魂を入れる器
仏師と呼ばれる人が、仏様を彫っている場面をテレビで見ました。
とても大きなのは、いくつかのパーツに分けて彫って、
ある程度のところでそれらを組み合わせて一体にして、総仕上げをするそうです。
体と足の部分がくっついて、最後に頭、という時、
若い仏師が胴体の穴にはめ込んで、ぽんぽんと脳天を叩いて体に収めました。
物を扱うように無造作に仏様の頭を叩く様子に、
出演者も私も、おっと思いましたが(思ったような声を発していましたが)、
まだ、魂が入っていないから、それは全然問題のないことなのでした。
明日は、日本語教師養成コース10月期生の、私担当の初授業。
担当は実習で、授業という形にいかに魂を入れるかを
メインテーマとして今まで行ってきたのですが、
魂を入れるべき器をいかに作るか、魂の入っていない胴体も頭も足も、
とても大事なのだということを、まず最初にしようと思っています。
大事な魂、そしてそれを入れる器。
10月期生の皆さん、明日からよろしくお願いします。
(・・・と、授業を語りながら、金融危機が気になる私。。)