• 289月

    こんな風景を眺めながら東京戻り。

    昨日は、‘ふるさと’ 栃木県での研修会。
    会場は足利の隣の佐野だったのですが、
    ああ、私は栃木県人なんだなと、何だか新鮮な気持ちで思いました。
    足利が栃木県からはみ出た群馬県の中にあるみたいなことからか、
    足利にはふるさと意識があったものの、栃木県に対しては…だったのですが。

    で、なんであれ、栃木県佐野市での日本語学習支援研修会。
    佐野だけでなく、小山、足利、栃木、宇都宮などなどからの皆さんは
    とても一生懸命で、目を見開いて聞いてくださる姿に、
    こちらも元気をもらって、マイクを持って広い会場内をあっちこっち。
    私より年上とお見受けする方たちも少なからずいる中、
    15才の高校生もいて、みんなで(おそらくみんなで)嬉しくなりました。
    後継、大事です。がんばれ!栃木県。もちろん日本も世界もみんなみんな、
    来るべき未来の、いや、今現在の、みんなで生きていく社会のために。

  • 269月


    8月のマレーシア、タイから始まった連続週末出張、国内編。

    福島県・郡山で、技能実習生にもらった唐辛子は干すことにしました。
    写真は2袋だけれど、実際は6袋。一味唐辛子にする予定。

    新大阪の駅で買ったエビカツサンド。
    大雨で山陽新幹線が不通になった影響を受けて、遅れに遅れた
    新幹線の中で食べました。東京駅に着いたら中央線終わってました~_~;

    福岡県・博多の、TOKUYASUさんの高校の同級生のお店で飲んだ
    全国各地の日本酒。秋田の「雪の茅舎」というのが美味しかった。
    このお二人、◯十年前に同じ教室にいたんだなぁと思いながら眺めた、
    素敵なおもてなしの人と、飲みっぷりの人^^

    日本語教師養成課程の連携協定校、久留米ゼミナールの
    在校生と修了生と受講検討中の皆さんが集まってくださいました。
    そう、現在、過去、未来♪ですね。皆さん、すぐに打ち解けて、
    想像を大きく超える楽しく充実したひとときでした。
    久留米の底力。ありがとうございました!

    ということで、明日が連続の打ち止め。栃木県佐野市でのセミナー。
    初めての故郷(のお隣)でのお仕事です。そのことはまた改めて。


  • 149月

    一昨日の晩、大阪に来て、
    昨日は朝からインターカルトの文科省委託、生活者初任研修の
    自分の担当授業の配信をホテルからして、

    終わってチェックアウトして、徒歩2分の裏側のビルに移動して、
    日振協主催の近畿地区情報交換会。(下の写真の上半分)
    「認定申請対策セミナー」と題してした100人定員の部屋に98人が
    集まりました。

    そして昨日から、日振協の文科省委託の主任教員研修(下半分の写真)
    東京、大阪、福岡で行う対面での研修の大阪会場。
    私も、主任の気持ちで勉強してます。

    大阪での発見。いろいろ。
    海外の人材を育成する研修センターに寝泊まりして研修をしています。

    自分の部屋に貼られた、「浴室からの湯気で、火災探知機が作動する
    事がありますので、シャワーを使用される場合は必ずこのドアを閉めて
    下さい。」という注意書きが、日本語、英語、中国語、スペイン語
    韓国語、インドネシア語、タイ語、フランス語、アラビア語の9ヶ国語。
    おお!

    研修室から一番近いトイレの便器は、
    左から、和式、洋式、そしてイスラム式って言っていいんだろうか。
    インドネシアによくあるタイプの、スタイルは和式に似たしゃがむ式、
    でも、トイレットペーパーではなく、脇にあるシャワーで洗う。
    それら、三種の違うスタイルのトイレが並んでいるのです。
    おお!

    さらに一つ。これは研修センターネタではなく、大阪の人のこと。
    例えば、東京でしか会ったことがなかった研修委員の女性の先生。
    いつも、きりりと毅然と、とにかくすべてにおいてきちんとしている
    その先生の口から出てくるのが大阪弁。言葉もイントネーションも。
    それはいいのですが、でも、そうすると大阪人なのです、完全に。
    笑いをとる、自分の話にオチをつける。別人。

    その土地で使われ、生きる言葉の威力を目の当たりにした今宵。

  • 119月
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    とうもろこしが好きだと吹聴しているからだと思うのですが、
    収穫したばかりという立派なのが、出張中に届いていました。
    長野の開田高原というところのだと、同封されていた説明の紙にあり、
    そこに書かれていた一番美味しい調理の仕方というのに従ったら、
    こんなにぴちぴち、ぴかぴかの美しい姿になりました。

    平地栽培のものとは違って野趣に富み、食べ応えがあったのでは、
    と、送ったお礼のその方のお返事にありました。ほんに…。
    まわりの皮を剥ぎ、軸のところを折った瞬間に水がほとばしり、
    顔と服の首のあたりを濡らしました。

    今まで食べたとうもろこしの中で断トツの美味しさでした。
    そんな貴重なものをありがとうございました。

    野趣に富んだ生き方ってどんな生き方かわからないけれど、
    そんな生き方をしたいなと、届いたメールのお返事を見ながら。
    人を穏やかな気持ちにさせてくれる、この送り主のようにもありたいな、
    と思ったけれど、いや、実現可能なのは、野手に富んだ…の方ですかね。

  • 109月

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    福島県郡山市の東栄産業、会長さんの家の土地が、
    インドネシアの技能実習生たちのための唐辛子畑になっていることは、
    あちこちで喋ったり、ここに書いたり。

    日曜日の日本語学校学習支援ネットワーク会議の後、郡山に行った私に、
    実習生たちが、早苗先生にと唐辛子一袋を託してくれました。
    (下の名前で呼び合うことが多いように思う福島の人たちのように、
    会長さんも実習生の皆さんも、私を早苗先生と呼んでくれます。)

    新たな情報によると、
    会長さんは、実習生たちの寮に唐辛子専用の冷凍庫を買ってくれたそうで、
    その中の一袋。家に持ち帰って瓶に入れたのだけれど、入らなかった分が
    この2倍以上あります。消費に何年かかるでしょう。
    彼らは一袋を数日で、らしいのだけれど。

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    郡山での私の用事は、登録日本語教員養成課程の連携協定校である、
    福島医療専門学校訪問でした。

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    福島でもいよいよ実践演習と実践研修(実習)が始まり、
    先生たちと事務の皆さん勢揃いで、進行中のこと、これからのこと。
    今のメンバー、ものすごくいいです。ほんとにありがとうの皆さん。

  • 198月
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    偶然てないと思うのです。すべては必然なんじゃないかと。

    夏休み最終日の日曜日の夕方、
    家のすぐ近くの交差点の横断歩道を渡り始めたところで、
    「加藤先生!加藤先生!」という女の人の声。
    ん?と思って声の方をみたら、一番前で信号待ちしている
    車の中から「加藤先生!加藤先生!」 ん?私?

    ・・・中略ですが、京王ストアと無印良品で買ったものを
    家に置いて、彼女の車で一路ロイヤルホストに。

    日本語教師養成コース、2000年修了生のショージさん!

    一度、立川の駅でばったり会ったことがあるけれど、
    それでも20年ぶり。よくぞ私を私と気づいてくれました。

    実家が府中。
    一昨年の年末に病に倒れられたお母さんのお墓参りの帰りだと。
    FD上でしか知らなかったお母さんと一緒に、
    府中のくりばやしの餃子を食べようと文字を交わし、
    でも結局、言葉だけの約束に終わってしまっていました。

    いや、餃子のことでじゃなく、ずっと気になっていたのです。

    明けない夜はないと信じています。
    延々4時間?に及んだ、偶然?必然?のファミレス会談でした。

  • 128月
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    とうもろこしは、好きなもののベスト5に入ります。
    昨日、近くのヤオコーで買った「2食とうもろこし食べ比べセット」、
    北海道産の黄色いのと群馬県産の白いのとが1本ずつ入ったのを、
    焼く、茹でる、蒸す、でもない、チンしたのを切って小分けして、
    ちょこちょこ食べようと思います。

    ヤオコーは、埼玉県の幸太郎さんが作った八百屋さん「八百幸」。
    実家の足利にもある母の御用達が、激戦区府中にもできました。
    ものすごい発展ですね。
    かつて海外に広く展開したヤオハンは、八百屋の半兵衛の「八百半」。
    子どものころ家の近くにあったとりせんは、鳥屋の仙吉の「鳥仙」。
    ぴんからトリオの「女のみち」や、殿様キングスの「なみだの操」、
    「およげ!たいやきくん」などなどを大音量で流していました。

    「盛者必衰の理(ことわり)をあらわす」なんでしょうかねえ。
    がんばれ、ヤオコー。
    しかしいずれも、戦略とか戦術とかでの勝負、
    勘と勢いで飛びまわってきた自分にとっては大きな課題で、尊敬。

    今、一応、夏休みなのですが、あっちからこっちからの溜めていた
    仕事をひとつひとつしています。これで終わりたくない。

    そして食生活。肉は脂身じゃなくてどうする!で生きてきました。
    が、すぐに胃酸が上がってくる今、そんなの肉じゃないと思っていた
    鶏のムネ肉を、どうしたら美味しく食べられるか、日々挑戦中。

    とうもろこしから、話が飛びました。

  • 038月
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    日曜の朝は、日本放送協会。
    「さわやか日本百景」から「小さな旅」を経て「Dear にっぽん」。
    今日は、第二の人生をeゲームの対戦に賭ける若くない人たちのお話。
    eゲームにハマっている、インベーダーゲーム世代の私と同じ年の
    “おじさん”が、番組の最後の方で言っていた言葉。

     年齢が上がっていくと 残りが少ない
     そうすると やりたいことがいっぱいあっても
     できるものが限られてくる
     だったら できるときにやっておいたほうがいいと思う

    私もやりたいことがいっぱいある。で、同じように人生の残りは考える。
    だけれど、来るもの拒まずだから、にっちもさっちも。
    さらに、お節介だから、頼まれてもいないことをあっちでもこっちでも。
    結果、本当にしたいことの時間がなくなる。今日のように。

    写真は、スマホのフォルダを「ゲーム」で検索したら出てきた昔の写真。
    おそらくこのあと、あれだのこれだのしたいことしながら今に至る。

  • 287月


    ここのところよく、卒業生とか、仕事の関係の人とかに、
    新宿駅の地下で見かけましたよーと言われます。
    (新宿駅の地下道は、京王線から大江戸線への乗り換え通路)
    このように、だったら声かけてよーという場合と、
    実際に声をかけられる場合と、私が自分で気づく場合と。

    その人たちの感想の多くは、すごく疲れた感じ。…私がです。
    そりゃあまずいなと思うけれど、地下道を歩いている時まで、
    気合いを入れて、しゃきっとなんてしていられない。

    そして今日は。夜7時過ぎに、大江戸線の駅のホームで、
    スマホ見ながら地下鉄を待っていたら、おお!先生!と。

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    この一家、台湾高雄から。今、日本旅行中。
    私の頭の上にいる彼は35年前の卒業生で、元私の学生。
    右端の彼は今年3月の卒業生で、都内の学校に進学。
    彼のお父さんは、私の頭の上の彼です。

    慌ただしく写真を撮って、一緒に地下鉄に乗って、
    皆さん、一駅目で降りていきました。
    「ばったり会った先生が元気そうで、何よりでした。
    暑さに負けず、互いに頑張りましょう!」
    卒業生(父)からのメッセージ。

    元気そうに見えたのは、
    土曜日に整体と骨盤矯正、日曜日は鍼灸に行って、
    身体のメンテナンスを一通りしたおかげです。
    一週間もつとは思えないけれど、とりあえずよかった。

  • 137月
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    フンさん1月、私5月、そして双子のタオさんとミナさんは7月。
    以前は毎年していたそれぞれの誕生会を、久しぶりにまとめて。

    20年前にホーチミンで初めて会ったときは、
    三人とも日本語はまったくできなくて、
    特に、タオさんとミナさんのときは三人きりになった時間があって、
    でも共通語がなくて三人で筆談、と言っても文字じゃなく、
    紙に絵を描いて、やり取りしたのでした。

    フンさんは高円寺校、タオさんとミナさん(当時はノックさんと
    呼んでいたのだけれど)は信濃町校でした。
    あれから20年、それぞれ、進学したり、就職したり、結婚したり、
    出産したり、皆それぞれ、ずっと日本でいろんな経験をしながら、
    しっかり生きてきたんだなと、久しぶりに会って話して心にじんと。

    娘の年の三人、実際、タオさんとミナさんのお母さんと私は同じ年
    なのだけれど、ある年齢を超えたら、年は関係なくなるんですね。
    五年後くらいには、もしかしたら四人で事業をしているかも…なんて。
    私の人生の終盤戦、おもしろい展開を想像させてくれる人が次々と
    現れて、ほんと、ありがたく、そして楽しみです。
    それもこれも、この仕事のおかげ。

    誕生会は、来日中のタオさんとミナさんのお母さんとおばさんと、
    日本在住の弟のロックさんも。私だけ日本人なんて関係なーい。