元気やパワー、エネルギーをもらえた。
ポジティブな気持ちになれた。
と言われることがよくありますが、
この、ブレーキのないアクセルだけの車も、
ガソリン切れたか抜かれたかで、
時に、口もききたくないほど力が抜けることもあります。
でもそんなとき、似たベクトル、近い価値観の人が現れて、
エンジンをかけてくれます。たとえば今朝も。
そうすると、すうっと光明が見えてきちゃったりして、
またアクセル踏んでて、ほんと単純だなと思ってしまいます。
午後は、イタリアからお客様。
会うのは10年ぶりなのだけれど、その間に、
私にとって新しい分野のことを教えてもらいながら、
そのテーマの講座を一緒にする機会が何度かあって、
時の隔たりはまったく感じず。
9,728キロ、イタリアとの距離もまた文明の利器のおかげで。
エネルギーの交換をして別れました。
元気とかパワーとかそんな派手なものではなく、
つい最近は、小さな火種をこの若い人たちの心に残せたら、
なんて上杉鷹山を真似たようなことを思ったりもして。
ああ、これを老境に入ると言うのか言わないのか、などと。