• 062月
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    小学生の時、母の留守中に大根をおろすことになり、
    おろした大根の汁を力一杯ギュッと絞り、
    かすかすになった大根を山盛りにして父に出したら、
    「こんなに絞っちゃダメだ」と言われたそのことを、
    今でも大根をおろす度に思い出します。

    今日は、その父が亡くなって31回目の命日。
    私と同じ年でストップしたまま、あの日の朝も寒かったです。
    いつか父の年に追いついたら、私もそこで一幕終了、
    転身して新たな舞台に立つぞ!と、具体的な計画なしに、
    でも、かなり本気で考えていたのですが、
    震災やその後の色々をくぐり抜ける中で、機を逸し、
    今日に至るです。
    神様も父も、今を全うしろと言ってるってことだと解釈。

    ものすごく怖い父でした。怒鳴るのではなく唸り上げる。
    でも、あの大根おろしの時、声を荒げられた記憶はなし。
    これじゃダメだと言われ、そうか、絞り過ぎちゃダメなのかと、
    水道の水をかけて出し直しました。父、二の句が継げず。
    おそらく。

    一度しかない一生。地に爪跡を残す者。
    いつも父が言っていた言葉です。

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