• 1912月

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    時々ここに登場するこの写真。
    12年前の今より少し前の時期に行ったイタリアでのジャパンフェスタ、
    Lucca Comics & Gamesで一緒にブースで仕事した彼は今、何処。

    で、こういうことも私のハンドルのあそびかも。

    急ハンドルや急ブレーキ、そんな時にもいきなり車が方向を変えたり
    急停止しない。そのためのゆとりが「あそび」ですよね。
    あそびは絶対に重要。必要。

    「仕事」は英語では“Business”で、その語源は“Busy”なのだそうです。
    “Busy”は「忙しい」で、漢字では「忙」、「心を亡くす」と書く。
    じゃあ、ビジネスマンは心のゆとりを亡くした人?? では悲しい。

    先々週、先週と、週末に日本列島の南に行って、北に行って。
    実は今日は休みにしたのだけれど、ありがたいことに!?新しいお仕事に
    つながるかもしれないオンラインでのミーティングが二つ。
    話していてものすごく楽しいので、その入り口も言ってみればあそびかも。

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    インターカルトで日本語を教え始めた時のオリジナルテキストの名前は、
    『楽しく学ぶ日本語』でした。辛くちゃいけない。
    「辛」の漢字に一本横棒足したら「幸」、だったら絶対に一本足したい。
    年の瀬に、学ぶのも教えるのも仕事するのも、楽しくないと…と本気で。

    線路は続くよどこまでも。私の線路よ何処に向かう。

  • 1212月

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    水戸黄門が「朝日の立ち昇る様は領内随一」と言ったことから
    名付けられたという茨城県の日立に行きました。
    ガラス張りの駅舎。薄曇りの向こうに海がありました。

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    松浦校長先生が、私のことを師匠の師匠と呼んでくれる理由は、
    新人での着任校で教えを乞うたのが、今、ヒューストンで活躍の
    井上とも子さんで、その井上さんをインターカルトの養成講座で
    教えたというかなんというかなのが私、という縁からです。

    松浦先生自慢の学生たち、先生たち、事務の人たちががいる、
    日立さくら日本語学校は、まさに松浦先生。
    それぞれがそれぞれを大好きで、大事に思っているというのが、
    ふぁあっと伝わってきました。これ、すごく大事。

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    「いつでも夢を」の作曲家、吉田正さんの音楽記念館で、
    海を眺めながら、今までのこと、これからのことをあれやこれやと。
    星よりひそかに、雨よりやさしく〜♪
    往復3時間、滞在3時間半、特急ひたちに飛び乗ってのとんぼ返り。
    時間の濃さは時間の長さじゃないのですよ…。

  • 0812月

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    サンタクロースの背中が見えてきました。あと17日。
    博多駅前。午後、来ました。

    午前中は、文京学院大学交換留学生の日本語発表会。
    プログラムの中の日本語授業を担当して17-8年、
    最終日の発表会にはできるだけ参加するようにしています。

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    学生たちだけでなく、先生たちの成果を見たいなと思って。
    そこから、羽田空港。

    福岡では、日本語教師養成講座、久留米サテライトでの
    セミナーと、文化庁委託事業の地域におけるDX研修。
    そして、久留米と、周南公立大学内サテライトとの、
    来年度に向けての打ち合わせ、などなど。

    今日は、学校でもクリスマスの準備だったみたいです。

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    いろいろいろいろに翻弄されながらの年の瀬。
    なかなかに、なかなか。人生長くなるってそういうこと。
    と理解。昔々はサンタがいると信じてましたよね、皆さまも。

  • 1811月
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    今日は、世代を超えた友人、
    海外での学生募集のパートナーMr.タマ乱歩、玉置さんと、
    数十年前に新卒で就職した時の職場の先輩、岩渕さんと、
    小江戸、川越に遠足。どうしてこの3人かというと、縁です。

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    川越駅近くのお店で美味しい和食をいただいて、
    喜多院、五百羅漢、蔵造りの町並み、時の鐘、
    22から4年間、川越で仕事をしていたのだけれど、
    歴史の一つ一つを、こんなにじっくり見たのは初めて。
    そして川越は「一地方都市じゃないぞ!」の本気度が圧巻でした。

    昨日は、朝9時半から夜7時まで、
    対面とオンラインの会議や打ち合わせ、計7つ。
    一つ一つとても意味深かった。が、さすがに疲れました。
    だからこそ今日みたいな日が大事なんじゃないかなと。
    人との繋がりとか、いつもと違う刺激とか、歩数13,573歩とか。

    以下宣伝です。
    岩渕さんの娘さんの新作漫画が出版されていました。
    親バカを辞めたとかで教えてもらえてなくて今日まで気づかず。
    ストーリー展開、私一押しのこちら

  • 1511月
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    朝イチの打ち合わせに早く着きすぎてクリームソーダ。
    移動して次の用事を終えて、気づいたら、
    次はオンライン。しかし学校に戻る時間がない。
    そのまま、外の緑が見える席で発言しなくていい会議。
    一日、あちこち動き回って、そしていろいろの今日でした。

    10年前は何を書いていたんだろうと、ふと。

    「おたがいさま」「おかげさま」「おつかれさま」、そして、
    「おもいやり」「おんがえし」と、頭に「お」がつくのだけでも
    いろいろ浮かびました。いいなと思う日本の言葉。

    過去を辿るのに、このblogはとても便利。

    20年前は、短期コースで来ていた台湾の高校生たちと、
    連体修飾(〜ている人)を習った後のフルーツバスケットのこと。
    —–
    「首に線があります!」
    「首に線がある人、でしょ。ん? でも首に線があるって何?」
    「先生、先生!」 
    皆が私を指さしていました。
    何てことはない、私の首にある皺(しわ)のこと。
    —–

    このblogを始めたのは、この年の2月。
    なんと20年も前から、ここになんだかんだと…。
    20年前は、まさか新宿のお店で電話を目の前に置いて会議に参加、
    なんて、想像もできなかったですよね。
    その電話機がカメラになっちゃう、っていうのだってねえ。

  • 1411月
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    昨日の晩は、みぞおちと背中の痛みに加え、頭まで痛くなって、
    これはいかがなものかと案じたものの、とりあえず仕事に出かけたら、
    午後と夜と、会った人たちとの話がそれぞれ物凄くおもしろくて、
    痛みも消えて、終わってみればそんな一日でした。

    いつも、私のことを言っているのだと思いながら読む占いに、
    「野生に生息する動物が、衣装を着て出勤している」みたいだとありました。
    私の中の獣性が、「人間社会の色々なルール、面倒くせー」と叫びたくなる
    ようなことがあったりすると。ぴんぽん。

    家に帰って、「未来に生きてこそ意味がある」みたいなことを言っていたら、
    ぴらっと見せられたのが上の写真の文字。「過去に学び 現在と対話する」。
    人生にできた余裕の一部を、城郭や歴史の検定に費やす夫は、
    まあ、それはとても素晴らしいこととして、でも私は現在と未来を繋ぐのだと、
    それもまあ、また、わざわざここで宣言しなくてもいいことだと思いながら。

  • 1111月
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    11月11日午後1時から、1人で。お芝居はたいてい。
    重かったです。「ニール・サイモン作だからコメディ」ではなく、
    青春の1ページだけでもなく、戦争の1ページ。
    舞台上で起こることの一つ一つが嫌だなぁと思いました。
    でも、このお芝居が嫌いという意味では決してなく。

    嫌のすべてに共通するのは、理不尽。
    私の日常で、私が一番我慢ならないのは理不尽、と、
    つい最近も思ったばかりでした。

    でも何でも、演出のゆうなさん、淡々と。凄いなといつも。
    ビロクシー・ブルース→こちらです。
    戦争、人種、民族、宗教、今。いつもとはちょっと違う気分での帰宅。
    エプスタイン、その役を演じた宮崎秋人さん…、両方とも好きでした。

    日本列島はいきなり初冬。

  • 0711月
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    まったりとは日本語の副詞である。
    近畿方言で主に味覚を表す擬態語として用いられたが、
    1990年代後半からのんびりと落ち着いた様子・気分を表す
    若者言葉として全国的に用いられるようになった。
    (Wikipedia)

    ですよね。
    近畿以外の若者が1990年代の後半からの使用だったら、
    私がそれを理解語彙ではなく使用語彙にしたのが今日であっても
    不思議ではない。

    今晩の熟年男女たちの集まりが、この場違いな感じのお洒落なお店、
    ということを来るまでわかっていなくて、でも、仕事が早く終わり、
    一人ものすごく早く着いてしまったために、
    まったり、アイリッシュハイボール飲みながらオリーブ齧ってます。

    秋。
    もう30年前、ロバート・B・パーカーの『初秋』という本を紹介され、
    その後、この人の日本で出版されている小説を全部読みました。
    主人公の探偵、スペンサーという人がとてもとてもかっこよくて、
    その彼女、スーザンの、オリーブを少し齧ってはお酒を飲む描写が、
    これまたもうものすごくかっこよくて憧れたのだけれど、
    結局全然そうはなれなかったなーと、一人まったり人待ち時間。

  • 0411月

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    日本語の授業を委託され、教師養成でもお世話になっている、
    郡山の会社。先日、再々訪したときの写真です。
    技能実習生と、そこから特定技能に移行した人と、
    さらに社員になった人、合計7人のインドネシアから来た人たち。

    たまたま工場内にいた新人の二人も加わって。
    この間のJLPT、一人はほぼ満点で、一人は合格点プラス1点で
    N4にパスしたそうです。次はN3だかんな、と真ん中の会長さん。

    会長さんの家の空き地いっぱいに100本の唐辛子。
    あいつら、それを1年経たないうちに全部食っちゃうんだよな。
    ×××の毛がどんどん薄くなってきたから、
    うちにあるのとおんなじ毛生え薬、買ってやったんですよ。
    大洪水で彼らの寮が水浸しになったとき、右端の部長さんは、
    当時いた4人の人たちを、2ヶ月間、自宅で預かりました。

    あいつらと話す会長さんの言葉には愛情がこもっています。
    そしてそのあいつらは、全員みんな郡山弁で話します。

    技能実習と特定技能の制度が変わりますね。
    点で見ず、線でも面でもすべて、あちこちから見て聞いて俯瞰して、
    どうかどうかいい制度にしてください。…と願っています。

  • 0111月

    「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という経験、
    今でもくっきり脳裏に浮かぶのは、東日本大震災の後の冬。
    福島県の国際交流協会からのお声がけで、
    外国人に対する日本語支援者のための講座をしに東京から。
    トンネルを抜けた瞬間、そこはまさに雪国でした。

    福島駅からタクシーで協会前まで。
    道端がドカ雪のため車を寄せられず、ど真ん中で降ろされて、
    ずぶずぶずぶっと膝あたりまで雪に埋まりながら、
    協会の入口の階段までたどり着いて、中に入ったら、
    大勢の方たちがすでに集まっていて大感激しました。

    けれど私もまた、大雪の中を、そして震災直後の福島に、
    よく来てくれましたと感激してもらい、そうかそうだったと。

    昨日はその福島県国際交流協会に久しぶりに。
    そして今日は、あの大雪の日、豪雪の会津から来てくださった
    青山さんと一緒に会津の国際交流協会を訪ねました。

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    仙台、郡山、福島、会津若松の行脚を終えて、東京に帰ります。

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    福島サテライトの主柱、佐藤美華さんとの中〆。
    生ガキとあん肝とお刺身五種盛りを食べて、蟹汁吸って、
    日本酒飲みながら、あれやこれや、これからのことの語り合い。

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