今日の午前中のオンライン会議で、本気で疲れましたとぼやいたら、
その会議に出ていた人が、今から行くから一緒に昼ごはんを食べようと
言って、本当に山手線に乗って来てくれました。
また、別の人は、ずっと前に、もしわかったら教えてくださいと言った
ことをちゃんと覚えていてくれて、漸くわかったと連絡をくださいました。
ありがとうございます。明日もふぁいとで٩( ᐛ )و
気づいたら、11月になってから、一回も更新しない間に今日です。
1日も欠かさず1年間書いた年もあったのに。でも書き続けて21年余り。
11月はあと10日で終わってしまい、あっという間に師走ですね。
最後に書いた10月25日から今日まで、
Googleのカレンダー、仕事はピンクなんですが、べたっと一面に。
あちこちで人に会って、会議に出て、学校で授業して、教材も作って、
変わり種では、11月28日に、府中にある夜間高校の見学に行きました。
インターカルトに教育実習に来ていた東女の学生さんが、
外国にルーツのある子のフォローを教室でしていると聞いて、
副校長先生に見学をお願いしてもらい…いろんな意味でいい機会でした。
福島にも行きました。10月30日。
JICA海外協力隊2024年度2次隊の訓練修了式と壮行会。
インターカルトの養成修了生で、その後講師をしている篠遠さんが
インドネシアのスマラン国立大学に派遣されます。素敵な生き方。
JICAと連携協定を結んだので、2年後、新たな隊員を推薦します。
Googleカレンダーのプライベートは青で、週末にべたべた。
鍼灸と美容院と選挙。梅沢富美男と研ナオコのショー、一人で明治座。
11月9日は中学の同窓会、参加者75人だったか78人だったか。
卒業して半世紀、5年前にいた人が何人もあの世に逝ってしまった。
会える時に会っておかないとね。
皇帝ダリアの花の写真が毎日、母と妹それぞれの家のが届きます。
花の名前は、ナポレオン皇帝の妻ジョセフィーヌに由来しているらしい。
私の同窓会の翌日に具合が悪くなった母は、お陰様で復活しました。
でも、そのために足利で会う約束をしていたのに会えなかったSさん、
すみませんでした。近々また帰りますので。
もう一つ、カレンダーに青がありました。
土曜日、もう何週間も咳が止まらなくて病院に。長引いている風邪です。
大丈夫。
・・・という今日まででした。
あっという間にまもなく11月。なのにまだ夏のような日。
多くの日本人にとって今はもう秋だから、季節に合わせた服装の人がちらほら。
でも、外国からの人たちは正直に気温に合わせるから、ノースリーブの人もちらほら。
どっちが合理的で過ごしやすいか。
府中市美術館にミュシャの絵を見に行ったのは、二週間前の土曜日。
ああ、もう冬の夜明けだなあと思ったのは一週間前。
佐竹商店街のお肉屋さんの解体工事が始まったのに気づいたのは一昨日。
ドラマや食べ歩きでよく登場していた昔ながらのお肉屋さん。
時々、お昼のために買ったコロッケとポテトサラダ。
学校が台東区に引っ越して16年。
かつてあったかなりのお店のシャッターが閉じたまま、もしくはマンションに。
佐竹商店街は、日本で二番目に古い商店街だそうです。一番は金沢。
と、こんな切ないことばかりが頭をめぐるから、秋はちょっと…です。
冬はもっと苦手なので、春よこい早くこい。
(先週末のタイで見た)ワットポー(涅槃寺)の敷地内にある、
ヨガの石像群の中で、強烈に惹きつけられた一体。
まさかこれはね‥だけれど、できる人、いるんですよね。きっと。
スマホのアプリによると、昨日から今日にかけてと今日の夕方の
睡眠時間、合わせて9時間34分と出ています。週末のまとめ寝。
睡眠は、疲れを回復させ体内の状態を一定に保つ恒常性維持機能
の一つ‥だそうです。
心はタイで癒したけれど、その後いきなり月曜日だった今週の、
体は結構大変でした。
人と会って食べて飲んでは、基本的に(大)好きなのだけれど、
今週の、毎晩ほとんど‥は、さすがに体が。
ワットポーの涅槃像(ねはんぞう)。
涅槃は、あらゆる煩悩が消滅し、苦しみを離れた安らぎの境地。
ヨガは、心身の統一・訓練によって、物質の束縛から自由になる。
いずれも遠い。
今の若い者は、本はオンラインで買う。紙でなくデジタルで読む。
絶対にそうだ。そもそも本自体、読むのだろうか。
・・・と思って臨んだ、インターカルトの学生たちと話す機会。
J9という「日本語教育の参照枠」だったらC1レベルのクラスです。
結果は撃沈。反省。尊敬。
国に関係なくまず、本、もちろん読みますよ。
基本、本屋に行って買います。だから紙ですよー。とほぼ全員が。
数人がカバンから出して見せてくれました。
もちろん日本の本。ライトノベル、哲学っぽい本、美術系の本。
・本屋に行くのが好き。
・本屋で実物を見てからネットで買うことも。
ネットで買うとクーポンとかポイントの特典がつくから。なるほど。
・本屋で歩き回るのが好き。本以外のものも売っているから楽しい。
・紙の本の触感が好き。好きな本はコレクションして並べておく。
・先にデジタルで読んで、好きだったら紙の本を買う。
・紙で読んだらメモできる。デジタルの本は本じゃないと思っている。
・紙の本の方が本が語る話にもっと浸れて味わえる気がする。
物を増やしたくないという理由から、進んでネットで買いデジタルで読む私。
今の子たちを軽く見すぎてました。ごめんなさい、そして、偉い!
それで、撃沈。反省。尊敬。
写真は、周南市立徳山駅前図書館。
2021年に包括連携協定を結び、日本語教師養成講座をご一緒している、
周南公立大学があるところの駅です。学生たち、行ったらいいですね。
ついでに。
写真フォルダを「本」で検索して、上の写真と一緒に出てきた中の2枚。
右、本棚を背に養成講座「パフォーマンス基礎講座」の春風亭小柳師匠。
左、どこに本があるのか?着物の私。日付を見たら2012年。
12年前のスピーチ大会、審査中の私でした。
今年もまたあるスピーチ大会。今年は週明けの18日、水曜日です。
春風亭小柳さんも、今年も審査員として参加してくださいます。
夏バテか、あれこれバテか、ついた肉のせいか、体が重いこの週末。
明日も休みでよかった。敬老の日、おそらく私も敬われる日。
のんびり本でも読んで、だけど、しなければならないことが、ある。
週末にたまたまかかっていた井上陽水の「ジェラシー」。
ワンピースを重ね着する君の心は
不思議な世界をさまよい歩いていたんだ
というくだりが、ほんとにうまいなと改めて深く思い、
それから今日まで、時々思い出しては、
どうしてこれがそんなにいいんだろうと考えています。
昭和者の懐古主義的発言かもしれないけれど、
この頃の、この前でも後でもない、この頃の、
いわゆるフォークと呼ばれる曲の中に、
卓越と思える歌詞、ことばと表現があまたあるように思っています。
ワンピースの重ね着で思い出すのは、
何十年も前の、自分も一担当教師として関わっていた、
台湾からの夏の短期遊学コースの学生たち。
日本の可愛いワンピースをたくさん買い込んだものの、
帰りの飛行機ではおそらく重量オーバー。
苦肉の策で、可愛いのを何枚も重ね着して、
太ったお嬢さんと化した姿を見送った、そんな思い出だけ。
今の時代、男だ女だとはなかなか言いにくいのだけれど、
まさに男の井上陽水が、男の目線でワンピースを題材にする、
そのことと、そこから歌われている情景の不可解が、
もしかしたら一番、私の心の底の澱(おり)になってるのかもしれません。
写真は、今日のお昼に食べた近くのカレースタンドの生姜焼き。
生姜焼きは、本当はバラ肉の方が好きです。
私が育てる葉物の中で一番元気なバジル。
葉が大きくなったのから少しずつとって、冷凍保存。
数十年来の元気者、金のなる木は突然一斉に葉を落とし、心配。
なのだけれど、幹は生きているから大丈夫らしい。
昨日は、久しぶりに電車の中でマスクをしました。
帰りの電車で、喉がイガイガしたと思ったら、突然の咳こみ。
薄目を開けて周りを見回したら、おそらく偶然、皆さんマスク。
それで、いそいそと私もバッグの中から取り出してかけました。
今や、マスクの束は必須アイテム。
今の私しか知らない人は信じられないかもしれないけれど、
昔、20代の頃は、夏と冬で体重が10キロくらい違いました。
夏痩せしては(今よりずっとずっとスリムな)元に戻る。
今年の健康診断後の指導で、3キロでいいから体重落としましょうと。
あなた、そんな簡単なものじゃないですよ。
ちょっと張り切って食べたら、日々是自己最高記録更新。
こんな日常の中で、いまだに日々あくせく。
今日も長距離通勤。
自分のこれからと重ね合わせて、
深く考えさせられることの多かったこの週末、金曜と土曜でした。
金曜日の18:30から、
国立社会保障・人口問題研究所の是川夕さんが編集長を務める
『日立財団グローバル ソサエティ ジャーナル』が関わる、
「Journey to be continued-続きゆく旅-」の上映会に。
これから日本で生きていく人誰もが、つまり、まずは日本人が、
こういうもの・ことに触れて、知って、考えてほしい。
今、私は、持ち歩いている名刺に、
「「人と人、人と社会を言葉でつなぐ」をライフワークに。」
というメッセージを記し、おそらく息巻いているのだけれど、
根本から覆されたような、複雑な気持ちに襲われました。
これは、誰よりもわかっていると自負しているであろう、
日本語教師や日本語支援者の方にも見て、そして自らの
振り返りをしてほしい映画だとも強く思いました。
是川さんが編集長を務める、
『日立財団グローバル ソサエティ ジャーナル』Vol.2の、
「個から考える多文化共生」と題された星野ルネさんへの
巻頭インタビュー記事の中で、是川さんがルネさんの漫画から
引用したセリフ「子どもが泳ぐには多様性の海は深すぎる」は、
直前に見た映画にそのまま重なり、ぐさっときました。
日本語教育機関認定法に重ねて言うなら、留学、生活、就労の、
留学以外は、知って考える場を提供することしかしてこなかった
自分には、自ら直接その「海」に手を下すことができないので、
じゃあ、何をどう。私が名刺のメッセージに近づくための課題です。
そして、昨日の土曜日は、
文科省の委託、現職日本語教師研修プログラム普及事業、
「生活者としての外国人」に対する日本語教師【初任】研修の
事前オリエンテーションでした。
文化庁時代から数えて、この生活者事業の受託は15年目。
今回は初めて、6名の聾者の方が受講生として参加しています。
手話通訳の方に入っていただいてしたオリエンテーションは、
通訳者の交代の切り替えなども問題なく終了したようです。
手話は独立した言語体系を持つ一つの言語。
2008年に発効された障害者権利条約で「言語」として定義、
国際的に認知された手話は、日本でも法律にそう示されています。
詳しいことは、主催する日本語教員養成研究所が発信していくと
思うので、そちらに譲りますが、法律に定められるずっと前から、
聾の学ぶ方と聾の教える方がいた。そのことを今、改めて、
再認識したことに、私自身は小さく小さくなる思いでした。
以下は、私のスマホのフォルダにあった私が撮った花の写真。
いろんな国で撮ったいろんな花があるけれど、みんな「花」です。
最後に余談。
上に書いた是川さんの記事の中に、星野ルネさんが、お父さんから
「見た目が外国人だから、他人の倍、努力して、やっと一人前の
扱いをされるんだよ」と言われた、ということが書かれていました。
ここを読んだ時、女である自分もそうだったと思ったことをちょっと。
人の百倍やってようやく男と同じスタート地点に立てる(かもしれない)
んだと、就職した時に知ってショックを受けた世代です。
ついこの間聞いた、私より一つ年上の日本語学校経営者のMs.Y先生の、
新卒で入った大手ゼネコン企業での、入社の辞令が人事部長名だった、
という話。同期の男子たちは社長からだったのにと。
だから私たちは、性別に関係なく実力勝負ができるこの仕事を選び直し、
そして、こんな強い役回りを担っているのかもしれないなあと思った。
・・・ことが余談です。人はその立場になってみないとわからない。
・・・以上、今日は話が長かったです。
携帯の中に置きたる本を読み本屋まるごと握って歩く
なかなか物が捨てられない性格なので、
せめてもと、物を増やさない努力をしています。
その代表格が本。え?それ?なんですけど、
これは絶対に手元に置きたい、何かの参考文献として絶対必要、
等々、明確な理由がない限り電子書籍を買います。
便利。しかし、買ったことを忘れるのですね。
Amazonの購入履歴を見て、え?と思って、
Kindle開いたらあった…ということ、しばしば。
冒頭の歌は10年前の私のです。
私に、短歌をせよ(ではなく、歌人になれ)と言って、
歌会に誘ってくれたのはABKの前理事長の今は亡き小木曽先生。
「加藤先生、私がいなくなっても短歌やめないでくださいよ」
と何度か言われたのだけれど、・・・すみません。
で、どうしてこの歌を思い出したか。
さっきAmazonの購入履歴に『断捨離』と題した本があるのを見て、
買ったっけ?と思って、見たらKindleにあったからです…。
あちこちで本屋さんが姿を消しているというニュースを耳にする昨今、
率先してそれに加担してしまってるのですよね、私も。
十連休だった夏休みの最終日。
なんだかんだでちょこちょこ仕事があったけれど、
それがなかったら、完全にふにゃふにゃになっていたと思います。
昨日の渡良瀬川。灯籠流しがあったそうです。
母と同じ昭和10年生まれの、三連アーチの中橋は、
これから数年の年月をかけて架け替え工事をすると、
お盆に久しぶりに会ったいとこが言っていました。
母も私も最初の子だったため、母方のいとこ達は皆、ちょっと離れた年下で、
その子たちがマットレスを三角に立てて基地ごっこなんかしていたのには
全然加わっていなかったから、いつも私は年の離れたお姉さんでした。
けれど、このお盆の最中にその中の何人かに会って大人の会話ができて、
年をとるのも悪いことばっかりじゃないなと思ったのでした。
いとこ連の親分格だった女の子と当時から体格のよかった男の子、
今もう還暦間際の背の高いこの二人が、自分たちの肩のあたりまでしかない、
祖父母が眠る墓石の傍に立つのを見て、え?何これと。墓石がちんまりしてる。
私の知るそれは見上げるほどに高かったはずなのに。
…と、なかなか色々に、ほわんとした気持ちに浸ることの多き今年のお盆でした。