今までの人生の中で一番脳みそが忙しいのではないかと思っています。
ひと息つかなくちゃ、そうだ日本脱出だ!…と思って、即実行。
で、ひとっ飛びして、気を遣わない人たちと遊びに台湾に来ました。

食べて飲んで喋って歌って。

所期の目的達成、いざ帰国…と思ったら、

こんな雲。
台風のためにフライト遅延とのことで、帰国が明日の深夜に。
これも一興。
明後日の予定は午後4時のお客さん。余裕で間に合うので沒問題啦!
南国マレーシアから帰ってきたはずなのに、
日本はもっと南国、というか、
猛暑激暑酷暑の、厳しい暑さの国でした。
たくさんの足し算と、大きな引き算の計算が
思いのほか大変そうで、一区切りつけに少し遠出。
行った先マレーシアの、穏やかな中にある刺激が、
懐かしく、ありがたかったです。
AtoZ Language Centreでの、
日本語クラスの参観と、養成講座修了生の集まり。
教え子であり校長先生の西尾さんが私のことを
メンターとかって言ってくれているのだけれど、
青は藍より出でて藍より青し。
AtoZに日本大使館の北岡さんも来てくださって、
本当に嬉しいマレーシア滞在でした。
韓国での、日本留学&就職フェア。
インターカルトのブースは、日本から一緒に来た崔さんと、
専属通訳、18年前の卒業生、ものすごく頼もしい李さん。
留学前も留学後もずっと、韓国で日本語の先生です。
で、キムチ。
昨日の夜はコムタンだったんですが、
まず、チゲ鍋一杯の白菜キムチと巨大サイズのカクテキが、
テーブルにどどどーんと。
私は、こういう豪快で大胆なのが好きです。
キムチでも生き方でも何でも。ちまちましたのは非常に苦手。
今日はフェア二日目。
なんですが、午前中はホテルの部屋からオンラインで、
日本語教員養成課程の理論科目「総論4」の双方向授業。
福島、東京、山口、福岡、沖縄の受講生が一堂に会して。
便利な世の中。だけど、出張だからって逃げられない…。
これどこだっけと思ったら、そのすぐ隣に下の写真があったので、
ミャンマーだとわかりました。
日本の外食関係の協会の皆さんと行った視察。
さまざまな成り行きから、私はツアーコンダクターみたいな、
アテンド係として同行しました。
大学の日本語学科での授業見学のアレンジなんかもしたのでした。
実はミャンマーだけでなく、インドネシアにもマレーシアにも。
わずか10年前、私は一体何者だったのか。たぶん、行動の人。
わずか10年前は、外食の方たちだけでなく、
あらゆる日本の企業たちが、ミャンマーを新たな市場として
視察に訪れ、熱い視線であちこち見てまわっていました。
(大学の黒板に日本の企業名がびっしり書いてありました。)
ミャンマー。
今は、どうかどうか、だけです。またこんな風に行ける日を信じて。
夕日はきっと、冒頭の写真のままのはず。
ブースには、インターカルトに入学手続きをしてくれた、
今年4月新入生たちも何人か来てくれました。
うち一人の、日本語まだまだこれからの女子は男の人と一緒に。
「お兄さんですか?」という私の問いに、
質問の意味はわかった、でも答えの日本語がわからないという様子。
目の前にいる通訳の人に聞いてもいいのに、じっと考え続け、
あ、閃いたぞ!という表情の後、隣に座っている男の人を指して、
「愛しています」と。
思わずのけぞって笑ってしまったけれど、素晴らしき答え。
夏目漱石の、I love you=月がきれいですね、的な、違うか。
・・・4月の来日を楽しみに待ってますね。
そしてこちらは、
二人が夫婦だということを、今日知ってびっくりした卒業生の二人。
フェアの主催者Jeducationのスタッフ、マイさんと、
インターカルトから東放学園の放送芸術科に進学したキュウさん。
おそらくは出会うことなき二人なりインターカルトを選ばざりせば
今日は、日本に向けての講座講師から始まりました。
去年の8月から始まった文科省の現職日本語教師初任者研修、
毎週土曜日、一緒に走り抜けた皆さん、お疲れ様でした!
と言って、zoomを切って、ホテルを飛び出し、BTSに乗って、
サイアムパラゴンへ。「PM2.5」という理由で乗車券が無料!
会場に着くと、東放学園さんとのコラボプログラム、
日本から配信の、動画作成のワークショップが始まっていました。
事前予約した皆さんが食い入るように視聴していてびっくり。
そして、我らのブースの今回のメンバー。
いつものトールさんと卒業生のナットさん、辻本さん、遊軍加藤。
前にお仕事をご一緒し、今はアサンプション大学にいらっしゃる、
上原先生と久しぶりに再会いたしました。
こうしてJeducationフェアの初日終了。参加校の懇親会。
見回してみれば、古株というか最長老というかで、乾杯の音頭^^;
2002年に始まったフェア、今年で23年め!継続は力なりですね。
で、プーパッポンカリーと、カオニャオマムアン。美味しすぎたー。
バンコクでも口々に我聞かれるは「認定申請もうされましたか」
という一日でした。
辻本さんとスーパーに寄ってふらふら見て、買い物して、
ホテルに戻ったら、恒例のソファでうたた寝をしての今です。
子に母語を継承したる親たちの一人ひとりの想いをつなぐ
夏バージョンの私たち。カルダー淑子先生と椿さんと私。
季節を超えて今日、気温零下というワシントンのカルダー先生から
この写真が送られてきたので、このお話を。
カルダー先生は、「日本語教育推進法に「海外に移住した邦人の子孫等
への日本語教育の支援」を」という世界中の関係者の声を国に届け、
2019年に実現に導いた方です。
この間、登録認定を受けた私たちの日本語教員養成課程の特徴の一つは、
「目的・対象別日本語教育」という科目の充実で、
留学、生活、就労、児童生徒、難民等、海外という6つの分野の事例が、
溢れるほどに盛り込まれていることです。
そのうちの一つ、分野「海外」の中の「継承日本語」というカテゴリーで、
カルダー先生が、アメリカ、スイス、フランス、韓国、南米で日本語を
継承する先生たちの生動画制作をコーディネートしてくださいました。
去年の夏のこの写真は、東京での、その小さな慰労会。
東南アジアの国々の建物の中は概して冷房が効きすぎです。
ここ、タイも例外ではなく、スターバックスにいる私は、
長袖のカーディガンを2枚重ね着し、足にはストールをかけていても、
もう2時間くらいここに座っているので、芯から冷え冷え。
同行の二人組は近くのショッピングモールで買い物中。
私は、寒さと闘いながら締め切り間近の頼まれ仕事に取り組み中。
思い立ったが吉日的性格が、今回私をタイまで飛ばしました。
して無駄なことはない。しなかったら進歩も何もない。
0歩はどんなに頑張っても0歩だけれど、
1歩踏み出せば千里の道にも通づる。と信じてます。
つくづく思うのは、自分を突き動かしているもの、それは、
ただ単純に「これしたい」という思いと、あとは正義感かなあと。
昨日、旧知のSさんがこの写真を送ってくれました。
2014年9月27日。10年前の昨日、
大学の方たちを前に、外国人の進学とはこういうものぞ、
というようなことを、手を振りかざして喋っています。私。
この頃から進歩しているのかなあ、と、思わず思いましたが、
まあ、それはどっちでも。
カオニャオ・マムアン食べてシンハービールも飲んで満足。
ミャンマーのマンゴーはもっともっと甘いんだそうです。
充実の四日間でした。
今晩、深夜の便で帰って、月曜日から通常業務に戻ります。