• 1311月

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    後ろを見るより前を見る方が好きなのだけれど、
    最近、過去をたどる機会がよくあります。
    昨日は、創立15年目から30年目まで校舎があった信濃町の明治記念館で。

    あまたの紆余曲折を経て今に至るインターカルトが、今在る所以の皆様。
    経営の継続を可能にしてくださった弁護士、公認会計士の先生方、
    教育の基盤を築いてくださった、恩師であり、上司であった先生方、
    創立18年目から35年目までのインターカルトの元株主の皆さんで、
    明治記念館は、毎年、株主総会をした思い出の場所です。
    またしても大きな転機に遭遇した2018年の締めくくりに、
    旧交を温める会を。

    創立何年目になになに、と語れる人、もうほぼいません。
    いつか私もお呼ばれしたいなと思いながら、あとしばらく前向きに、
    いつか来し方となる行く末づくりをしようと思った、
    創立41年目の昨日でした。

  • 1211月
    Categories: ことば Comments: 0

    この間の金沢で、いずれ恩師となる先生に紹介していただいた本。
    『翻訳できない世界のことば』エラ・フランシス・サンダース著。
    以下は、訳者の前田まゆみさんによる「はじめに」の一部です。
    ……………
    いま、わたしたちの世界は緊密につながり合っていて、
    じぶんの気持ちや、毎日がすばらしかったりつまらなかったり、
    といったことを伝える手段をいろいろ持っています。
    でも、コミュニケーションのスピードや頻度の高さは
    つねに誤解をうむ余地にもなり、
    わたしたちは今までになく、翻訳のなかで迷子になっています。
    頻繁にすばやくコミュニケーションをすることはできても、
    言葉の解釈や、そこにこめられた感情や要望などの
    理解のギャップをうめることは、そう簡単にはできないのです。
    ……………

    “ひとことでは訳せない、世界のユニークな単語たち”が計51個。
    たとえば「ポーレッグpalegg(aの上に⚪︎あり)」ノルウェー語。
    「パンにのせて食べるもの、何でも全部」を意味するそうです。
    じゃあ、同じくこの間の金沢で会ったご夫妻からいただいた、
    能登半島大脇昆布製の「トーストにかけて食べるこんぶ」も
    ノルウェーではポーレッグなのだなと。

    インドの西南部地方の言語、トゥル語の「カレル」は、
    「肌についた、締めつけるもののあと」、
    たとえば、ちょっときつい腕時計とか小さめの靴下のあとなど。

    これを読んで、我が故郷で言う「たごまる」を思い出しました。
    セーターの下に着ているシャツがずり上がって、腕のところで
    ぐしゃぐしゃっとまとまっている状態、「たごまってる」。

    一昨日の文化庁の委託事業、
    「「生活者としての外国人」のため日本語教師初任者研修」の
    初日の第一発目の私の講座中にこれを突然思い出して緊急脱線、
    この「たごまる」の話を“私の故郷 足利”の言葉としてしたら、
    「私のとこ岩手でも言いますよ!」と目の前の受講生の一人が。

    実家の家族や地元の友だちにしか通じないと思っていた感覚を、
    この岩手の人と共有できた!という感動。
    急いで調べたら、北海道弁、仙台弁、茨城弁と、出てくる出てくる。
    そうなのだぁ。日々是発見。

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    というように、土曜日の午前中は文化庁の講座(写真左下)を、
    目の前の受講生とWEBで参加している受講生両方に向けて。
    午後は香港に向けてのオンライン説明会を若者たちと(写真右上)。
    便利な世の中になりましたね。と書きながら、
    冒頭に引用した前田まゆみさんのことばがチラリと頭をよぎる。

    さらに、日曜日はAEONでのボランティア通訳ガイド養成講座で、
    十八番の異文化理解講座「外国人の「なぜ?」」。
    駅でユンケル黄帝液をぐびぐび飲んで臨みましたが^^
    反応のいい皆さんと、楽しく元気になれたひと時でした。

    ことばのあれこれを考えること、とても好きなので、
    この仕事やめられないなと思います。
    翻訳できない日本語を伝え、理解してもらうのも先生の仕事ですね。
    私はといえば、最近はもっぱら、
    日本を背負って「べき論」言うのが仕事のようになってますけど^^;

  • 0611月
    Categories: 海外, 雑感 Comments: 0

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    8年前の今頃の Lucca Comics & Games。
    トラの柄の着物着て、イタリアでこんなことしてたんですよね。

    これだ!と思ったら、迷わず突進。
    Luccaという街にイタリア中から30万人も集まる、
    50年以上続くヨーロッパ最古のイベント(…だそうです)に。
    日本のアニメの登場人物姿で闊歩する皆々皆々に、
    日本のサブカルチャーの威力を見た、最初の経験でした。

    これだ!と思ったら、迷わず突進。…の態勢は基本、今もですが、
    若干の思慮を持ち合わせた分、若干動きが鈍いかなと思う、
    平成最後の秋です。天高く馬肥えたくない秋。

    追記:
    着物の柄、トラではなくヒョウです、
    というご指摘をいただきました。失礼しました^^

  • 0311月

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    金沢から思い先行の加藤です。
    最近、そんな自分に辟易することしばしばだったのですが、
    一昨日の11月1日は溢れるほどの熱き思いを持つご夫妻と会って、
    喋って呑んで食べて、そんな溜飲が下がるようなひと時でした。

    思いは、熱いだけでなく、重いことが大事なんだとも。
    私たちを繋ぐ目に見える線は日本語教育なのだけれど、
    白石さん松田さんお二人がそれぞれ有するさらに広く深い世界と、
    日本語教育を含むそれらに寄り添いながら展開する生き方と
    重い思いが、私たちを繋ぐ、より太い線なんだろうなと思いました。

    ああ、いつから私はこんな思い持ちになったのでしょうね。
    この間、ひょんなことから、
    幼稚園時代の芋掘りの集合写真を見る機会があったのですが、
    みんな、にっこにっこ笑って写っている中で私だけ無表情。
    あの頃の私は、人前で笑わない、喋らないという典型的な内弁慶で、
    小学3年生のクラス替えを機に意を決して本来の私に変身した、
    というあたりから今の自分なんだと思います。

    金沢から東京に戻る北陸新幹線に乗っています。
    本来の金沢の目的でのあれこれはまた後で、改めて振り返ります。

  • 3110月

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    先週末の広島、今週初めの大阪日帰りの次は、
    金沢に泊まりで。Matcing HUB Kanazawa 2018、
    二日目のパネル展示を、他お二人と一緒にします。
    産学官連携ではなく、産学官金連携だそうです。+金!

    これからすぐにやってくる日本の超近未来において、
    日本語学校が人材育成の基盤である「教育」のコアになる。
    それが、語学スキルの教育を超えた日本語学校の新たな、
    というか、日本語学校だからこそ担える役割で、
    そのプラットフォームの絵を描き、実現に導くっていうのが、
    今の私の大〜きく強〜烈な興味関心です。

    …ってこんなことを勢い込んで語っては、
    どうしちゃったの?という顔をされること、しばしば。
    うーむ。

  • 2910月
    Categories: ことば Comments: 0

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    (2018/10新入生「先輩と話す会」)

    以前「スイスの上にある国」というような言い方をして、
    「北にある国と言って」と注意されたことがあります。

    今読んでいる『ことばと思考』という本によると、
    地球上には「前後左右」に相当することばが全くなく、
    全て「東西南北」で表す言語があるとあります。
    そこでは、私たちが「リモコンはテレビの左にある」と言うとき、
    「リモコンはテレビの西にある」と言うそうです。
    そしてまた「前後」はあるけれど「左右」はなく、
    さらに「東西南北」という絶対方位も用いない言語もあるとか。

    そうなのです。
    だから、日本語の授業で当たり前のように、
    「〜の前にいます」とか「〜の下にあります」とか言いながら、
    実は「???」って思っている学生もいるのかも。
    …という前提を疑う気持ち、何事においても大事ですよね。

    と打ちながら、今日は新幹線で大阪に向かっています。
    「東奔西走」というより「右往左往」です。なんだか私は。

  • 2610月

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    原宿に集ったり通ったりした経験がないので、
    特段懐かしいという気持ちは湧きませんでしたが、
    昨日、表参道での会の帰りに久しぶりに駅まで歩き、
    昔のままのような駅舎に、ほんのり郷愁が。

    台湾の夏季遊学コースから始まったサマーコースに
    「竹下通り散策」というのがあった、もう20年くらい前、
    今もそうであるように、
    ニックネームを持っている子たちがいたなと思い出した理由は、
    昨日のプロ野球のドラフト会議です。

    あゆみとか、りんごとか、雲とかの女の子に混じっていた、
    台湾男子、ノモ。
    最初、ノモって何?と思ったけれど、野茂英雄。
    大リーグに行ったばかりの頃だったような。
    アジアの少年たちにとってもヒーローだったのですよね。

    ドラフトは、見るたびに胸が痛みます。
    若い人たちが大人の社会から選ばれ、くじ引きで決まる。
    さらにその後、一位指名されても結果を出せなければ退場。
    忍びないです。そうやって人は大人になっていくのでしょうが。

    と打っている間に東京駅。これから広島に行きます。
    広島県で学ぶ大学生たちのための就職支援プログラム、
    担当しているeラーニングBJTコースのスクーリングです。
    今期最終回のため、本日、私の役目はご挨拶^^ 日帰りで。
    一泊して明日も講座をするのはMr 田中先生です。

  • 2410月

    2030年までに人手不足は600万人を超えると!
    今日も引き続き、今朝のニュースを受けて…の話題。

    ちょっと待って。
    それって、今の日本社会の形態が何も変わっていないことを前提とした計算。
    AIに仕事を奪われるんじゃないかと、皆で面白がって報道しているけれど、
    それ、表と裏の話ですよ。
    だったら奪われていいじゃないですか。人手が少なくて済むのだから。

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    日本はどこに向かっていくのか。
    2058年に1億人を切るという人口の、身丈に合ったシステムにして、
    こじんまりと存在していくのも一つの道。
    でも、もしグローバルにデカく、世界と肩を並べていきたいなら、
    それに合わせたシステムをちゃんと整えなくては。
    足りないから入れりゃあいいって、短絡的すぎる。頭悪すぎる。

    目先だけを見るために目はあるのではない。
    遠くの先の先まで見るためにこそ、目はあると思うのです。
    若者よ頑張れ。
    目の前の文字すら読むのが大変な老眼有者たちに任せていたらだめですよ。

    確実に冬に向かっていますね。
    うちのベランダから日が沈む方向に見える富士山の姿。薄ぼんやりと。

    (追記)
    TT様にご指摘いただきました。
    老眼は遠視でした^^;

  • 2310月

    学校の近くの商店街のピザ屋さんがこんなことに。
    いつも大体この系統の飾り付けだったと思うのだけれど、
    ハロウィン用? ハロウィンはカボチャだけ?

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    さてさて、今朝のニュースで、
    「これから、高度人材と、技能実習生に加えて、
    特定技能が新設されます」という説明の後、映像が流れました。

    どこかの工場で働く技能実習生の女性に記者がインタビュー。
    「まわりの人は親切ですか?」
    「ん?まわり? まわり? わからない!」
    そこにナレーション。
    「彼女はほとんど日本語ができません。」

    これね、「まわりの人」じゃなく、
    手振りでみんなを指しながら「みなさんは親切ですか?」と聞いたら
    わかったのではないか。「親切」は知っているらしかったので。

    次に社長が登場して、
    「気持ちさえ通じたら言葉なんてどうでもいいんですよ」と。
    彼女は仕事もでき、性格も良い、
    同僚の日本人の親切な対応で業務上の問題は生じていない、
    という話で、社長さん大満足の体でした。

    いや、違うでしょ。
    会社の業績上の問題はないでしょうけど、このままでいいの?
    一歩外に出たら日本語だけの世界。買い物するし、ご飯も食べる。
    日本語で意思疎通を図って、自立した生活ができるようにをさせて
    あげなくちゃダメでしょ。…彼女の側から、全然考えてない。

    最後に「日本語教育を含めた生活支援を義務づける」という、
    国の方針らしいナレーションが入ったけれど、
    それってそんな簡単なことじゃない。…ってわかってますかね。
    やるなら、ちゃんとやる!!

    と、頭から湯気が立った今朝でした。
    日本に来てよかったと思ってもらえる制度、
    来た人たちの未来につながるような制度にしなかったら、
    ほんとにもう、大変なことになりますよ。 ほんとに。

  • 2210月

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    毎週月曜日に届くホリエモンのメルマガ。
    今朝の「時事ネタオピニオン」というコーナーで
    ——-
    台湾の「誠品生活」が日本初進出
    2019年秋開業の「コレド室町テラス」で
    ——
    という記事を取り上げていました。
    誠品生活は台湾のおしゃれな書店として大成功、
    蔦屋書店のモデルだそうです。

    なぜ成功しているのか?について、ホリエモンは、
    「書店とは知的な人たちが集まる場所」と再定義して、
    ビジネスモデルも再定義したから…と。

    書店とは。
    前回「グローバル」の定義について書きましたが、
    しっかり定義することはとても重要。でも、
    現実にはしていないことが多い。だから道を見誤る。
    「知的な人たちが集まる場所」、胸に響きました。

    じゃあ、私たちは何。自分はどこに向かっていくのか。

    完全に余談ですが、もう一つ。
    響いた、というより、胸に突き刺さった言葉。
    ジュリーのドタキャンに対して、先輩の中尾ミエが、
    「意地があるならもっと痩せろ」と。
    これ、自己管理ができてないってことですよね。

    突き刺さりました。

    上の写真、さっき新宿駅東口から西口に抜ける通路で、
    「一般通路ですから立ち止まらないでください」と
    注意されながら。通路、ガラッガラだったのに。

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