
この間、熊本駅で買ったばくだんおにぎり。
その前の時も新幹線の中で食べたので、二度目です。
色々色々、新しいことが押し寄せてきて、
新しもん好きの私も、さすがにちょっとぐたっとしています。
精一杯、誠心誠意、駆け抜けます。
と、今日届いたメールのいくつかの返信に書いて送りました。
誠心誠意、駆け抜けるって…。ほんと、いい加減だ。
本日、山田智久先生のセミナー。ヒトとコトを見直す。
オンライン上に国内外70名の方々が集まってくださいました。
機械が人間に変わって通訳してくれる時代に、なぜ外国語を学ぶのか。
それは「遠回りして得られる経験に価値があるから」。
(なぜ留学するのかという問いにも言えることだと思いました。)
外国語を学ぶ過程には、
思いがけない出会い、衝突、困難、喜びが待ち受けているが、
それらは全て「自分のことばで世界を語る」ために必要な経験である。
心に刺さった。
というか、自分がしてきたこと、していこうと思っていることの
再確認ができた、という気持ちでした。
今日のために福岡からいらしてくださった山田先生。
午後は、対面での内部研修。
教師の役割は、学習者が自分で気づくのを手伝うこと。
そのために適切な道具を選ぶこと。
写真の谷口さん(ファン代表)、本当に嬉しそうです。
つられて山田先生も…ですね。
山田先生、本当にありがとうございました。よき一日でした。
新入生を迎える準備をしていたスタッフの作業テーブルの上に、
『安全な留学生活のために』。
イラストだけでなく、デザインも、書かれた内容も、構成も、
こういうのを作ろうという企画も、思いそのものも、
昨年末に亡くなった新宿日本語学校校長の江副先生。
これは、日振協に、日本語学校に残してくださった作品で、
この冊子が初めてできた頃のいろいろを思い出しています。
やっぱり、ものすごく偉大でした。江副先生。これも足跡…。
先日、ひつじ書房から出版された、
『外国人受け入れへの日本語教育の新しい取り組み』(田尻英三編)
という本の第8章を担当させていただきました。
「認定日本語教育機関・登録実践研修機関・登録日本語教員養成機関における
「日本語教育」と「日本語教員養成」─新たな実施申請にあたって認識して
おくべきこと─ 」という長いタイトルなんですが、
これから申請を!という機関に向けて、制度の建て付けやポイントをまとめた
パートです。
ほかにも、明治書院の『日本語学』ー「日本語教育の資格と専門性」の号に
書かせていただき、
ココ出版の『日本語学校物語』には、・・・書いていただきました。
実は、私の日本語教育人生もいよいよ集大成かと、くらっときたのですが、
まだ、あともう少し、いや、それ相応に続きそうな感じです。
まあ、マグロだから(泳ぐのをやめたら死んじゃうから)、
その日のぎりぎり前日まで泳いでいるのですよね、きっと。あと100年くらい。
2024年度、最後の最後の、熊本と(福岡と)岡山。
飛行機で行って、新幹線で帰って来ました。
10年くらい前に熊本でお世話になった森義臣先生の、
83歳記念独唱会に行くことが元々の予定だったのだけれど、
だったら、会いたい人に会おう!…と思って移動移動移動。
熊本の西谷裕子さん、森義臣先生、
福岡から熊本まで来てくれた久留米の徳安貞子さん、
そして、岡山で会ったお二人の紳士(匿名希望^^)、
ありがとうございました。
私は何でも、基本、自分で決めます。人には頼らずに。
でも、頭と心が、歳のせいで鈍ってきたからなのか、
整理がつかなくて、誰かと話したいなと思った。
具体的な何かを話すのではなく、その人の今を見てみたい、
と、そんな感じで。
森先生の独唱会、初めて見た阿蘇山、飲んだお酒のこと、
毎日、冬のように寒かったことなどは、改めてぼちぼちと。
明日から2025年度。この思いつきは成功だったと思います。
新制度の下で始まった「登録実践研修課程 45単位時間教壇実習コース」、
その記念すべき第1期生の一人は、マレーシアのAtoZ Language Centre
校長の西尾亜希子さんでした。
西尾さんは、インターカルトの教師養成修了後マレーシアへ。学校設立。
AtoZは、インターカルトの文化庁受理養成講座のマレーシアサテライト。
海外で教える教師には経過措置がないので、試験ルートでの受講でした。
去年11月の日本語教員試験の基礎試験と応用試験(合格率8.7%)に合格、
だけでも偉いのに、コースを受けるためにマレーシアから来てくれました。
でも、来なかったら国家資格取れない、登録日本語教員になれないのだから。
前にも書きましたが、お初のものは“まず私が”のマイルール。
現職日本語教師、それも20年以上の経験という人たちに向けての授業は、
担当した私たちの方こそ“勉強になりました”でした。
そういうことをしながら、祝日も土曜日も日曜日も返上して。
西尾さんたち、登録日本語教員、おめでとうございます!
お疲れ様でしたー! 受講ありがとうございました。
コースが終わったと思ったら、すぐにISOの定期審査受審。
ふう。ということで、
私は、無事駆け抜けましたでしょう!で、いろいろ振り返りながら、
いろんな人に会いにあちこちに行ってきまーす。