表現する時の視点
新宿と信濃町で偶然、二つの「KEEP OUT」を見ました。
工事中の駅のホームと、ビルの駐車場にあった看板。
意味は両方とも「立ち入り禁止」です。
「立ち入り禁止」と「KEEP OUT」、
同じことを言おうとしているのに、それを言い表す時の視点が違います。
入っちゃダメという方向からいつも考えている日本語人の私にとって、
外にいることをキープせよ(?)という英語人の表現に、改めてちょっと違和感を覚え、
ああ、ここに、我々に考えさせる何かがあるなと思いました。
すでに一つの言葉(母語)を身につけている人が、
次の外国語を学ぶ時には、意識的な思考の転換が必要なのですよね。
二つめ以降の言語を教える私たちは、
ただ「子どもが言葉を覚えた時のように」では無理がある・・・
二つのKEEP OUTに遭遇して思いました。