この時間の差
昨日、タイに来ました。
道がどこもかしこも混んでいて、
事故車や物を売る人や屋台や歩く人を車窓から眺めながら、
渋滞で時々動くだけの車に乗って、空港からホテルまで来ました。
そのゆったりした感じ、いつか着くでしょ、どうでもいいじゃない…という
なんとも言えない感じが、なんとも落ち着きます。
運転手さんは、バックミラーからしきりに私の顔を見るのだけれど、
(おそらく日本人はせっかちだから)
それはまったくの「マイペンライ(大丈夫、大丈夫)」なのでした。
日本にいたら、きっと腹を立てているのだと思います。
今回は木戸さんと一緒で、ずっと喋っていたから時間を忘れた、
でももちろんないのです。
時差は2時間。

それを知っていながら、携帯のアラームをかけ間違え、
朝5時に起きてしまい、外が暗いのを確認してまた寝て、
さっき起きました。
日ごろ、私の心身を構成する細胞を、
「どうにかなるでしょう」で成り立たせていると思う私は、
こういうところに来ると、実にしっくりと落ち着いてしまうのでしょう。
時差の2時間は、ただ後から追いかけている2時間なのだけれど、
今の今、日本は9時17分、でもここはまだ7時17分。
この時間の隙間、時間の余裕、そこにふうっと溶け込んでいるのは、
とても心地が良いです。
この心の余裕、うまく日本に持ち帰れないものか。