• 224月

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    この春から、ウィークリーコースの賑わいが戻ってきました。
    授業の中に、習ったことを使う練習をまず私たちとしてみるという
    のがあって、数人1チームの学生たちがオフィスにやってきます。

    昨日は、それを一緒にすることになっていた人たちの中の一人に、
    ちょうど電話がかかってきてしまい、急遽、私しますよ…に。

    CEFR:A2クラスの学生たちだったんですが、
    私のところに来たロサンゼルスとバンコクから来たという女子二人の
    いろんな質問の中の一つ、「仕事は楽しいですか?」に、
    即答で「楽しいですよ」と言ったら、二人同時にそっくり返って、
    「え〜〜〜!」と。

    え? 10代の彼女たちは、仕事は楽しいはずがないと思っているのか。
    と同時に、迷わず楽しいと答えた自分には、ちょっと安心^^

  • 084月

    インターカルトの今週の「Weekly FUN PLUS」は、
    人気YouTuber「Ryuuu TVとお勉強!スペシャル」。
    たとえば彼らの番組「學日文看日本」(日本語を学んで日本を見る)は、
    チャンネル登録者数182万人!182万人て??
    私が教室を覗いたとき、プログラムの参加者(=ファン)たちは、
    ハイテンション、かつ真面目に人生について語り合っていました。

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    そして本日、2023年度4月生入学式。
    ノリのよかった新入生たち、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、
    イタリア、インド、エジプト、オーストラリア、オランダ、カナダ、
    サウジアラビア、シンガポール、スウェーデン、スペイン、タイ、
    チリ、ドイツ、フィンランド、ブラジル、フランス、ペルー、
    マレーシア、ロシア、台湾、中国、香港、日本。

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    夜は、養成同期のK先生と学校近くのおでん屋さん、大月に。
    おでんもシメサバもアスパラガスのなんだかも、皆おいしかった。
    ちなみに大月は私の旧姓ですが、このお店との関係は、なしです。

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    で、実は今、私の左手はこんな。

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    骨挫傷だそうです。2/8につまずいて左手ついたのが原因かと。
    今頃こんなに。まいったまいったマイケルジャクソンです。
    皆さんは、痛いと思ったら、放っておかないでぜひすぐ病院に。

  • 313月

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    マリップ・センブさんとカルダー淑子先生と、
    中川正春先生を訪ねました。

    マリップさんとカルダー先生、それぞれを知っている方、
    なぜこの二人が一緒に?は、
    それぞれにとっての「海外」を拠点にした、ことばの継承と活動。
    どうして中川先生と私?は、
    別々にこのお二人を知り、それぞれ支援や活動をしているから。

    お二人が背負うものは、
    過去と現在と未来。想い、責任。
    お二人の共通点は、
    切り拓く、突き進む、挑む、越える、超える。
    ひるまない、失速しない、諦めない、折れない。

    一昨年と去年、お二人にご登壇願った私たちの文化庁委託事業の
    セミナーのチラシの紹介文です。

    マリップさん。
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    カルダー先生。
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    海外に飛び立つ日本人の若者、日本に来る留学生、
    彼らは日本にとってのグローバル人材の卵と言われているけれど、
    複数の国の文化とことばを知る子どもたちもまた(彼らこそ)
    グローバル人材ではないですか、とカルダー先生はおっしゃいます。

    マリップさんとカルダー先生の、課題に対する共通語と
    社会の認識が難しすぎて、ああ、私はまだまだだなぁと。
    想いと責任は同じくらい背負っているつもりだけれど、
    昨日の私は、聞き役のおとなしい加藤でした^^

  • 263月

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    一夜明けて、京都第四弾は宗田先生と。
    難民問題専門情報番組「難民ナウ!」の主宰者で、
    ミャンマーコミュニティ、NPO法人PEACEの事務局長。
    理事長のマリップさん、各民族代表の理事の皆さん、
    そして宗田先生とは、10年前、PEACEが文化庁から
    受託した日本語教室のお手伝いから始まったご縁です。

    宗田先生と、海外での難民支援と国内での今のこと、
    そして、PEACEでも日本語教育と並行して子どもたちに
    行っているミャンマー語教育、ことばの継承のこと、
    さらに、さて残りの人生どのように…みたいなことまで、
    京野菜のお料理食べながら話したあっという間の時間。

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    これは昨年末の写真です。
    PEACEの理事の各民族の皆さん、宗田先生も最前列に。
    本当の本当にひょんなことからお手伝いすることになった
    日本語教室で知り合った皆さんなのですが、
    でも、この縁、偶然じゃなく必然だったのかも、と写真を
    見ながら思ったりしています。

    以上、京都で濃い週末を過ごし、東京に戻ってきました。

  • 253月

    いえ、来たのは昨日の夜。
    インターカルトの新年度に向けての教職員全員会議!の後、
    その余韻をまとったまま新幹線でびゅんと。

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    充実の今日の第一弾は、EdTechと言語哲学の恩師、岡田さんと。
    京都で韓国料理^^、その後、いちごのロールケーキを食べながらした
    「議論が楽しかった」と言ってもらえて光栄でした。深かった。

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    第二弾は、京都大学でのシンポジウム。
    「日本語教育の参照枠補遺版と複言語・複文化能力」。
    ここのところ結構な勢いで参照枠を吸収しようとしているのは、
    自己研鑽、だけじゃなく、日本語学校も養成講座もお尻に火が。

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    そして第三弾は、
    京都日本語学校の西原先生とカイ日本語スクールの山本先生と。
    1997年の日振協の箱根会議(第一回日本語教育セミナー)で、
    お二方はじめ日本語学校を代表する皆さんと初めて会いました。
    私は業界デビューが遅かったので、ほんと何もわかっていなかった。
    その時からずっと続いている縁での今日の久しぶりの女子会。
    四半世紀経てもまったく変わらぬエネルギー大発散の、
    西原先生と山本先生と、おそらく私も、なのかも。

  • 213月

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    3年ぶりの対面での卒業式。みんな、いい顔。

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    インターカルトの卒業式は、いえ、入学式も、
    出席した学生たちは一人一人全員が、壇上で一言ずつ挨拶します。
    誰の選曲か、クラスごとの担任からの卒業証書授与と学生挨拶の間、
    小〜さい音で薄〜く流れていたBGMが、蛍の光と仰げば尊しで、
    その条件反射にも後押しされて、しみじみしんみりした気分に。

    その一方で。

    これから確実に変わる私たちを取り巻く環境の色々、
    日本語学校、教師養成、先生たちに課される国家資格のこと、
    そして私自身のことも、薄ぼんやりと脳裏をかすめる。

    時々ここに、唯一信じていると書いた占いに、
    かなり強い勢いで整地をしていっている感じでしょう?と。
    今の私は、業種変えに匹敵するぐらいの改革の勢いで、
    全部を整地し直そうとしている。私の中に完成形があって、
    そこに向かって「おりゃあああ!」とどんどん改革断行。と。

    でも、私はいつまでアクセルを踏み続けるつもりか。
    ブレーキのない車だから、徐々に緩めないと止まらないのだけど。
    悩みは尽きぬ。

    そして、一夜明けた今日はWBC、生で見て再放送も^^
    精神衛生上極めて良きワールド・ベースボール・クラシックなり。

    以上長々と。

  • 093月

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    私のブログをたどったら、2005年12月11日に、
    老酒会の初めての記載がありました。
    >>
    中国大陸で日本語教師をしている養成修了のシニア、
    いや、堂々シルバーの皆さんの連絡網ができたという
    お知らせがありました。
    その名を「老酒会」。名前の由来は、
    1.全員、ロートルである。
    2.中国語では老は尊敬の意味がある。
    3.中国(チュウゴクのチュウと、ラオチュウのチュウを兼ねた)。
    現在、会員は7名。・・・
    >>

    日本語教師養成講座を修了して、中国に渡った年配の男性から、
    一人で寂しいから誰か仲間がほしいとメールがきたので、
    すでに中国二ヶ所に渡っていたお二人それぞれとつなぎ、
    東京の学校の私たちも加わって、老酒会の大元ができました。

    それから20年、基本中国語圏で日本語教師をする修了生たちが
    プラスマイナスしながら今日まできました。

    なのですが、去年と今年、コロナ禍で会うことができない間に、
    老酒会の礎を築いた方が、一人、また一人、病に倒れ帰らぬ人に。

    ・・・写真を発明した人に感謝です。元気な皆さんがここに。

  • 212月

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    さまざまなことをしているのですが、
    殊に、生活者としての外国人のための日本語教育に関しては、
    知って考える場を作ることが自分たちの役割だと思って
    今日まできています。

    「生活者としての外国人」のための日本語教師初任研修、
    写真は、対面+オンライン=総勢100名余でした報告会での、
    運営に携わった北海道、東北、南関東、東海ブロックの皆さん。

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    報告会で各ブロックの深く熱い発表を聞きながら、
    私、というか私たちの学校の仕事は、場づくりと、もう一つ、
    種まきだなととても思いました。

    そして今日はその事業評価委員会だったのですが、
    評価委員の西原鈴子先生と伊東祐郎先生に同席いただいて、
    そこで各ブロックの委員一人一人の思いと振り返りを聞きながら、
    場を作って種をまく仕事だけれど、そうか、種はこうやって
    もらうものなのだと、私は何者?感をさらに払拭できた今日でした。

    ところで本日、日本語教育機関に関する法律案が閣議決定。
    文部科学省ホームページ。

  • 142月

    「いい学生を集めてきてくださいね」と、
    偉い先生が会議で言ったことばに何となく違和感を覚えたのは、
    日本語教師になって数年め、今から30数年前のことでした。

    学生一人入れるのがどんなに大変なことか、
    ということを知ったのは、それから少し後、初めて学生募集の
    現場に行ったとき(韓国でした…)。
    その経験から、自分が出張者を決められる立場になってからは、
    学務でも教務でも、心して若い人たちと一緒に海外の募集現場に
    行くようにしてきました。

    この間の週末のタイでのフェアに行ったのは、教師としてはベテラン、
    だけれど、学生募集は初めて、なのに一人で行ってくれた椿さん。
    (タイでの教師経験はありでした。)

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    ブース担当は、隊長のトルさんと、卒業生のヤヤさんとエッグさん。
    いつもいつも、本当にありがとう!です。

    そして今回は、この主催機関との日本語教師養成講座タイサテライトの
    開講記念セミナーもありました。

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    最後の写真は、2003年2月、だからちょうどぴったり20年前の
    今回の留学フェアの草創期、ブースで学校の説明をしている私です。
    今の年引く20才。今と同じ髪型なのに、すらっとさが全然違う。
    これ、この間、主催者からゲットしたのですが、うう。

    で、おそらく色々色々経験してきた椿さんは、まもなく羽田です。

  • 251月

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    去年の暮れ、遊びに行った台湾で、
    突然することになったオンラインミーティング。
    事務所でいれてもらったお茶のカップが、懐かしい、
    25周年記念のでした。「おかげさまで25周年」

    あれから、早くも21年。あと4年で創立50周年。
    25周年の時は、ちゃんと引き継ぎます宣言、
    30周年の時は、私たちはこう進んでいきます宣言、
    そして、いろんなことを経てした40周年記念は、
    国内外の卒業生たちに声をかけての大同窓会。

    2027年、50周年には、何を宣言しちゃうのか。

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    ところで今日は、長い名前の有識者会議でした。
    背負った色々が重いなあと思いながら、でもそれが
    責任を果たすってことだよなあと思いながら、
    年を重ねる、年をとるって、そういうことだよなと。