思議なほどに論じられない」とも。
ところで、今日の写真。 昨日は、日振協の前理事長、佐藤次郎先生の慰労会を、 日振協内外の昔馴染みの皆さんと、上野の東天紅で。
守破離。武道や芸道における修行の道筋だそうです。 守:型を守る 破:型を破る 離:型から離れて独自の境地へ
来週の火曜日は、交代して初めての、維持会員協議会です。 私の人生の(日本語教育の)線路は続くよどこまでも。
一昨日、実家の母から届いた大きなタッパー2つ、 梅の奈良漬、梅奈良と呼んでいるのですが、超絶美味しい それをひとつ、大事に食べて、旅サラダ終わりました。