新常用漢字表
漢字、好きですか?
インターカルトには漢字の達人が何人もいるので、
大きな声では言えないのですが、私も漢字、好きでした。
好き=完璧にできる、ではないところが他の達人たちとは違うのですが、
小中の漢字のテストで悔しい思いをしたのは二回だけ。「需」と「唆」。
需要の需がどうしても思い出せず、示唆の唆が読めなかった。
今、「新常用漢字表」が作られていること、ご存じですよね。
勺、錘、銑、脹、匁の5字が削除され、191字を追加(候補)。
1945字+191字-5字=2131字。
そう、この試案が通ると、常用漢字は2131字になります。
漢字が苦手な人は、大変。
ところで、「新常用漢字表(仮称)」に関する試案に、
基本的な考え方として、”漢字を手書きすることの重要性”が挙げられています。
文化庁がした世論調査で、漢字を習得する上で役立ったことを問うたところ、
第一位は「何度も手で書くこと」(74.3%)だったそうです。
そうでした。私もたくさん書いて覚えました。
非漢字圏学習者(韓国含む)の中で、漢字のテストの高得点者たちも、
紙にびっしりと漢字を書いて覚えている人、たくさんいますね。
それから、試案の中に、手書き字形に対する手当てとして、
「字体の許容」というのも挙げられているそうです。
たとえば「不遜」の「遜」。
「しんにゅう」の点は二つですけれど、一つも許容範囲だとのことです。
(あら?…私の携帯では、しんにゅうの点、一つですねえ。)
ああ、難しい。日本人の子供にとってもですけれど、外国人にももちろん。
「犬」の右上に点は絶対に一つ、二つじゃあダメなのに。
今出ているのは、試案です。
意見を募集中だそうですので、外国人に日本語教育をする者として、
いろいろ言っていったらいいですね。文化庁のHPにあります。
(インターカルトの人は、見たい人、声をかけてください。冊子あります。)
今日、午前中はタイの提携校の新任教師研修。
で、午後は虎ノ門まで行って文化庁のこういうことの委員会だったため、
刺激を受けて、ちょっと真面目に語ってみました。
追記。
それにしても、今日の野球、WBCはすごかった。
委員の先生たちも、携帯で試合の進行をチェックしていました。
日本人たちが、日本を強く意識した物凄い瞬間でした。