今日の「ニュースステーション」で言っているのを聞いて、
初めて知りました。「蟋蟀在戸(きりぎりす とにあり)」
冷え込みが増すにつれて、あたたかい場所を探して、
家の中にも入りこむコオロギの習性を詠んだ、
暦に従って生きる農民の一年の詩の中の一節だとここに。
虫の音、聞こえるだろうかと家の10階のベランダに
出てみたら、はるか下の地面で鳴く声が聞こえてきました。

で、今日の話題は、その10階です。
これは、6階の階段の途中にどなたかが置いてくださった椅子。
ここで皆さんに報告していませんでしたが、
9月3日から今日17日までの15日間、リニューアル工事のために、
マンションのエレベーターが24時間完全停止していました。
…ってことは、その間、階段で上り下りをしていたってことです。
うち、10階。
まだ膝が悪くないから下りは大丈夫。
慣れていく中で、所要時間も2分半から1分半に。
しかし上りは、この椅子があった6階で一度バテるのです。
息も切れてきて、次8階、そして10階まで一気に。
毎回、階段を前に時計のストップウォッチをかけ、
上りは結局、最後まで2分半の壁を破れず。
なんてことを毎日していた私は、やっぱり常に挑戦するんだと、
家族その他に褒められ?ました。
今日の帰宅時から、息絶えることなく楽々と、…住人在戸。
新しいエレベーターの乗り心地は非常に良いです。