フィクションよりノンフィクションの方が好きだな、
と思うのは、そこに在るのが真実だから。でも、
エッセイの方がいいなと思うのは、リアルが過ぎないから。
今朝の日経新聞の記事の中に、茨木のり子さんの名前があり、
そういえば、前回書いた『浮浪雲』からの引用と同じように、
茨木のりこさんの詩もよくここに書いたなあと。
「自分の感受性くらい」。ここにも、ここにも、ここにも。
昨日の夕方、久しぶりに行った学校の帰り、
あ、やってると思って久しぶりに寄った新宿のお蕎麦屋さん。
午前中の出先からの移動でお昼ご飯を食べる時間がなく、
空腹とは無縁の在宅勤務生活に慣らされた胃袋が、
ど根性ガエルのTシャツのピョン吉のように、率先して店内に。
三組しかいないお客さんの一人の質問に答える店員さんの声で、
6月1日にお店を再開したことを知りました。
インターカルトの日本語教師養成講座、4月生たちは、
初日からzoomだったので、実習授業が始まった今週が初通学。
開講3ヵ月目にして初めて会う同期に歓声が上がり、
教室のテレビ越しに福島サテライトの同期たちとまた歓声を上げ。
オンラインも悪くない、と事務局のMs谷口は連日連発。
オンラインとオフライン、そのメリハリが一つのハーモニーに、
なのかもしれませんよね。
向田邦子と、山口瞳と、内田百閒。
エッセイスト、と呼んでいいのかどうかわからないけれど、
このお三方が好きです。