末乃さん
①ワヤン、②マデまたはカデ、③ニョマンまたはコマン、④クトゥ。
インドネシアはバリ島の人々の名前です。
①から順に第一子、第二子・・・。これ、きまりです、男女とも。
カースト制度の中のごく一部の、称号を持つ階級以外の人たちが全部ですから、
この名前の人々がたくさんいるということになります。
ちなみに第五子、⑤番めの子供の名前はまた最初のワヤンに戻るそうです。
日本だったら、 太郎、次郎、もしくは一郎、二郎、三郎なのでしょうか。
けれど最近は漢字が読めないようなハイカラな名前の子どもが
ほんとに多いので、ほとんどお見かけしませんね。
唯一、太郎さんだけは同世代の人にも、その子供たちにも何人かいます。
男らしいかっこいい名前なんでしょうね、きっと。
女の子はどうなのでしょう。 最初の子だったら一子とか初子とか?
学生時代の友達に、末乃(すえの)さんという名前のお母さんを持つ人がいます。
素敵な名前だと思ったのですが、なんでも兄姉がたくさんいて、
もうこれが最後と、末乃という名前をつけられたと聞きました。
最後と言われてもご本人は困ったでしょうが、
実際、末乃お母さんの下に末子さんという妹さんがいるというのを当時聞いて、
申し訳ないけれど笑ってしまいました。
今年、その友達からきた年賀状に
「母も八十二才になり介護の日々です」とありました。
私たちもそういう年齢なのだなぁと改めて思いました。
考えてみれば、もう四半世紀以上もお目にかかっていない末乃お母さんです。