「なにげに」の正しい意味と使い方
本当によく耳にしますが、私は使いません。
なぜかと言うと、意味と使い方がよくわからないからです。
ある人に聞くと、「なにげなく」とだいたい同じだと言います。
けれど、そうばかりではないことは、聞いていてわかります。
(最近専らこればかり…の)goo辞書にも、【新語】として、
(1)何気なく(特に深い意図もなく)。なんとなく。
(2)実は。意外と。
(3)気が付くと。知らぬ間に。さりげなく(それらしい様子を感じさせずに)。
と、3つの意味が出ています。
(2)と(3)は、「なにげなく」には置き換えられませんよね。
意味はわかるけれど、使わない言葉。
つまり、理解語彙ではあるけれど、使用語彙ではない言葉。
(20秒ほど考えて、頭に浮かんだ言葉です。)
「さくさく」「きもい」「うざい」「超」…といった若者言葉の類。
「かたす」「ほおる」(共に片付けるの意)、「めっちゃ」など、
おそらく地方の言葉と思われる言葉の類。
それと難しい漢語や専門用語の一部も、意味はわかるけれど使わない。
ちょっと違うかもしれませんが、
「アキバ」「ババ」「ブクロ」といった地名の短縮形も。
以上、
「理解語彙と使用語彙なるものについて分かり易くご説明を」という
リクエスト(コメント)があったので、書きました。
全然わかりやすい説明になっていませんが、
こういうのも、ちゃんと調べたらおもしろいかもしれませんね。
最後に、
理解できないから使わない、理解できるから使うは当然あるけれど、
“理解できないけれど使っている”言葉ってあるかなぁと考えてみました。
カタカナ語(の一部)。なんとなく使っているのだけれど、
意味は何?と聞かれたら答えられないかもしれない言葉、
結構あるような気がします。
それこそ、「なにげに」使ってしまっているのかも。
コメント
分かりました。
理解語彙と使用語彙という言葉自体が初耳でしたが、理解しました。
玉家も心がけたいと思います。が、その内に「なにげに」使ってしまう不安あり。
詩人佐藤春夫が「着れる」に失望し「着られる」はどこに行ったと嘆いていたのを読んだことがありますが、現代人ももう少し使用言語に神経を使う必要があるでしょうね。
Posted by: 玉家 | 2008年04月09日 10:14
玉家様、
見れる、食べれるの類、いわゆる「ら抜き言葉」、
かつては、絶対に許せない!と思っておりました。
それが、最近ではNHKのアナウンサーまでもが使っているのを聞き、
言葉は生きているもの、これもいたしかたない時代の変化かと、
諦めの気持ちで容認しています。
もちろん今も私は絶対に使いませんが。
ところが、
着れると、来れる。これは私が生まれ育った地方では使うのです。
なんと自分勝手な…というように聞こえるかもしれませんが、
それが方言というもの。とは思いませぬか?
Posted by: skato~玉家さんへ | 2008年04月09日 23:58
方言は何でもありでしょう。
我南紀では片づけることを「なおす」といいます。
Posted by: 玉家 | 2008年04月10日 12:39
玉家様、
我が故郷では、片づけるは片づけるです。
で、思い出しましたが、新卒後に就職した先の直属の課長は「ほかす」と言いました。
前後の文脈から、片づけるという意味であることはわかりました。
Posted by: skato~玉家さんへ | 2008年04月10日 23:59