• 074月

    2026年度4月生の入学式でした。
    20の国と地域から、在校生たちと合わせると49。
    その紹介の仕方の変遷を、
    今日の余韻があるうちにと思ったので、連チャンで書きます。

    昔々は、校長先生の挨拶、そして…みたいないわゆる入学式。

    20年くらい前からは、
    国の名を言ったら、その国の学生たちが立ち上がる。
    「(皆の国では)「こんにちは」は何て言うの?」と聞いて、
    会場の皆で、元気にその国のことばで挨拶を。

    しかし、立ち上がらせることによって、
    どのくくりで国と言っているの??という空気を一部に感じ、

    12,3年くらい前からは、
    学生の出身地の有名な風景の写真をスクリーンに写し、
    どこでしょう…みたいなやり取りをしながら紹介。

    しかし、戦争勃発。
    紹介する写真の建造物が破壊されている可能性もある。

    それで4年前から、
    有名な食べ物の写真で紹介、に変更しました。
    いわゆるステレオタイプの写真も、それな!と、笑って
    くれるのが常だったのですが、今日はオセアニア女子から
    ちが〜う!の声。…でも、終了後に教えてくれました。
    デザートの方がいい。ラミントンとかパブロバとかと。

    なんであれ、こんな感じの私の挨拶から始まり、
    クイズ仕立ての学校紹介、通訳担当の在校生たちの自己紹介、
    そのあとは、教師、スタッフ、新入生たちも、全員が、
    前に立って自分の紹介。スタッフ一名ビートボックス^^
    …という、今回もみんなで元気に…の入学式でした。

  • 143月

    今日は、登録日本語教員の実践研修最終日。
    420時間最初からの人たちと、45時間からの人たち、
    それぞれの老若男女たちが巣立って行きました。

    やれば必ずできると信じる、高度成長期に育った私と数名。
    何をしてもだめという中で育った、就職氷河期世代。
    そしてゆとり世代、さらにその下の世代。
    その皆での振り返りは、実に深く、おもしろかったです。
    皆々に幸あれと心から祈ります。

    夕方からは、
    インターカルトを卒業して、大学、大学院と進み、
    日本で就職して、さまざまな経験を積んでいる最中の、
    ブライアンさんと新宿でイタリアン。

    日本語を学んだ学生と、日本語でこんな深い話ができるって、
    本当に幸せなだなとしみじみした気持ちになりながら、
    私もあともうひと頑張りしようと思いました。

    柱の話を聞いたので、写真は2012年に行ったバチカンの柱。
    ブライアンさんの未来にもたくさんの幸がありますように。

  • 123月

    今日は、学校でIT-BCP(IT業務継続計画)訓練でした。
    15年前の昨日の地震のようなことが起こったことを想定しての、
    あの頃はなかった、特にIT業務に焦点を当てた訓練。

    あの時の、色々が蘇りました。
    校舎がぐらぐらと揺れる中、列を乱さず階段を降りてくる学生たちを
    下で迎えながら、避難訓練、する意味があるんだ!と思いました。

    あれから15年たった今日、初めて聞いたんですが、
    一時避難した公園から戻り、校舎の上の階の窓から下の道を見ていた
    学生たちが、「校長先生が逃げた!」と言ったのだそうです。
    私は走って出て行った、らしい。でも、少しして戻ってきた、らしい。

    戻ってきた私は、食べ物が入った袋を抱えていたそうです。
    そう、必ず買い占めが起こると思った私たちは、近くのお店に、
    皆で手分けして、食料の買い出しに行ったのでした。
    あの晩、学生たちと私たちは揺れる学校に泊まって夜を明かしました。

    大好きなスイカジュース。I’m crazy about watermelon juice!
    東南アジアの国に行ったら必ず飲みます。私の平和の象徴。
    訓練は、訓練だけでいいですね。本番はいらない。


  • 262月

    薹(とう)の立った芸妓ですが、
    お座敷がかかったら、嬉しくてあちこち出掛けて行きます。
    それで本気で疲れているんですが、また、いそいそと。

    インターカルト1階の学生ラウンジに作った和室。
    今の場所に引っ越してきた2008年、
    18年前はこんなにきれいだったんですよね。

    お座敷がかかるうちが花。
    疲れたときは寝るに限る。お風呂はぬるめがいいそうですね。
    アロマディヒューザーの出番。今宵もレモングラスで。

  • 142月


    大阪から戻った午後、
    令和7年度「生活者としての外国人」に対する
    日本語教師[初任]研修報告会。
    研修の受講生、修了生、外部の皆様はオンラインで参加。


    半年にわたって共に研修を企画・運営してくださった、
    北海道、東北、東京、中国、九州の各ブロックの皆さんは、
    アルカディア市ヶ谷の会場に全員集合。

    研修評価委員の西原鈴子先生、伊東祐郎先生、
    しまね国際センターの仙田武司さんと。


    地域の日本語教育。
    これから、私たちは何を目指すのか、どう関わるのか。
    ちゃんと考えて、改めてお話ししますね。
    この研修については、大の視点と小の視点、両方持って。

    今日の詳細は、谷口隊長が別途報告してくれると思います。
    で、今晩東京泊の皆さんは今、報告会後の懇親会中…。
    皆さま、ありがとうございました。

  • 201月

    本日、東京商工会議所台東支部の新年賀詞交歓会でした。
    懇意にしている北区の学校の先生からの紹介で入会して数年、
    初めて参加しました。

    会場の浅草ビューホテルは、インターカルト創立40周年の時の
    大同窓会をしたところ。来年はもう50周年です。光陰矢の如し。

    台東支部の会員さんには有名どころがたくさん在ります。
    上野動物園、今半、バンダイ、松屋浅草、東天紅は私の結納の場所。
    去年、新会長になられた仁木会長さんは、リーリーとシンシン
    (パンダです!)を上野動物園に呼んだ立役者のお一人で、
    今月中国に返還されるシャオシャオとレイレイの名付け親なのだと。
    挨拶の方たちの口からも、パンダの話題が出てくる出てくる。
    ああ、台東区はパンダなんだなと。

    私にとっての台東区は浅草です。
    故郷、足利からは東武伊勢崎線の終点浅草が、東京の入り口。
    「浅草こそが東京」で育ったような、です。

    インターカルトが台東区に引っ越してきてから18年です。
    どうしてだか、観光・サービス分科会の評議員を拝命してます。
    ちゃんと貢献もしなくちゃなと思った今宵でした。

  • 121月

    今年度の文科省委託事業、現職日本語教師プログラム普及事業の、
    中国ブロックのセミナーも終わりました。
    今日の講師の橋本直樹さんは元経産省、今、Kumanomics代表。
    ビジネスと政策の接点をデザインする。社名、クマノミクスの由来は、
    クマノミとイソギンチャクの互いに利益をもたらす関係性からだと。
    平山由佳さんは九州経済産業局勤務の傍ら、橋本さんとのお仕事が副業、
    自らの中にクマノミとイソギンチャクを有する方でした。

    お二人は、こうして様々なところで人々の心に火を灯しているのですね。

    で、山口のお店では、フグのひれ酒に本当に火を灯していました。
    昨日飲みました。一言、美味い(うまい)。

    新山口駅前の会場、維新ホールは、知らなかったのですがKDDIので、
    新山口駅は元、小郡駅。小郡駅は高校の修学旅行で降りた駅でした。
    まず、新幹線を小郡で降りて、秋吉台、秋芳洞、松下村塾。
    その後、広島の原爆ドーム、記念公園、安芸の宮島。
    そして、京都(…は、中学の修学旅行とかぶり)だったと思います。

    20時前に無事羽田空港に着いて、今はリムジンバスの中です。
    同行の谷口さんは、2本前のキティ号で帰って行きました。

    お疲れ様でした。疲れました。

  • 111月

    一昨日から福岡、博多です。
    ここの朝は遅くて、7時半にならないと明るくなりません。
    東京の今頃の日の出は6時50分。
    日本列島の細長さを考えたらそりゃあそうですよね。

    今回の出張は、文科省の生活者普及事業の一環で、
    事業のチームメンバーは、東京と北海道と福島から。
    シンポジウムの登壇者は、鹿児島、愛知、長野、福島。

    札幌はこの間、一日で40センチの雪が積もったといい、
    秋田からの事業評価委員の先生は雪かきしてから来たと…。
    博多の今朝は薄曇り。日本海側は雪だと言ってますね。

    そしてお醤油。九州のお醤油は甘い。
    ここで食べる、活きのいい、こりっこりのお刺身には、
    この甘いお醤油と私は思っているけれど、
    馴染めない人もいるのだなと、昨日の晩の懇親会での
    全国各地からの人たちの話を聞いて思いました。

    日の出の「時間」と、好き嫌いの「口」は地方による。
    で、今回の出張のテーマの地域日本語教育。
    これも当然、地方によって、教室によって、人によって
    違うのだけれど、そこで活動する人たちには共通点がある。

    それぞれの地域で皆さんは孤軍奮闘しているのだ、
    ということを、改めて思いました。
    そういう意味から、私たちのこの「一堂に会する」活動は、
    微力ながら皆さまのお役に立っているのかも、と思った
    昨日の福岡でした。そして我らはこれから山口…です。

  • 061月

    2026年1月生の入学式でした。今回は学校の学生ラウンジで。
    新入生は23カ国から。在校生と合わせると53カ国になりました。

    「インターカルト日本語学校は小さな地球です。」私の台詞。
    学生たちも全員、一人一人が自己紹介をします。
    え?この国の人、そしてこの国の人? この国とこの国の人も? 
    それぞれ緊張関係にある国、国、国、国…からの学生たちが
    順不同で前に出てきてマイクを持って、名前と国と+α何かを
    普通に話して、普通に席に戻っていく。

    これこそが日本語学校の存在意義だと思っています。
    ここで知り合った人は、その国の人ではなく、その人。
    ここにいる間に、国を介してではない、ネットの情報も介さない、
    人と人が知り合い、言葉を介して繋がる場。

    今日の皆はいつも以上にノリが良くて、まさにご機嫌な奴ら。
    私たちいい仕事してるなと、今日も思った入学式のひと時でした。

  • 041月

    1月4日の夕日。
    9連休の年末年始休みはあっという間に終わりました。

    明日から仕事で、翌火曜日、1月生の入学式。
    金曜日からは、私たちが文科省から受託している事業、
    「生活者としての外国人」に対する日本語教師初任研修の
    シンポジウム開催で、福岡と山口に行きます。

    1月10日の九州ブロックは『地域日本語教育×市民活動のはじめ方』。
    「なにものでもない私の想いをカタチに変える」という副題、
    どなたの作でしょう。モデレーターの深江先生?…ですね、きっと。
    会場は博多ですが、登壇者は日本全国から。


    1月12日の中国ブロックは「日本語教室の未来、誰とつくる?
    ー地域と社会を編み直す、新しい日本語教育のかたちー」
    会場は維新ホール。さすが明治維新の策源地ですね。
    こちらの仕掛け人は、周南公立大学の立部先生。


    奇しくも、両方のシンポジウムのタイトルに、
    「カタチ」「かたち」という、同じ言葉が使われています。

    それぞれ、意味は違うと思うのですが、
    ここでの「カタチ/かたち」は、想いを人と共有するための
    大切な手がかりなのだと思います。
    そして、それぞれが目指すものはもちろん外形的な形ではなく、
    日本語教育がこれから先に残していきたい、
    地域や学習者と向き合い続けながら、その都度問い直していく
    姿勢そのものなのだろうと思います。

    と、わかったようなことを書きましたが、
    実は自分は、地域のことはよくわかっていないのだ、
    ということがよくわかっています。だから私は場の提供人。

    インターカルトと日振協と、文科省受託の事業があちこちで
    行われて、その度に私は冒頭の挨拶人^^;

    末筆ながら、
    2026年、今年もよろしくお願いいたします。