• 015月

    いつもは、ムスリムの人を中心とした観光客で溢れるハラル対応の
    学校近くのお昼どきの焼肉屋さんが、今日は珍しく少し空いていました。

    10年前に2年間、インターカルトで勉強してくれたサデグさんが
    イランからやってきて、万博に行く前にピスタチオを持って訪ねてくれました。

    当時習った島崎先生や萩原先生たちと懐かしの再会。
    日本に来る前の留学先マレーシアで、インターカルトと繋いでくれた
    西尾先生のこと、日本への熱い思い、将来の夢を、
    焼き肉を食べながら語ってくれました。

    言葉ができることによって広がる世界、可能性。
    それに関わっている私たちの世界もまた、可能性もまた。

  • 124月

    本日、山田智久先生のセミナー。ヒトとコトを見直す。
    オンライン上に国内外70名の方々が集まってくださいました。

    機械が人間に変わって通訳してくれる時代に、なぜ外国語を学ぶのか。
    それは「遠回りして得られる経験に価値があるから」。
    (なぜ留学するのかという問いにも言えることだと思いました。)

    外国語を学ぶ過程には、
    思いがけない出会い、衝突、困難、喜びが待ち受けているが、
    それらは全て「自分のことばで世界を語る」ために必要な経験である。

    心に刺さった。
    というか、自分がしてきたこと、していこうと思っていることの
    再確認ができた、という気持ちでした。

    今日のために福岡からいらしてくださった山田先生。

    午後は、対面での内部研修。

    教師の役割は、学習者が自分で気づくのを手伝うこと。
    そのために適切な道具を選ぶこと。

    写真の谷口さん(ファン代表)、本当に嬉しそうです。
    つられて山田先生も…ですね。
    山田先生、本当にありがとうございました。よき一日でした。

  • 104月

    計算が正しければ、なのですが、
    今回、2025年4月期が99回目、次の7月期が、
    私が学校運営を預かることになってから迎える、
    100回目の入学式…となるみたいです。
    入学式は初夏秋冬ごとに、年4回あるので。

    預かると書きましたが、2000年からなので、
    今年は25年目。四半世紀ですよね。
    一般論で言ったら、ちょっと長すぎですよね。

  • 283月
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    新制度の下で始まった「登録実践研修課程 45単位時間教壇実習コース」、
    その記念すべき第1期生の一人は、マレーシアのAtoZ Language Centre
    校長の西尾亜希子さんでした。
    西尾さんは、インターカルトの教師養成修了後マレーシアへ。学校設立。
    AtoZは、インターカルトの文化庁受理養成講座のマレーシアサテライト。

    海外で教える教師には経過措置がないので、試験ルートでの受講でした。
    去年11月の日本語教員試験の基礎試験と応用試験(合格率8.7%)に合格、
    だけでも偉いのに、コースを受けるためにマレーシアから来てくれました。
    でも、来なかったら国家資格取れない、登録日本語教員になれないのだから。

    前にも書きましたが、お初のものは“まず私が”のマイルール。
    現職日本語教師、それも20年以上の経験という人たちに向けての授業は、
    担当した私たちの方こそ“勉強になりました”でした。

    そういうことをしながら、祝日も土曜日も日曜日も返上して。
    西尾さんたち、登録日本語教員、おめでとうございます!
    お疲れ様でしたー! 受講ありがとうございました。

    コースが終わったと思ったら、すぐにISOの定期審査受審。
    ふう。ということで、
    私は、無事駆け抜けましたでしょう!で、いろいろ振り返りながら、
    いろんな人に会いにあちこちに行ってきまーす。

  • 253月

    漫画の中に、深い意味のことばがたくさんあります。
    昨日、卒業生たちに向けて話した、“贈ることば“の中で…

    ●できるかじゃねぇ、やるんだよ!!
    (『呪術廻戦』〜伏黒恵)

    ●おれは、助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!
    (『ONE PEACE』〜ルフィ)

    ●お天気の日はお天気のように。雨の日は雨のように。
     天地の通りにおやりになったらよろしい。
     そのほうが道が開けましょうなあ。
    (『浮浪雲』〜渋沢先生)

    漫画なんてと侮ってはいけないのです。
    卒業生のみんなには、インターカルトで勉強してくれて
    ありがとう❤️…それだけです。

  • 223月


    日本語教育機関認定法で定められた「登録実践研修」の
    第一回集中コースが進行中です。
    受講生は、去年の11月に行われた、第一回の日本語教員試験、
    基礎試験と応用試験に合格した、国内と海外の告示校以外での
    現職教師の皆さん。

    どこの何でも、初めてするプログラムやコースの第一回は、
    基本、自分も担当する、というのが“私ルール”なので、
    今は、中上級実習担当の先生をしています。
    ……おかげで、20日の祝日もこの土日も出勤^^

    このコースの次の開講は、来月4月15日から、土曜日10回です。
    事前の講座説明会では、
    国家資格について/日本語教師の需要/就職のこと、
    講座内容、受講方法のご説明/お仕事や学業のご都合にあった
    受講計画のアドバイス、そして学校見学も。

    以上、「旅サラダ」を見ながら紹介させていただきました。
    今日の私の担当は14:10-18:15。
    いよいよ、外国人学習者対象の教壇実習です。頑張れ皆さん。

  • 013月

    「1週間のご無沙汰でした。」
    2025年、あっという間に3月になってしまいましたね。

    留学生のための長期コースとは別の、
    短期留学生たちのためのウィークリーコースの教室は7階。
    そこの掲示板に不定期に貼られるシリーズ、
    これから日本に来る後輩たちに送る、先輩たちからのメッセージの、
    今、貼られている版の一部です。

    私は、26のときに、そうだ!日本語教師だ!と思って、
    まずイギリスに行って3ヶ月、語学学校の学生になりました。
    イギリスからの帰りにヨーロッパを回り、スイスとスペインでは
    語学学校で知り合った友だちの家を訪ねました。

    そこからつながる今です。いいですよね、留学。

  • 222月

    今日、2月22日はにゃんにゃんにゃんで、
    猫の日だと朝からテレビで言っていました。
    今見たらちょうど22時22分だったので写真を撮りました。
    にゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃん…ですね。

    で、午後2時(にゃん)からは、Mr.萩原のセミナーでした。
    対面とzoomのハイブリッドで。
    「従来型の日本語教育からの脱却」と題しましたが、
    参加してくださった皆さんの、
    「日本語教師としての今までの自分からの脱却」になったら
    いいなと…。参加してくださった皆様、ありがとうございました。

  • 162月

    去年の11月に、日本語教員養成課程が登録認可され、
    420単位時間一体型コースの授業がすでにスタートしています。
    今日は、その第1期の皆さんへの双方向対面での授業でした。

    登録実践研修45単位時間コースもいよいよ始まります。
    45単位時間の、いわゆる教壇実習のための独立したコースです。

    IMG_0763

    日本語教育の経験者だけれどこの部分の履修が必要な人と、
    去年11月に行われた日本語教員試験に合格した試験ルートの人が
    現時点での対象になるのだと思います。
    一人一人が違う状況の方たちなので、丁寧にカウンセリングをして、
    それぞれの皆さんに必要なフォローをしていきます。

    コースの詳細とお申し込みはこちらです。

    ここからはひとりごと。
    充実し過ぎていた木曜日からのこの週末がようやく終わりました。
    木曜日と金曜日は、日振協のトップセミナーで、日本語学校のこと、
    土曜日は、生活者事業の報告会で、地域の生活者の日本語教育、
    そして今日の日曜日は、日本語教師養成の科目担当。
    ・・・ふうでした。が、明日からまた月曜日、ふう。

  • 132月

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    昨日書いた第一弾に続く、セミナー第二弾は、
    「会話力を評価する」、講師は伊東祐郎先生です。

    1.客観的な評価基準の設定が難しい
    2.評価の主観性が高くなりやすい
    3.コミュニケーション能力と語学力の区別は?

    学生たちが上手になりたい「話すこと」。
    先生たちが伸ばしたい「会話力」。
    どれだけ伸びたか伸ばせたか、目に見えない、
    点数がつけられないから難しいのですよね。

    こんな調査結果があるのを聞いたことがあります。
    クラスにアメリカ人とイギリス人がいた時、
    得てしてアメリカ人の方が会話力の得点が高くなる。
    どうしてか。
    アメリカ人は、まずとにかくたくさん話す。
    イギリス人は、まず考えてから話す。
    そうすると、前者の方が「話せる人」になりがちだから。

    ステレオタイプの例示ではありますが、
    でも、言っていることはわかりますよね。

    連携校の先生たちと、日頃から抱えてきた課題を出し合い、
    これ!と思って、伊東先生に相談しました。
    会話力をどう評価するか、考えなくちゃという方はぜひ。
    フルオンライン開催です。日本国内外どちらからでも。
    お申込みは、上のチラシ内のQRコード、またはこちらから。

    ところで、今日と明日は、日振協のトップセミナーで、
    今晩は、代々木のオリンピック記念青少年センター泊です。

    第24回トップセミナーのテーマは、
    「トップに求められる認定日本語教育機関審査への対応」。
    東京オリンピック(1964)の旧選手村跡地で、
    評価を含む色々色々色々を、聞いて考えて話し合う二日間。

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