2004年8月
8月27日(金)
アテネでの日本は、個人はいい、けれどチームプレイには弱い。何でもそうですけれど、実力や特徴のある一つ一つを大きな一つにまとめるというのは難しいことだと思います。シンクロの井村監督のように、ハンドマイク片手に「こらー、何やってるー」は凄いと思いますが、私が選手の一人だったら早々に逃げ出していると思います。ああしないと勝ち抜いてはいけないのか、あれは一つの形なのか。
8月26日(木)
スーパーに行っても目当ての物をかごに入れてさっさとレジへ、じっくりと商品を眺めるなんていうことをしない毎日を送ってきたので、TOKYO-X(東京エックス)なる豚肉があるということを今日の新聞の折り込み広告を見るまで知りませんでした。英国バークシャーの「細かい筋繊維」、北京黒豚の「脂肪の旨み」、デュロックの「霜降り」を掛け合わせた「肉がお口の中で軽くほぐれしかもジューシーな霜降り肉」だそうです。フジテレビのSMAP×SMAPという料理番組で木村拓哉と香取慎吾が「TOKYO-Xのとんかつ」というのを作って大好評を得たのは2002年12月だとか。今までの生活スタイル、やっぱり改めようと思いました。
8月25日(水)
別の料理番組で立て続けに聞いたのですが、「沸騰すると火を止めます」、「煮立てば蓋をしてください」―これ、正しいですか。それぞれ「沸騰したら」、「煮立ったら」ですよね。仮定を表す「なら」「たら」「ば」「と」は、それを習う学生にとっても教える教師にとっても難しい表現ですが、料理番組に限らず、この手の変な言い方が横行しているのを最近よく耳にしたり目にしたりします。言葉は生きていて時代と共に変化するもの、であるとは思います。私は絶対に使わないけれど、地位を確立しつつある「ら抜き言葉」。NHKのオリンピック放送では「ら抜き」で話す選手の画面の下に「ら入り」の字幕を流しています。日本語はこれからどうなっていくんでしょうね。
8月24日(火)
「先生、超グッドニュースですよ!」。卒業生D君から、日本の永住権がとれたというメールが届きました。彼は10年前にインターカルトを卒業、大学に進学後、日本企業に就職しました。中華系のインドネシア人で、ひいお婆さんの祖国オランダの血も引いています。いつだったか、彼と「国」について話した時、中国にルーツがありながら中国に行ったこともなければ中国語も話せない、経済を担う層ではあっても子供の頃から国に愛着はなかった、さらにインドネシア政変時の中華系住民への暴行事件で「今はもう帰る気はありません」と言うのを聞いて、とてもとても複雑な気持ちになったのを覚えています。昨日自分で書いた、要は“がんばれニッポン”のような文章を何かが違うと思っていたのですが、彼のメールではっとさせられました。彼は心の底から喜んでいるようなのですが、「日本大好き!」というメールの文字が私には何となく悲しく感じられました。
8月23日(月)
オリンピックは、自分の「国」を意識させるものですね。今回の我が国は絶好調なので、いつも以上にそう感じています。皆様、長らくご無沙汰いたしました。オリンピック出場のためアテネへ行っていたわけではありません。
8月2日(月)
インターカルトのHP作成チームの伊東先生が、次は私の一日を追うページを作ろうかなと言っていました。そんなものいらないと思う方は早めに彼女にご連絡を。その企画、ボツになります。けれど、いずれにしてもそんなことを思いつかせてしまうということは、私の毎日は1ページくらいは埋めることができるくらいに何やかやがあるということなんだろうと思います。明日から夏休みです。仕事のことは忘れてのんびりします。しばらくこのページの更新もお休みしますのであしからず。ちょっとしたらまた働きバチになって現れます。
8月1日(日)
連続真夏日27日めだそうです。今日は9時半に昭和女子大に行くために6時半に起きました、日曜日なのに…。テレビをつけると♪新しい朝が来た、希望の朝だ…♪と懐かしい曲。「100万人ラジオ体操」というのをやっていました。同じことを淡々と十年一日のごとく、ラジオ体操は立派だと思いました。昭和女子大は日本語教育学会の実践研究フォーラムです。去年から委員をしているのですが、6年前には日振協の実践研究プロジェクトのメンバーでした。今日思ったことは、教育学会と日振協がもっと“協働”できればいい。もったいないと思いました。守るべきはラジオ体操、変えるべきは…、両方に足を突っ込んでいる人に課せられた使命なんですよね、きっと。