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他人の空似

いきなり背中をポンと叩かれ、「ちょっと、うちも休講ですってね。」
振り返ったら、「あら、すみません。人違いでした。」

「あれ、お客さん、今降りたところなんじゃ・・・。」とタクシーの運転手さん。
「いえ、私、今初めて乗りましたけど。」
「あ、てっきり今降ろしたばっかりのお客さんかと思ったんで。」

最初のは昨日の桜美林大学で、次のは今日、桜美林大学に行くべく乗ったタクシーで。
二度あることは三度ある。三度目は、あちらだけでなくこちらも間違えました。

「加藤さん、ほら、会ったことあるでしょ?」と神戸のO先生が男性を連れてきた。
「あ、大阪でお目にかかったんですよね?」と私。
「え、大阪では会ってませんけど。でも、本送っときましたから。」とその人。
「え?本?何のですか?」
「え?××さんでしょ?」とその人、私の顔見て知らない人の名前を。
「いえ、違いますけど。」
「え?あ、勘違い、××さんかと・・・。でも、私、会ったことありますよ。」と私の顔見て。
「え?どこで?大阪じゃなくて?」
「去年、代々木のオリンピックセンターで。」
「ああ!」と私。やっと思い出した。大阪で会った人とは全然違う人だった。

つまらない話にお付き合いいただき恐縮です。
しかし、たて続けに他人に間違えられる私は何なんだろう。
私の実体は何なんだろう、実体あるんだろうかと考えさせられた週末の二日間でした。
(で、日本語教育学会、どうだったの?・・・でしょうが、とりあえずここまでで。)

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