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2005年1月

・1月31日(月)・・・・・
 仮ギブスから正式ギブスになり、膝から下がカチカチになりました。行っている病院の整形外科の看護婦、いえ看護師さん、この間から誰かに似ていると思っていたのですが、わかりました。日本語教育学会会長、東京女子大学教授の西原鈴子先生でした。写真は、ウズベギスタンの雪だるま。5ヶ月前からフェルガナ国立大学日本文化センターに勤務する、元非常勤教師の三谷佳子さんから送られてきました。ちょっとウエストがくびれていて、雪だるまも所変われば・・・なのでしょうか。まだまだ寒そう。東京もまだまだですね。ギブスの先からのぞいた足の指にあたった風が冷たいです。

 
・1月29日(土)・・・・・
 昔は、初級の導入の絵を一枚一枚描き、言葉の一つ一つを辞書で調べ・・・すべて自分で作っていた授業の教材ですが、最近は本当に便利なものがあります。『みんなの教材サイト』と『リーディングチュウ太」』の中の「チュウ太の道具箱」というサイトがお勧めです。そして今日また便利なのを発見しました、『ひらひらのひらがなめがね』。今日は日本語教員養成研究所の研究発表会でしたが、慣れない杖では代々木まで行けず、家でパソコンの前に座っていろいろ検索していました。皆様、ご迷惑をおかけしてすみません。

 
・1月28日(金)・・・・・
 ただ道を歩いていて足を捻り、その瞬間パキッという音が聞こえました。昨日の朝の私です。突然、ギブスに松葉杖姿になってしまいました。
 
・1月26日(水)・・・・・
 信濃町駅構内のTM銀行のキャッシュディスペンサーは機械が二台。今日、そのガラス張りの狭い個室の中で画面に指を置いて暗証番号を押そうとしたところに、もう一台の機械を使いにおじさんとおばさんが二人で入ってきました。脇や後ろから暗証番号を盗み見て銀行口座から預金を引き出すという犯罪多発の今、この二人はただの夫婦仲良しなのか、それとも私のお金を狙う男女二人組なのかとしばし考え、暗証番号4桁のところ何回かフェイントで画面を叩いたりとばかばかしいことをしてしまいました。「人を見たら泥棒と思え」の実践版、寂しい世の中になりました。

 
・1月25日(火)・・・・・
 今朝、「カーボンコピーってどうやってやるの」とY局長が私の後ろで誰かに。「カーボン紙はさむんじゃないの」と思いながら振り返ったらパソコンのメール画面のCCのところでカーソルがちこちこしていました。へええ、「CC」って「carbon copy」の略なんだ。最近は略語が多くて、しかも元の言葉を聞いてもよくわからないことが多いので、知ろうとも思わず今日の発見と相成りました。しっかし今までCC使っていなかった氏もご立派。それでいながらカーボンコピーだなんて尊敬。

 
・1月24日(月)・・・・・
 寒くない国の人々にとって「寒いこと」は一種の憧れのようで、かつて住んだことのあるインドネシアやマレーシアでも、ちょっと涼しいだけで革ジャンに毛糸のマフラーと真冬のような格好をしている人々をよく目にしました。香港赴任中の日原さんが言うにはそれは彼の地も同様だそうで、暖かい今の季節に彼の故郷北海道の真冬の寒さにでも通用するようなNORTH FACEのダウンジャケットを皆で着ているそうです。・・・NORTH FACEのダウンジャケットと言われても私にはよくわからないんですけどね。台湾短期遊学コース、22名で今日無事スタートしました。こんなに寒い日本なのに台湾の方がもっと寒いと皆で口を揃えて言っていました。どういうことかというと、暖房のない台湾より暖房のある日本の方が部屋の中が暖かいということのようです。
 
・1月21日(金)・・・・・
 これから暖かくなっていくんでしょうね。嬉しい。・・・と能天気に昨日書きましたが、今日は昨日よりさらに寒い一日でした。なのに信濃町校の先生二人、後藤さんと佐々木さんはなぜか夏の暑い時でもめったに履かないスカート姿でした。風邪ひかないでくださいね。信濃町校で開講する台湾短期遊学コースの学生たちが明後日やってきますので。
 
・1月20日(木)・・・・・
 平成14年度に新宿日本語学校・カイ日本語スクール・インターカルト日本語学校の三校でした共同研究『日本語学校における教員養成の実践力とは何か~未経験者に求められる基礎的実践力を探る~』が時々どこかで話題になるらしく、時々「その報告書がほしいのだけれど」という問い合わせがあります。今年の初めにも希望があったのですが手持ちがなくなっていたため、午後高円寺から信濃町に移動する途中、カイに寄って在庫を少し分けてもらいました。山本さんには今年初めて会いました。中村さんにも。その他皆さんに声をかけていただきました。今年もいい関係の始まりです。今日は大寒、私が起きる時間の空はこんな感じです。これからもっともっと日が長くなり、暖かくなっていくんでしょうね。嬉しい。
 
・1月18日(火)・・・・・
 基調講演は「中南米日系社会の日本語教育」、シンポジウムは「中級の表現指導を考える」、研究発表は「韓国人が日本人によく聞く100の質問」、「トルコ語の「bu,su,o」と日本語の「コ・ソ・ア」。インターカルト日本語学校日本語教員養成研究所の、修了生たちによる、日本語教育関係者及び日本語と言語全般に興味のある人のための研究発表会は1月29日(土)です。どうぞ皆様、東京は代々木の国立オリンピック記念青少年総合センター、センター棟416まで足をお運びくださいませ、足代は出ませんが。

 
・1月17日(月)・・・・・
 今、後悔していることがあります。それはこの写真。一週間ほど前、信濃町校を出て少しのところで後ろから来た先生に声をかけられ、彼が今学期チャレンジしている授業の話を聞きながら信濃町駅まで歩きました。そして駅の手前の千日坂で見上げた駅ビルのガラス窓。あ、これをカメラに収めたい、でもOさんの話おもしろい、でもでもでも・・・と思っている間に駅に着き、そのまま来た電車に乗りました。あれから何回か昼間の時間帯にそこを通ってはビルを見上げましたが、白い雲を散りばめたあの日の壁一面の真っ青な大空はありませんでした。これは今日写しました。が、やっぱり違う。逃がした魚は大きいか。けれど今まで一度もじっくりと話したことのなかったOさんとの時間も貴重でした。二兎を追って一兎を得たということで、まぁよしとしましょう。

 
・1月14日(金)・・・・・
 12日に、私の額に開花相が出ていると言われたと書きましたが、開花相っていい意味のようですよね、よくはわかりませんが。・・・なんとなくそんな気持ちにさせてくれる会が昨日の晩ありました。私のいる業界からちょっと離れたところで生きる人たちと一緒だったのですが、私たちが生きていくヒントが見えたような・・・。それがいつか形を成してブーメランのように戻ってくるかも。いや、戻ってきますように。いやいや、戻ってくるようにしようと思います。「僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる」ですよね、高村光太郎様。

 
・1月13日(木)・・・・・
 今年から始まった「外国人のための日本語教師養成コース」を私も担当しています。学生と向かい合っている時間は理屈抜きで楽しくやりがいを感じます。そうそう、12月の初めに香港勤務を終えて帰任した佐々木さんの香港滞在記最終版が掲載されています。毎回楽しみにしていたので、これが最後かと思うととても残念。形を変えて再登場してもらいましょうね。お疲れ様でした。
 
・1月12日(水)・・・・・
 先週の土曜日、全養協フォーラムのあった代々木オリンピックセンターの食堂で、じいっと私を見つめていた人に「パラリンピックの方ですか」と声をかけられました。違います。昨日の朝、信濃町の千日谷の坂で、微笑みをたたえた目で私を見ながら上ってきた人に「おはようございます」と挨拶されました。人違いです。昨日の夜、府中駅構内をぼおっと歩いていたら、すれ違った人にいきなり肩をたたかれ「額にカイカソウが出ていますが、手のひらには十文字があるんじゃないかと思って」と呼び止められました。結構です。日野で人相手相の勉強をしている人だそうで、カイカソウの漢字は開花相だと言っていましたが、手のひらは見せずに振り切りました。鏡で見ない限り自分ではわからないのですが、私は一体どんな顔を世間にさらしているのだろうかと思いました。今日は、高円寺校で「顔にツカレって書いてある」と言われてしまいました。まだまだ修行が足りません。・・・が、ちょっと気になる開花相。

 
・1月8日(土)・・・・・
 テーマは「開かれた社会と日本語教育」、第3回全養協フォーラムでした。今日の収穫は、視野を広げて見てみれば日本語教育自体は決して暗い状況ではない、いや、手つかずの可能性を秘めていると気づいたこと。けれど、遠くまでハンマーを飛ばしたいと思ったら軸足をきちっと大地につけていなければならないというのもまた然り。そうそう、これからの日本語教師に必要なのは政治力で、今何をするべきかを構想、企画、実施できる能力だそうです。今の時代、何であってもこれができるというだけでは通用しないのですね。写真は、共に運営スタッフをしてくれたインターカルトの三人組です。

 
・1月7日(金)・・・・・
 今年いただいた日本語学校各校からの年賀状の文面からは、一様に非常に厳しいものが感じられました。建築家の安藤忠雄さんという人にインタビューした記事(今朝の朝日新聞朝刊)に「組織の思考停止は、責任放棄につながります」とありました。「大切なのは、国や自治体にばかり変革を期待してはいけないということです」とも、「自らが意識改革し、責任ある個人として立ち上がらなければなりません」とも。別に日本語学校について書かれた記事ではなかったのですが、警鐘のようにも思えました。今年は真価を問われる年だと思っています。鶏口となるも牛後となるなかれ。

 
・1月6日(木)・・・・・
 今日の不思議。中国で人口13億人目に当たる男の子が誕生したそうです。あの広い中国では今も今も今もあちこちでどんどん赤ちゃんが生まれているでしょうに、どうしてその子を“13億人目の国民と認定”できたのでしょう。それも生まれる前から。赤ちゃんが生まれてお医者さんが取り上げる瞬間をカメラが映してそれをテレビで流しているんですよ。asahi.comに「予想のプロセス」と題する人民日報の文が掲載されていましたが、私の疑問の答えにはなっていません。どなたか知っていたら教えてください。
 さてインターカルトは今日から授業が始まり、信濃町校も高円寺校も新年の挨拶を交わす声で一日中にぎやかでした。津波の被害を受けた国の日本語学校の学生たちも皆元気に戻ってきました。ただ知り合いが被害に遭ったために現場まで行き惨状を目の当たりにしてきた人がいるという話は聞きましたが。高円寺校では「外国人のための日本語教師養成コース」が始まりました。日本語教員養成研究所の今年最初の授業は「オーストラリアの日本語教育事情」、パースの小学校で日本語を教えるアイリーン先生が特別講義をしてくださいました。


 
・1月4日(火)・・・・・
 津波の被害は報道されている数字を大きく超えることになるようです。私のまわりでさえ、スリランカから無事戻ってきたご夫婦とか、旅行中に難に遭い生存者名簿に名前がないという方のお身内とか、三が日を過ぎてからいろいろ耳に入ってきています。明日は仕事始め、授業は明後日からで学生たちが戻ってきます。スリランカやタイの学生たちもいます。彼ら自身が大丈夫だということはわかっていますが、何か私たちにできることがあるでしょうか。明日皆と会ったら話してみます。まだ始まったばかりのこの新しい年が何事もなく無事に過ぎてくれることを心から祈ります。・・・私は昨日、日本に帰ってきました。


 
・1月2日(日)・・・・・
 Oさん、Tさん、インターカルトの経営を担った私の前の人とその前の人です。この方たちがプロ野球の野村監督と一緒に初夢に出てきました。何てこった!野村監督に怒鳴られたところで目が覚めました。ほんとに何てこった!

 
・1月1日(土)・・・・・
 あけましておめでとうございます。
 某空港の入国審査カウンターの前で新年を迎えました。寒さから逃れられるはずの亜熱帯気候と言われる地ですが、43年ぶりの寒波とかで首にぐるぐるマフラーを巻いた上に厚いコート着用という日本と何ら変わらない服装での2005年初日でした。思い通りにいかない時こそ毅然、泰然、悠然としていなさいという来たる年への教えと受け止めました。ここだ!という時には脱兎のごとく走り出すのは当然としても、いつもは亀のごとく・・・(兎と亀のお話の結末を思い出してみてもその方がいいですよね)。
 今年も徒然なるままに「こんにちは!加藤早苗です。」どうぞよろしくお願いいたします。


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