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描くことが生きること

20年前の今日は、今日のような、春のような陽気の日ではなく、
前の日に降った雪が、庭や木の枝にたくさん残る寒い日でした。

昨日とその少し前に、同じ番組を続けて二回見ました。多分、本放送と再放送。
NHKの「日曜美術館」という番組の、三橋節子の特集です。
がんで利き腕を失いながらも、絵筆を左手に持ち替えて描き続けた日本画家、
1975年に35歳の若さで亡くなりました。
番組の中で、同じく日本画家であるご主人が、
「彼女にとって、描くことが生きることだった」と言っていたのが、心に残っています。

生まれてきてしまったから、しょうがなく生きているのではなく、
せっかく生まれてきたのだから、ちゃんと生きなくちゃなぁと思っているので、
そういう台詞を聞くと、ああ、私の生きることは何なんだろうと、
ずんとそれが澱のように心に残って、何となくずっと考えています。

あのぉ、今日は父が逝って20年目の日で、それでこんなことを書いてみました。
「一度しかない一生」と、いつも言っていたので。

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