2005年12月
・12月26日(月)・・・・・
クリスマスも終わり、インターカルトも冬休みに入りました。K日本語スクールのYさんとお昼ご飯を食べるために新大久保まで行きました。確固たる信念、社会を見る目という面からいうと、かなり遅れをとっているものの、年齢、性別、立場、すべてが似通っていて、何でもわかり合えるような気がして心和むひと時でした。その後、地球人ネットワークを創るA社へ。来年の話、日本語教師の将来について熱く語って(!)帰ってきました。これで今年の私のお仕事はおしまい、このコラムもここまでとさせていただきます。一年間、どうもありがとうございました。来年も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
・12月23日(金)・・・・・
今日は天皇誕生日で祝日。けれどインターカルトは全員出勤で午後から大掃除。これで本年の仕事納めです。午前中、1993年から4年ほど受注していた韓国の企業S社の研修院から主任のK先生が担当の課長さんがいらっしゃいました。K先生はインターカルト養成の修了生、かつて15人ほど送ったS社への派遣教師第1号で、唯一そのままS社に残っている人です(ちなみに第2号は信濃町校のN先生)。2006年に向けての新しい何かの幕開け・・・かもしれません。何であれ、修了生とはありがたいものです。修了生といえば、11日にここに書いた中国を中心に活躍する老年修了生集団「老酒会」も、メンバーをさらに増やして盛んに情報交換をしていらっしゃいます。旧正月に一時帰国するメンバーが信濃町に集結するようです。
・12月21日(水)・・・・・
養成長期コースの1期生、かつて台湾事務所に併設されていた学校で教え、インターカルトの専任教師を務めていた館下久美子さんが旅立たれました。このコラムにもD先生として登場し、それを見るとメールを送ってきてくれました。・・・・・・。心から心からご冥福をお祈りします。
・12月19日(月)・・・・・
今日から三日間、タイの提携校の先生たちが当校で研修です。東南アジア便の常で、早朝に成田着、そのまま学校にいらっしゃいました。気温差は30℃くらいあるのではないかと思いましたが、私のほうが寒い寒いを連発。彼女たちの肌にはまだタイの熱気が残っていたのかも。これから寒さが体にしみ込んでいくと思うので、どうか風邪をひきませんように。
さて、私。その研修のオープニングだけして外出。知る人ぞ知る、オタクの皆さまの世界では神とも仰がれる岡田斗司夫さんと面会。1月7日に行われる「サブカルチャーと日本語教育の接点を探る」というフォーラムの打ち合わせでした。私にとってはお話のすべてが新鮮。そして反省。ダメですね、もっと“日本の今”を知らなくては。終了後、日振協東京地区評議員主催「アバター説明会」。その後、「情報交換会」。私の理解を超えること満載の代々木オリンピックセンターでの午後でした。
・12月18日(日)・・・・・
私が今使っている携帯はこれ、DoCoMoのM1000という名前のものです。いやぁ、もう大変。使い方がとても難しく、まだ60%くらいしか使いこなしていないのではないかと思います。海外でそのまま使えるというのに魅かれて、発売直後に買いました。7月の、あの東京で地震のあった日にです(電車が止まって新宿で足止めを食い、時間潰しのために行ったビックカメラに在庫がなく、悔しくてさくらやまで行って購入・・・)。それで、この携帯、最近メールの自動受信ができなくなり、電話相談では埒が明かず、今日DoCoMoショップに行ったところ、本体故障とのこと。無料で交換してもらいました。本当に、この携帯、買ってよかったんだか悪かったんだか。というのも、“海外で使える”はいいのですが、私用の旅行の時にもバンバン仕事メールがきてしまいました。次の時はオフにして出かけます。
さて、今日はジャカルタはJCCの甲斐切S子さんと会いました。「JCC実践インドネシア語」というオリジナルのテキストをいただきました。JCCでは日本語だけではなくインドネシア語も教えています。これからも切磋琢磨していきたい学校、そしてS子さんです。
・12月16日(金)・・・・・
「上手な先生の授業は、するするするって入ってくるんですよねえ」。今日、ソウルの大学で韓国語を勉強している元養成の学生Kさんが言っていました。教師の良し悪しを見抜くのに、教師の勉強をしたことは大きく役立っているようでした。けれど、勉強していない人にもわかるのだと言っていました。昨日、台湾の大学で中国語を勉強している元インターカルトTさんも言っていました。「俺、教えることはド素人だけどさあ、あ、この先生うまいなとか、下手だなっていうの、わかっちゃうんだよね」。そうですね。日本語を勉強している学生もわかっちゃってるんですよね。「絶対わかってますよー」とKさんが言っていました。こわっ。
さてさて、(毎日同じ台詞ですが)寒いですねえ。今朝、ジーンズの上にウールのスカートをはいてる女の子を見かけたのですが、本当に暖かそうでした。ずいぶん前に、ここで「スカート・オン・パンツ」を批判しましたが、いいかな?と思えてきました。でも、若くないとできないんですよね、あの格好は。ただのだらしない寒がりのオバサンになってしまうので。明日、この冬一番の寒気が日本列島に流れ込むそうです。ぶるっ。
・12月15日(木)・・・・・
「東京ディズニーランドに入って、すぐにあるショッピングモールを進んでいくと、正面にシンデレラ城が見えますよね。あれが非常に遠く感じるのは、モールとシンデレラ城の間にあるショッピングモールのメインストリートの建物が、実は手前の入口近くの方が高くて、奥に行くにつれて低く造られているからです」(『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』大塚英志(角川書店))。つまり実際の遠近が強調されるように設計されているからだそうです。知ってました?私はノー。こういう発想や企画ができるようになりたいと思いながら読みました。・・・ほんと、寒いですね。毎日。
・12月13日(火)・・・・・
今日インタビューを受けた信濃町校の中級クラスは、奇しくも彼らが初級だった時にもインタビューを受けたクラスでした。入学後数週間の時に比べたら格段に日本語が上達した彼らから、いろいろ質問されました。でも、「趣味は何ですか」、これだけは困りますね。趣味のない人間なので。どうでもいい相手には「旅行と読書」などと口からでまかせを言いますが、学生たちには嘘はつけず、正直に「趣味がない」と言ったら、インタビュアーの女の子二人も「実は私たちも」と言っていました。一見答えやすそうに思えるけれど、実は答えに窮する質問、そんな質問はクラスでしないようにしたいものです。本当に話したい話題、自分自身の言葉で答えられる質問、そんな教室を作りたいけれど、言うは易し、行うは難し。さて、彼らの質問、趣味以外は私が喋りたいことを聞いてくれて、後で聞いたら他のグループよりもかなり時間オーバーだったみたいです。記事は数日後に壁新聞になって現れます。
・12月12日(月)・・・・・
12月12日、いちに、いちに、ですね。今朝、高円寺校に行ったら、元気な先生たちに元気に声をかけられ、学生たちも元気に「おはようございます!」と通学してきて、なかなかいいカンジの一週間の始まりでした。皆さんのお話によると、昨日の夜、雪が降ったとか。全然知りませんでした。日本中が冷え込んでいるようですね。香港での勤務を終えた日原先生が、台湾事務所で数日間お仕事をして帰国しました。今、実家のある北海道に一時帰省しています。少し遅れて香港に行った名藤先生も今週末で勤務終了です。二人ともお疲れ様でした。残るは於本先生と辻本先生。引き続きよろしくお願いします。今日は代々木のオリンピックセンターで、入管の取次申請者講習会がありました。その後、東京地区の評議員が集まっての連絡会。話しても話しても、明るい話はほとんどなし。日本語学校もこれから本格的な冬に突入かもしれません。しかし、我らはそこで暗くならずに、いちに、いちにと粛々といきましょう。皆様、どうぞよろしく。
・12月11日(日)・・・・・
シニアとシルバーは同意義で使われているのだろうかと、ふと思いました。コンサイスカタカナ語辞典によると、「シニア」は、「年長(者)、上級(者)、先輩」。「シルバー(エージ」)は、「髪の毛の白い層、高年齢、老年層」。髪の毛の白い層っていうのがいいですね。とすると、私もシルバーに片足突っ込んでるってことになります。シニアで言うと、JICAの青年ボランティアの補完研修をしているのですが、以前、「私もこのプログラムで南米に行きたい」と担当の人に話したら、ご親切にシニアボランティアの資料が一式送られてきたということがありました。(送ってきたのは養成修了生の貴女、Hさん)。ところで、最近、中国大陸で日本語教師をしている養成修了のシニア、いや、堂々シルバーの皆さんの連絡網ができたというお知らせがありました。その名を「老酒会」。名前の由来は、1.全員、ロートルである。2.中国語では老は尊敬の意味がある。3.中国(チュウゴクのチュウと、ラオチュウのチュウを兼ねた)。現在、会員は7名。私も負けちゃあいられません。来週から心機一転、一丁やります。以上、有言実行の私より。
・12月10日(土)・・・・・
本日版朝日新聞「be on Saturday」。“すぐに直してもらいたいと思う言葉遣いは?”―「私ってすごく忘れっぽい人じゃないですか」「千円からお預かりします」「私的には」「コーヒーのほうをお持ちしました」「ご注文は以上でよろしかったでしょうか」・・・(中略)・・・「歌わさせていただきます」「これってどうよ」「ご負担いただくようなかたちになっております」「一緒にやろうよ、みたいな話だった」「すごいおいしい」。30から60歳までの人2800人に聞いたアンケート結果が載っていました。立場上、すべてに眉をしかめるっていうのが筋なのでしょうが、後ろの二つ、「~みたいな」「すごい~」はかなり頻繁に使っているように思います。「そもそも正しい日本語とは」「言葉は変わっていくもので、正しくない日本語がそのうち正しくなる」という疑問、ご意見もあるでしょうが、とりあえずは反省しておくべきなのでしょうねえ、日本語教師的には。はは、~的、これは間違っても絶対使っていません。
・12月8日(木)・・・・・
「着ぶくれと思われる混雑で電車が遅れております」とアナウンスがありました。今朝のKO線でのこと。その車掌さんのオリジナルの台詞ですよね、きっと。ちょっと変な日本語ですが。なんだか気が重いことの多い年の瀬なのですが、こういうことでほっと癒されます。最近、「師」の部分はかなりサボっている私なのに、「師走」を地でいってます。一日24時間では時間が足りません。インターカルトは年末23日までで本年の業務終了となるため、なおさらのこと。時間がない!
・12月6日(火)・・・・・
昨日、今日の広島でのトップセミナー終了。この会議は年上の偉い人ばっかりなので、それだけでもなかなか・・・ですね。ま、いろいろ。夜11時過ぎに帰宅しました。昨日は、朝起きたら雪。私の今年の初雪は広島でとなりました。
・12月4日(日)・・・・・
飛行時間1時間半、気温2℃、雨の広島着。午前11時半ごろ、空港からバスに乗って40分、広島駅の二階にお好み焼き屋さんが十何軒並んでいたのですが、本当に不思議な光景でした。お客さんが一人もいないお店が数軒、狭い通路にまで行列を作っているお店が数軒。これ、味の違いなんですよね。お客がたくさんいる方、安いとかオマケがつくとか、そういうことではないんですよね。やっぱり、プロは味で勝負ですよね、絶対。
・12月3日(土)・・・・・
日振協トップセミナーのため、明日から広島へ行きます。学生たちは日本語能力試験。人事を尽くして天命を待つ。今晩は早く寝てください。
・12月2日(金)・・・・・
今日も仕事後はエンターテイメント・タイム。先月、公開講座で講師をしてくださった越川大介さん率いるD.K HOLLYWOODのステージ"We are The Sperm Cells"を見てきました。何かに燃えている人は熱く眩しいです。 本当に心打たれた時は、多くを語らない、語れないものなのですよね。だから、語りません。ありがとうございました!っていう気持ちです。体力勝負の今回の舞台、越川さんも外谷さんも皆さんも、万全の体調で千秋楽まで泳ぎ続けてください。
・12月1日(木)・・・・・
仕事後、エンターテイメントショーを見に行きました。その名はカニクラブ、インプロというものです。インプロとは、「インプロヴィゼーション(improvisation=即興)」の略語で、「その瞬間のできごとに即興で対応しながら作り上げられていくエンタテイメント」。 私たちのここのところのキーワードが“パフォーマンス”なので、その一環で養成スタッフのKさんと行ってみました。今日は、「見る会」だったのですが、普通は「する会」であるようで、同じアホなら踊らにゃ損損!って感じでした。うーん、今までに体験したことのない、なんとも不思議な時間と空間とそこに集まる人々でした。が、何であれ、日本語教師の訓練の一つに使ったらいいなと思えるものでした。