すべてはこの日から。8年前の夏、
大学院のゼミ友と行った福島でのフィールドワーク。
技能実習生を受け入れる東栄産業さんの、
会長さんとインドネシアからの皆さんへのインタビュー。

それを縁に、会長さん、部長さん、実習生たちとの交流スタート。
「インドネシア人て料理に物凄い量の唐辛子を入れるんですよ」
とおっしゃっていた会長さんが、なんと!自分の家の庭を唐辛子畑に!

そして。今年の夏、
初代から数代後の実習生たちが、そこで収穫した唐辛子を私にと、
彼らの日本語授業をしている佐藤先生を介して。
しかし、こんなにたくさん消費できっこない!(瓶の中身は一部)
ということで、私はそれで七味唐辛子を作ることにしました。

まず、ネットに入れて吊るしてカラッとするまで2週間の陰干し。

先週末。
281個一つ一つの、茎を取って、種を出して、皮をミルで粉末に。

七味唐辛子の作り方をあちこち見たら、九味になってしまいました。
・唐辛子 ・山椒 ・麻の実 ・白ゴマ ・黒ゴマ
・青じぞ ・ケシの実 ・ゆずの皮 ・みかんの皮
ほとんどの材料は持っていなかったから、Amazonで買いました。
完成。

忙しいのによくやると、家族たちには呆れ顔で褒められました。
ネットで見た「休養学」という記事によると、
家でごろごろしていても、疲労は回復しないのだそうです。
私はここのところ、この唐辛子三昧以外は、
暇があったら寝て寝て寝る…寝て満足、だったのですが、
必要なのは「攻めの休養」という主旨の内容。
ああ、休養でまで攻めちゃうのが何とも自分に合ってる。
で、九味唐辛子なり。
