• 3112月
    Categories: 雑感 Comments: 0

    7E325D23-9AB4-450D-920B-3491F698D869

    今年の世界の一大ニュースはもちろん新型コロナウィルス。
    そして私の一大ニュースはもちろん二度の入院。
    コロナのために、手術の日さえ、夫さえ、面会は禁止でした。
    病室の窓から見えた風景、などなど。

    不言実行はこのブログ。
    11月の半ばに、自分自身のこれからのことを考えていたら
    突然ガクッと落ち込んで、でも、このままじゃいけない、
    しっかりしなきゃと考えて、なぜか、今年いっぱい毎日更新!
    と決意したのでした。決意表明が常の私には珍しく無言で。

    で、おかげさまで大晦日の今日まで毎日更新、達成しました。

    コロナと入院以外にも、本当に様々あった一年でしたが、
    苦境の中、日々、皆の団結力が増していくのを感じながら、
    色々成し遂げ、満足感を得ることができた一年でもありました。

    来る2021年もどうぞよろしくお願いいたします。
    2020年、ありがとうございました。

  • 3012月
    Categories: 雑感 Comments: 0

    C613A3E7-4341-4688-9542-46C7E93005E1

    とても冷え込むと聞いたので、こんなドタ靴で出かけました。
    靴からにょきっと出ている黒いタイツは私の足です。が、
    大雪でも降らない限り、仕事用にはもう少しカッコいいのを
    履いた方がいいですよね。

    今年最後の外での会議。
    とても頼もしい頭の切れる次世代年齢の人たちを見ながら、
    (自分を含め)ロートルは一歩下がって、彼らに道を譲るのが
    カッコいい生き方なのだと、つくづく思いました。

    私が出かけている間に、学校のFacebookにアップされていた
    「学生のみなさんへ」(以下、日本語バージョン)。

    ——-
    もしカウントダウンのイベントなどに行く予定がある人は、
    よく考えましょう。
    東京でも、コロナウイルスに感染する人がとても増えています。
    今から書くことを、もう一度読んでください。

    -外出をなるべくしない
    -手を洗う
    -咳エチケットを守る
    -窓やドアを開けて、外の空気を入れる
    -部屋の窓やドアが開いていないところに行かない
    -たくさんの人が一つの場所に集まっているところに行かない
    -人と近くで話さない

    これは、みなさんとみなさんの友だちの健康を守るためです。
    それでは、1月に会いましょう!
    ——-

    B28F32D0-C106-45A2-9D27-2CF81FA51181

    一昨日買ったかずのこ。今、水につけて塩抜きしています。

  • 2912月

    F0FD1B1E-ECC6-4A5D-BA1E-6C0962E652AF

    年末のこんなぎりぎりに、こんな昔懐かしいポストに投函したら、
    いつ回収してもらえて、いつ配達してもらえるのか、さらに心配に。
    しかも投函したのは学校の年賀はがきで、私のはこれから(書く)。
    今年は、寒中見舞いでお茶を濁すことはしないぞと、
    ネットでデザイン選んだの、いつくるのか。発注したの昨日だけど。

    若い、まだ暇だった頃と同じように、もっと歳とって暇になったら、
    年賀状に命かける日がまた・・・くるのだろうか。

    ぎりぎりついでにもう一つ。
    インターカルトの日本語教師養成講座、通信コースのホームページ
    今日アップロードされました。プレスリリースもしました。

    E7DB9CB1-B91B-491B-A331-9B4D5DE77C5E

    よろしくお願いいたします。

  • 2812月
    Categories: 雑感 Comments: 0

    809FC7B5-2982-4055-8899-D5DD0CACECBB
    この仕事を長くしていると、いろんな相談や問い合わせがきます。

    たとえば、海外で日本語学校をしている人からこんな相談。
    その人の学生さんが日本留学を希望、しかし経済的な問題あり。
    当然、私たちの学校では受け入れられず。
    そうしたら、その学生さんが、
    経費支弁者がいなくても留学資金が不十分でも受け入れてくれて、
    仕事も紹介…(唖然として中略)…という学校を見つけてきて、
    ここどう?と聞いてきたのだけれど、どうでしょうという相談。

    で、知り合いを介してそこの情報を聞いたら、想像以上の・・・。
    相談してくださった方と、やっぱりねえと話したのですが、
    同時に、なんともやり場のない憤り。さらに、
    その学校を彼の地の在外公館で紹介している(おそらく掲載名簿が
    置いてある)という現状。非常にまずいです。

    10年、20年前から、こういう発言をすると、必ず、
    「加藤さんはきれいごとばかり言ってる」と言われたのですが、
    その度に、教育にきれいごとが通用しなくてどうするんですか!と。

    ああ、年末に、何思い出して、何言ってんでしょう。ふう。

    あと四つ寝るとお正月です。
    載せる写真に事欠いて、京王ストアで買った生菓子の写真。
    丑年の来年も、牛歩ではなく猪突猛進するのでしょうか、ねえ。

  • 2712月

    CFB3675B-B86A-41B1-8393-EE076A760B39

    突き当たりは大國魂神社です。
    境内、そろそろ屋台の準備が始まるのか、このままなのか、
    なんとも寂しさ漂う風景でした。

    新型コロナの異変種出現により、
    目覚めたら決まっていた、12/28〜1/末の全世界からの入国拒否。
    検討の段階から、学校の担当スタッフたちがその対応に追われるのを、
    専任教職員全員参加のLINEに流れる情報で確認しつつ、
    一方で、日本語教師養成講座の新コースのあれこれでのやりとり。

    日本語学校の1月新入生たちは、ギリギリセーフの最後の一人をもって、
    今日までに予定者全員入国、学校指定のホテルで2週間の待機中です。

    去年、私のお祝い事のときにいただいて取っておいたワインを、
    年末最終日の先週金曜日、大掃除後の乾杯用にと供出して私は外出、
    ものすごく美味しかったという声がLINEに乗ってきたのを見たら、
    どうしても飲みたくなりました。

    しかし、今まだ帯状疱疹の薬のための禁アルコール中。
    お正月に帰れぬ実家で、いつかコロナが明けたら母と飲もうと決めて、
    同じのを通販で頼んで実家宛に送ってもらうことにしました。

    コロナ、いい加減にしてね。早く来い来い普通の日♬

  • 2612月
    Categories: 雑感 Comments: 0

    D66AE9B2-5A85-40D3-86E7-8A0260FE504C

    このブログを始めて17年と10ヶ月。
    ブログという言葉の意味がまだわからない頃に、
    ブログを始めたらいいと言われて始まった、このブログです。

    その間に、「毎度毎度の…」と何度となく書いています。
    年末といえば「毎度毎度のお誘いに いやだいやだとほほほいのほい」
    (※忘年会続きという意味です)。
    ですが、いやだいやだも、ほほほいのほいも、どちらもない今年。

    写真は、東京駅で買える深川めしの駅弁。
    新幹線にもだけれど、飛行機にも乗らずに終わった今年でした。
    (タイ一往復だけ。)

    686E5C05-8B18-44F7-9EB4-4FD61C960756

    しかし朝日はいつもの冬とおんなじように。明けない夜はない。
    が、28日から1月末まですべての国の新規入国拒否検討というニュース。
    いつ明けるんだろう、この、コロナという名の夜は。
    ※追記:新規入国拒否、朝起きたら、検討→決定に >_<

  • 2512月

    79693269-C194-4371-8518-8935E59BBE9B 

    コロナ対策でサンタクロースも外出できないのではないかと
    不安がる子供たちに向けて、イタリアのコンテ首相は、
    「サンタは、世界中を移動する許可証を持っているから、
    どこにだって行けるし、世界中の子どもにプレゼントを届ける
    ことができると言っていた」とFacebookに投稿したそうです。
    (2020/11/13 JIJI.COM

    今朝の読売新聞「編集手帳」には、・・・

    フィンランドの外務省の発表によると、
    サンタが外交ルートを各国に確認したところ、オーロラ近くの
    空を飛ぶトナカイは、新型コロナウイルスによる旅行制限が適用
    されないと判明した、と。

    世界保健機構(WHO)によると、
    感染症の専門家が、「サンタは免疫を持っているからプレゼントを
    無事に届けられます」とほがらかに笑顔を見せた、と。

    こんなセンスを持って生きていけたらいいなと心から思います。
    こんな切ないクリスマスの今年だからこそ。

  • CCC

    2412月

    AA6CD0CE-A961-400C-BC80-F16D4E932879

    学校のロゴの「CCC」は、Cross Cultural Communicationsなんですが、
    これは、私の「CCC」。チャンス、チャレンジ、キャン。

    今日は、来年度の事業計画について、専任教職員全員に話す会をzoomで。
    同じ校舎内にいても、一つの部屋に皆で集まれない今、本当に便利です。
    2021年はもう、コロナを理由に「できない」とは言えない。言わない。

    目の前のchanceは何でもつかむ。
    つべこべ言わずに、まずchallengeしてみる。
    そうしたら、必ずできる。can。
    ・・・って話は、入学式なんかでいつもしているので、今日、敢えては。
    2021年1月生の入学式はzoomで。明日の2020年最後の全教師会もzoomで。
    すごいなzoom。

    天気予報で、大晦日と元日は雪になるかも、なんて言っていました。
    本気でびっくり。もう週間予報に年末年始が入ってしまうんですね。

  • 2312月

    5C72F010-65A8-48C2-BE49-7248C5A8C98E

    東京は東京でも、
    学校がある台東区台東(通称 秋葉原^^;)ならいざ知らず、
    天下の新宿で、こんなに自転車に乗っている人がいるんだ、
    というのが意外でした。今朝の西新宿。

    7AE66882-3EC1-4D96-AF80-E7879C96D02F

    で、さすがの台東区台東、佐竹商店街。
    八百屋さんで、こんな泥つきの長ネギ売っています。
    この間の葉っぱが立派だった大根に続く、野菜の投稿・・・。

    日本語学校の学生は、今日が授業の最終日でした。
    帰国できず、外出も制限される年末年始なのに、
    なんだかものすごく元気に「良いお年を!」みたいなことを
    言って手を振って帰って行く学生が何人もいて、
    おかしかった。元気をありがとうです。

  • 2212月
    Categories: tanka, 雑感 Comments: 0

    CC7F5027-1FC6-41F2-A141-3FD532E14F77

    2014年から担当している、
    ミャンマー少数民族の難民の皆さんの日本語教室。
    そのご縁で知り合った、難民ナウ!代表の宗田先生が出演されると知り、
    国境なき子どもたち(KnK)主催の番組、
    「今からつくるシリアとの関わり」を視聴しました。

    聞きながら、シリアについて文章を書いたことを思い出しました。
    今日はそれを以下に転記します。
    2015年、当時参加していた短歌結社の歌誌に掲載された文章です。

    ——-

    隔てなきたった一つの太陽を七十億の民が眺むる

    去年の夏の全国大会で第四位に推していただいたこの拙歌を含む
    六首を賀状に書いて送ったところ、内戦が始まる前年までの二年間、
    青年海外協力隊の日本語教師としてシリアに派遣されていた教え子
    から封書が届きました。

    この「隔てなき」で始まる歌を読んで驚いた、それは彼女が日々
    強く思っていることと同じだったからだとありました。

    2008年にシリアに派遣された彼女は、日々の様子を頻繁にメールで
    送ってくれました。日本で人気の歌手や、韓国や中国のドラマが
    テレビで見られること、派遣された学校では、愉快で明るいシリアの
    学生さんたちからエネルギーを与えてもらいながらも、慣れぬ授業や
    テスト作りに四苦八苦している様子などが事細かく送られてきました。

    派遣されて一年たった時には、学生たちやシリアから離れるなんて
    考えられないと書いてありました。シリアで自分が無事に過ごせるのは
    シリアの人のおかげ。たとえば、隣の文房具屋さんは「〜がほしい」
    と言うと、あちこち問い合わせてその場所をメモに書いてくれる、
    タクシーの運転手さんにそれを見せると連れて行ってくれる、
    タクシーがつかまらないときは、警察に頼めばつかまえてくれる。
    シリアの人は本当に親切です…と。メールにはクラスや日本フェアなどの
    写真が、よく添付されてきました。
    彼女は、こうした良い思い出だけを胸に、任期を終えて日本に帰って
    きました。

    そして翌年、シリアに内戦が起こりました。かつて私が見た写真、
    彼女と一緒に写っていた若い学生たちのうち、今、何人が生きているか
    わからないと、かけてきた電話口で彼女は声を詰まらせました。

    内戦は今も続き、彼女も未だ失意の中にいます。しかし、大学、高校、
    小中学校、町、色々な所で、かつての平和で良きシリア、人々の優しさ、
    温かさを、講演してまわっているそうです。

    手紙には、去年の夏に機会があって詠んだという彼女の歌も書かれて
    いました。

    はらからをあまねく照らし高光る つゆへだてなき日こそ尊し

    偶然にも、ここに「へだてなき」という私が詠ったのと同じ言葉が
    ありました。
    いつかきっと、いや、彼女がいる間に行きたいと何度も書いていながら
    結局行けなかったシリア。今の状況からは、おそらく私がシリアに行く
    機会はもうやってこないと思います…。

    「先生、いつも輝く光でいて下さい!」その手紙はそう締めくくられて
    いました。私自身は決して輝く光などではないのですが、でも、短歌が、
    そこに流れる思いが、彼女にそう思わせたのだと思いました。
    かの国々に隔てなく日が照り続け、平和な日々が戻ることを願って
    やみません。

    ——-

    こういったことに、どのように関わったらいいかを見つけたくて、
    番組を視聴しました。録画はここで見られます

    私たちが年明けに企画しているセミナー、
    生活者としての難民の皆さんと共に」〜日本語の学習が人生を豊かにする〜
    1月17日(日)、zoomウェビナーによるオンライン配信です。
    まず知ることから、と思っています。よかったらご参加ください。

Recent Posts