親切なおじさん

4月からの春学期は学校を閉めてzoomを使ってのオンライン授業。7月の夏学期は何とか通学授業に戻りましたが、授業前の検温、授業後の座席の消毒、机の配置換え、各クラスの学生数を減らすなど、教室の様子は大きく変わりました。学生たちはみんなとても協力的で、最初は異常に感じたこの状況も日常になりつつあります。

私は現在、中級クラスの授業を担当しています。先日、会話の授業の時間に「日本でのお金の使い方について」みんなでいろいろ話しました。アルバイトをしている学生はクラスの半分弱でしたが、貯金はみんなしているとのこと。目的を尋ねると、みんな若いのに「老後に苦労したくないから」という答えが多く、苦笑。でも、確かに…。

「生活費はどうしているのか」という話題では、少し年上の学生たちは「国で貯めたお金を使っている」、若い学生たちは「アルバイトで稼ぎ、両親からももらっている」という人がほとんどでした。あるかわいらしい中国の女子学生は、「アベさんに助けてもらいました。」と答え、援助してくれる日本人がいるのかと話を聞いていくと…。みなさんももらったでしょう、コロナの特別定額給付金の10万円のことでした…。

それは、アベさんからじゃないから!!

そんな「親切な」アベさんも辞任。まだまだいろいろ落ち着きませんね。どうなっていくのか先の読めない毎日。今できることをしっかりしていくしかないんでしょうね。

今日の体温は、いつもよりちょい高めの私です。

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