• 2012月

    蒸して乾燥させた生姜を、
    柚子胡椒が入っていたくまモンの瓶に入れました。
    干した生姜は名前を「乾姜(かんきょう)」と変え、
    体への効果がぐんと増すのだそうです。

    ところで、家の最寄駅のホームにある広告が好きです。
    12×3の答えは、36のひとつだけしかないけれど、
    答えが36になる式は?と聞いたら、答えがいっぱいある。
    そうしたら子供たちの顔が変わるという内容です。
    明星学苑さんのです。)

    好きな理由は、何でも答えは一つではないというところ。
    そして、教育って(と偉そうに言うのは好きではないが)
    そういうことじゃないかと思うからです。
    それは日本語教育もまったくそう。
    もう一つ関わっている教員養成も、まったくまったくそう。
    つまり、先生の立場の人こそ。

    土曜日の今日、学校に向かう京王線です。
    午後から、在校生と修了生が一堂に会した就職ガイダンス、
    連携協定校の福島、山口、福岡、沖縄の皆さんも、
    オンラインで参加です。

    そこで、すでに様々な日本語教育に携わっている先輩たちの
    話を聞いたり、お互いの情報交換をしたり。
    私は「これからの日本語教育と日本語教師像」というタイトルで
    冒頭に喋ります。こんなこと大声で言えないけれど、このテーマ、
    最近の十八番(おはこ)^^
    目指せ!「乾姜」ってとこですかねー。

    就職ガイダンスの後は、学校でそのまま東京校の交流会です。

  • 0712月


    今朝の天気予報が、
    「北日本と東日本の日本海側は雪」と言っていました。

    ノースポールという、白い小菊の芽です。
    黄色と赤のチューリップの球根と一緒に妹にもらいました。
    春になったら、三つのプランターに二色のチューリップが咲いて、
    そのまわりを白い小菊が覆う予定。

    今朝の富士山。冬の青空。

    そしてこれは、登録実践研修の対学生実習。
    昨日と先週の、一人45分の実習の二回目、中級実習。
    国家資格取得を目指す、知と品と愛すべき個性を備えた、
    熟女の手前年齢の皆さんと大学院生の、春に開花のクラスです。

    35年くらい日本語教師養成の授業を担当してきた中で、
    本当にたっくさんの人たちと出会いました。
    日本語教育界で大活躍している人たちも多くいて、
    国内外のあちこちで、あー!と再会することもしばしば。

    来週の振り返りで、この回の実習は終了。
    その後の担当はしばらくお休みかな・・・と。

  • 2311月


    折々に思わぬ凸凹に出会いながら、
    それでも、日々は静かに流れていきます。

    三連休初日は、日本語教員を目指す人の登録実践研修の授業。
    同性でも憧れるユニークで素敵な女性たちのクラスで、
    1人45分の実習の2回目、皆さん、中級の授業に挑むべく準備中です。

    世は、富山での日本語教育学会。私は行けず、行かず。
    会場で初お披露目という『現代日本語教育ハンドブック』の
    第二部第二節に私も。お声がけいただいたこと、ありがたきかな。

    そして、

    12月13日、実践研修の最終日、授業を終えたらすぐに飛び出して、
    東京駅駅前の会場に行って、このフォーラムで話します。
    こういう機会をいただけること、ありがたきかな。

    でも、どれもこれも、本当におこがましきかななのです。
    三連休二日目は、月に一度の母と一緒の鍼灸と、妹合流のランチ。
    明日の三日目は、本気で休みます。




  • 1511月

    出雲大社。神楽殿の大しめ縄。
    仙田さんが連れて行ってくれました。

    下の写真は、
    おおくにぬしのみこと(大国主大神)と仙田さん、と私。

    しまね国際センターの仙田武司さん。
    インターカルト日本語教師養成講座の誇るべき修了生。
    30年前、私は仙田さんの先生でした。

    そして今は、仙田さん率いる部隊からお呼びがかかり、
    この講座をさせていただいています。で、私も島根に。
    (でも、今日から仙田さんはこれのために浜松に。)

    今日はその授業見学。
    担当は、養成講座修了後にインターカルトの講師になり、
    2年前から故郷鳥取で日本語教育活動をする杵村正子さん。

    主催者が教え子、講師も教え子。
    まさに出藍の誉で、教師冥利に尽きるというものですね。

    たった一日しかいない島根なのだけれど、
    見て聞いて感じた「島根の底力」。
    静かさの中に潜む持久力。派手には語らないのだけれど、
    確かな文化と技で人を育て続ける土地の力。

    全国の神々が出雲大社にお集まりになる“出雲神在”、
    今年は11月29日(土)から12月6日(土)だそうです。

  • 3010月

    インターカルトの事務局に3人のニューフェイス。
    男子2人と女子1人が、いい雰囲気を醸し出してくれてます。
    皆それぞれ他業種からの転職で、それがまたいい。
    先輩たちも自ずといい顔に…が、さらにもっといい。
    久しぶりの新しい顔で、学生たちも喜んでいるように見えます。

    先に入った2人の男子は、先週、日振協の生活指導担当者の
    初任研修に参加しました。
    よそにも仲間ができるのは、ものすごくいいことです。

    以下はおまけ。
    この間、私が新卒で勤めた大学の退職者の集まりがありました。
    44年前に入職した私たちが最年少で、あとは皆さん先輩たち。
    同期のうち5人が参加していて懐かしかったのですが、
    新しいキャンパスができた時の大量採用組だった私たちは、
    いつでもどこでも大騒ぎの、おそらく大ひんしゅく新人軍団。

    私は、女子の中で最後の退職で、
    (「日本語の先生になります」と言って退職しました)
    全職員での送別会で同期の男子たちに胴上げされました。
    人生初、その後はなしの胴上げ。スカート履いていたのだけれど。
    いや、それより何より、今より15キロくらい軽かったあの頃。

    インターカルトの新人たちには、
    新人ゆえの今を存分楽しみながら、色々たくさん吸収して、
    新たな時代を作っていってくれたらと心から願っている私です。

  • 2310月

    昨日から広島です。

    乗換案内のアプリによく出てくる広島の「府中」。
    この標識を見上げながら、
    日振協の中国・四国地区対象のセミナーを一緒にする、
    評議員の山田先生と共に、会場の広島YMCAに。

    当たり前のことなんですが、
    ここにもこんなにたくさんの日本語教育関係者が!
    文科省の調整官も東京から来てくださり、皆皆皆…で。
    とにかく、認定目指して皆で駆け抜けようの会。
    また参ります。

    そして、一夜明け。

    起きて、シャワーあびて、FBをちらっと開いたら、
    なんと!小林先生が広島にいると書いてある!
    インターカルトの先生を経てアメリカに渡って30有余年。
    今、奥さんのベッツィーさんと日本旅行中、ということは
    知っていましたが、まさかの至近距離に。

    で、急ぎ支度して、歩いて6分の小林ご夫妻がお泊まりの
    ホテルのロビーでしばしの再会を果たしました。
    小林先生は、インターカルトの養成と先生としての先輩、
    縁は続くよどこまでも。

  • 0210月

    ミャンマーからレイレイさん来日。
    今年も、自分が送り出した学生さんたちを訪ねるため
    (レイレイさんは学生300人の日本語学校の校長先生。
    卒業生は何千人にもなるそうです)、
    まずは東京。昼間、学校に来てくれて、夜一緒に食事。
    レイレイさんの鞄を持って待ち合わせ場所まで来てくれた
    在校生のサイさんも一緒に。
    学校生活のおもしろい話をたくさん聞けて、楽しかったです。

    たとえば、一泊旅行のとき。
    各国からのクラスメイト、6人男部屋で飲み食いしながら
    共通語の日本語であれこれ話した後にゲームも。
    おそらく、可能形「〜ができます」の授業の日に先生がした、
    「私は座ることができます。私は何ですか。」
    「椅子だと思います。」「そうです。」というのを、
    旅館の部屋の布団の上に座ってみんなでしたんですって。
    レイレイさんと私、大笑い。でも、いいですよね、学生たち。

    今日、レイレイさんは、次の地、沖縄へと向かって行きました。
    今月いっぱい、教え子を訪ねて日本全国をまわるそうです。
    15年以上前に、インターカルトの卒業生の会社で働いていた
    のがレイレイさんでした。
    「みんなに幸せになってほしいから学校を作りました。」
    私はそれからずっと応援団。

    ミャンマー語の「こんにちは」は「ミンガラバー」。
    その意味は、幸せ、幸運、祝福に満ちた日になりますように。

  • 269月


    8月のマレーシア、タイから始まった連続週末出張、国内編。

    福島県・郡山で、技能実習生にもらった唐辛子は干すことにしました。
    写真は2袋だけれど、実際は6袋。一味唐辛子にする予定。

    新大阪の駅で買ったエビカツサンド。
    大雨で山陽新幹線が不通になった影響を受けて、遅れに遅れた
    新幹線の中で食べました。東京駅に着いたら中央線終わってました~_~;

    福岡県・博多の、TOKUYASUさんの高校の同級生のお店で飲んだ
    全国各地の日本酒。秋田の「雪の茅舎」というのが美味しかった。
    このお二人、◯十年前に同じ教室にいたんだなぁと思いながら眺めた、
    素敵なおもてなしの人と、飲みっぷりの人^^

    日本語教師養成課程の連携協定校、久留米ゼミナールの
    在校生と修了生と受講検討中の皆さんが集まってくださいました。
    そう、現在、過去、未来♪ですね。皆さん、すぐに打ち解けて、
    想像を大きく超える楽しく充実したひとときでした。
    久留米の底力。ありがとうございました!

    ということで、明日が連続の打ち止め。栃木県佐野市でのセミナー。
    初めての故郷(のお隣)でのお仕事です。そのことはまた改めて。


  • 219月

    今年もスピーチ大会。第44回。

    今年は、変わった自分、変えた自分をテーマにする学生が多くいました。
    まさに「留学」の力。語る彼らも聞き入り応援する彼らも皆、私の誇り。
    この仕事をしてよかったと今年もまた、新たな気持ちで思いました。

    上位三賞のうち二人が、参照枠のA2、B1レベルの学生だったことは、
    スピーチの評価の観点が、その内容(主張)、組み立て、表し方、
    伝え方、聴衆との関わりで、単に語学の総合力ではないということを
    表した結果でした。それでも何でも、みんなが一等賞。

    以上、一昨日の午前中。その後、午後をよそでの会議、昨日、福岡に。
    今年の春から、履く草鞋(わらじ)の数が一つ増えたため、
    特に今年の後半は、日本列島あっちこっち。
    (本当は一昨日から台湾の予定だった・・・。)

    今日、朝イチのインターカルトの養成の授業配信のため前日入り。
    昨日の晩は、博多の駅近くで同志Tokuyasuさんと。
    最初に注文した、焼き茄子と胡麻サバとシマアジのお刺身。
    今日の夕方から明日明後日、日振協のセミナーと主任研修をして、
    火曜日に東京に戻ります。祝日、あれ?いつだっけ?の2025/9月なり。

  • 109月

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    福島県郡山市の東栄産業、会長さんの家の土地が、
    インドネシアの技能実習生たちのための唐辛子畑になっていることは、
    あちこちで喋ったり、ここに書いたり。

    日曜日の日本語学校学習支援ネットワーク会議の後、郡山に行った私に、
    実習生たちが、早苗先生にと唐辛子一袋を託してくれました。
    (下の名前で呼び合うことが多いように思う福島の人たちのように、
    会長さんも実習生の皆さんも、私を早苗先生と呼んでくれます。)

    新たな情報によると、
    会長さんは、実習生たちの寮に唐辛子専用の冷凍庫を買ってくれたそうで、
    その中の一袋。家に持ち帰って瓶に入れたのだけれど、入らなかった分が
    この2倍以上あります。消費に何年かかるでしょう。
    彼らは一袋を数日で、らしいのだけれど。

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    郡山での私の用事は、登録日本語教員養成課程の連携協定校である、
    福島医療専門学校訪問でした。

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    福島でもいよいよ実践演習と実践研修(実習)が始まり、
    先生たちと事務の皆さん勢揃いで、進行中のこと、これからのこと。
    今のメンバー、ものすごくいいです。ほんとにありがとうの皆さん。

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