私にとって、10月1日は特別な日です。
前任の小川さんから学校の経営のバトンを渡された日、
2000年の10月1日でした。
それから7年後の2007年、学校の創立30周年の時に出した
記念誌に書いた「インターカルトの軌跡と奇跡」という文章、
そこに私はこのように。
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2000年10月に現職に就いた時は、
歴史と伝統の詰まった「インターカルト」という、
ずしんと重い包みを両手に乗せた気分でした。
それを無事に次の世代に渡すことが、私に課せられた
使命だと思いました。
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1977年の創設時から、見た目はあまり変わっていないかも
しれないのですが、ご存知の方はご存知のように、
インターカルトは様々変化、母体も変わっています。
私自身も正確には2000年の着任時とは役職が違うのですが、
でも、なんであれ、全体の班長的役割・・・は同じです。
30周年記念誌には、続けてこんなことも。
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そして、インターカルトの今日までの歩みを後世に伝える
こともまた私の使命だと思っています。
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あれから21年の月日がたち、同じ数だけ年もとって、
記念誌に書いた「ずしんと重い包み」の行方を真剣に考え
なければいけない今日この頃です。
奇しくも、ある団体のセミナーで、その「次世代に」という
テーマで話をすることに。これも巡り合わせと思ったのですが、
しかし、使命と思った「後世に伝えること」、
よその皆様に向かって一体何を話せばいいんだろうと、
考えあぐねている2021年の10月1日です。
写真は2000年前半、インターカルトの恩ある皆様と。
かつて校舎があった信濃町の明治記念館にて。